発電機と組み合わせるメリット

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2021.09.13


DELTA Maxは2kWhの大容量でエクストラバッテリーを追加すれば最大6kWhまで拡張できる。ポータブル電源としては驚異的な容量だけど使い尽くせば空になる。

例えば家庭用の500L冷蔵庫をバックアップさせると24時間で3kWhぐらい必要(うちの冷蔵庫で実測)。6kWhに拡張してても48時間以上停電すれば冷蔵庫すら守れない。照明とか冷暖房とかTVとか他にも必要な電気製品を使おうとすると結局は1日もたない。数日とか1週間の単位で長期停電になった時には到底足りない。

長期停電では再充電が必須になる。ソーラーパネルで補充が定番だけどソーラー発電できるのは昼間だけで曇りや雨だとほとんど期待できない。不確定要素が大きい。そんな時に有効なのが小型発電機との組み合わせ。

うちはポタ電が存在しない時代から停電対応を考えて900Wの小型発電機を装備してる。エンジンってのは非常にめんどうで、燃料管理やら始動して暖気して使える状態に準備するのに手間がかかる。停電したからといってサッと出してこれるモノでもない。おまけに負荷がなくてもアイドリングで燃料を消費するし非効率で音もうるさい。


でも、そんな発電機をDELTA Maxと組み合わせると魔法のように便利になる。停電したらサッと移動させてバックアップに使うのはポータブル電源が圧倒的に便利。短時間の停電ならそれだけで済む。長い時間停電になりそうな気配になったら、ゆっくりと発電機を準備する。

負荷が低いと無駄に燃料使ってしまう発電機だが、定格負荷が続く状態は最も燃費が良い。この発電機は定格負荷ならガソリン2.5Lで3.6kWhぐらいの電力を作り出せる(900W×4時間で2.5Lを消費)。その電力でDELTA Maxを充電すれば停電が続いても容量を確保し続けれる。


DELTA MaxのAC出力にうちの仕事環境をつないで動かしてみる。300W前後をバッテリーを使って出力してる。


この状態で発電機からのAC入力を入れるのだが、何も制限しないと1500Wの高速充電をやってしまう。900W発電機なのでDELTA Maxの充電Wを600Wに調整する。

DELTA Maxは、EPS(Emergency Power Supply)という機能でAC入力が入ると出力と入力が直結になる。使っている300Wは発電機から直接供給される。そして、それとは別にバッテリーへの高速充電が開始される。それが600W。発電機負荷は合計で900Wになる計算。


発電機のエンジンをかけて定格出力を想定した全開運転を開始。ほぼ計算通りで入力は897W、出力負荷は315W、差し引きの582Wで充電されていることになる。さすがに定格負荷では発電機は全開運転でうるさい。防音箱を作らんといかんな。

ガソリンがあれば長期停電でもDELTA Maxを空にすることなく使い続けられる。発電機を動かすのは充電してる間だけ。昼間にフル充電して夜は静かにバッテリー出力で乗り越えるという運用が可能。

注意点はAC入力が入ると出力と直結になるので、その間は900W以上の家電は一時的でも使えない。電子レンジとか大電力&短時間な家電を使うのは発電機入力が入ってない時に限定(バッテリー出力時なら2000Wのスペックで出力できる)。


そんな使い方も想定してるようで、EcoFlowは専用の発電機まで開発してる。MakuakeのDELTA Proのとこに載ってる。このスマート発電機はDELTA Maxにも対応してる。残量減ったら自動起動して1500Wの高速充電をやってくれる。ソーラー入力は別系統で入るので普段はソーラー発電で充電する構成で、天候不順が続いて残量確保できない時だけ自動で発電機充電ってことが可能。

おまけにこの発電機はIoT機材。クラウド経由でどこからでもリモート操作と監視ができる。IoTな発電機って世界初じゃないのか?

面白いモノ作るよなぁ。バッテリーを使い尽くしそうな時にどうするべきかちゃんと考えてわざわざ専用の発電機を開発するってセンスが素晴らしい。

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