100V出力で動かせる機材を検証

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2021.01.31

RIVER 600 PROの出力は600Wでサージは1200Wまで対応。でも、X-BoostをONにすると600W出力で1200W機材が動くことになってる。機材をごまかして能力低く動かすわけだが、使える意義は大きい。その実力を試す。


マキタのスライド丸ノコが平気で動く。ソフトスタートだからか回転スタートのサージをクリア。負荷かかったときのパワー感は落ちるものの普通に切れる。使用上の問題はない。かなりビックリ。


リョービもチェンソーも軽快に動く。スライド丸ノコと同様で負荷かかった時のパワー感は控えめ。でも普通に使うには問題ない。


電子レンジも動く。ただし、このレンジとは相性イマイチっぽい。出力が300〜600Wを行ったり来たりしてる。実力は400Wぐらいのレンジ相当。温まるまでに3倍ぐらい時間かかってる。でも使えるので大きな問題でもない。時間かければ弁当を温められる。

トースターは片方のヒーターならフルパワー。上下両方とも使うと半分の能力×2で動く感じ。両面焼きでは半分の能力だけど使えるからOK。


RIVER 600 PROの出力は最大で610Wあたり。

EcoFlowの宣伝としては、

「コンパクトなのに最大1200Wの出力」

って言ってるが、言い方がズルい。明らかに勘違いを狙ってる。一般人の感覚ではほぼウソに近い。

正しくは、

「瞬間的なサージは1200Wの出力」
「定格は600W出力」

一般人の感覚では定格が最大出力。家電の消費電力○○Wってのは定格で使う値。サージ出力の値など参考にならない。

RIVERがさらにややこしいのは、

X-Boostを使えば、

「1200Wの機材を600Wの能力で動かせる」

あくまでも600Wの能力で無理やり動かすだけ。なので、、、

「1200Wの機材を1200Wの能力では動かせない」

ここ、勘違いしないように。1200Wでないと意味がない家電は運用できない。600W以上の電力を前提に制御してる家電も正しく動かない。当たり前の話である。エネルギーが増えたりはしない。600Wはどういじっても600Wのエネルギー。

X-Boostの考え方は悪くない。その最大の恩恵は本体サイズと重量。小さく軽いことが必須ならX-Boostは絶大な恩恵がある。このサイズでは動かせないはずの家電を能力低いながらも動かせる。そこに価値を感じると代わりはない。

でも、逆に言えば大きく重くてもいいならRIVERの優位性はない。しっかりと定格で1200Wが出る電源の方がいい。1200W機材を1200Wで動かせる。その方が恩恵大きい。

その選択はユーザーがすればいい。売る側は勘違いを誘発するような宣伝文句はやめるべき。そのズルさが不信感につながる。せっかくの優位性を潰しかねない。

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