キャンピングトレーラー大規模リフォーム

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対処療法的な修理と小さな改造でしばらく使ったものの、長期間使い続けられる様にするには根本的な修理と大幅な改造が必要という結論に達し、2007年後半から思い切って大規模リフォームしました。
2007後半〜2009年半ばまでやったリフォーム作業のダイジェストです。

各改造の詳細は、Trailerのページにあります。
そこそこ実用には耐えるものの、根本的にアメリカンの大雑把な内装はしっくりきません。

根本修理と平行して内装を作り直すことに。

小規模改造を繰り返した床部分。

思い切りよく全撤去。

冷蔵庫やヒーター付近も全撤去。

キッチンもバキバキと(タッカーひど過ぎ)

全部撤去。

新しい上げ底フレーム。

胴縁にカンナかけたモノを強度が出る形で構成。

元よりも軽くなった。

冷蔵庫部分のフレーム。

ギリギリまでコンパクトにして室内空間を拡大。

効率的に配置し、室内空間を広げた上に電子レンジを搭載できる空間を確保。

床板はスタイロフォームを薄ベニアで挟んだサンドイッチ構造。

フレームは胴縁を削り込んで縦割りした材料。

超軽量で強度バツグンだけど、制作にはかなり時間かかった。

細かい木工作業。

冷蔵庫上はもの入れに。

キッチンのフレームを制作。

コンロは家庭用の小型タイプ(でもグリル付き)

シンク用の彫り込み。

天板や周辺は耐熱性の高いアイカセラール。

配管通したり、コーキングしたり、木工以外の作業も膨大。

キッチンの収納は引き出し式。

材料はやっぱり胴縁。

レールはヨット系のモノ。

ここまで作るのにものすごい時間かかった。

化粧板をつけると、いい感じのワンオフキッチンになった。

化粧板は軽いファルカタ。
傷がつきやすいので、厚めにウレタン塗装。

スイッチパネル制作

エントランス横の収納のドアを制作し、スイッチパネルを埋め込む。

これも超軽量ドア(胴縁+薄ベニア)

こっちはファルカタを細く切った角材+薄ベニア。超々軽量。

下の方も薄ベニア+ファルカタでチマチマと制作。

キッチン手前の床板。

当然、サンドイッチ構造。

分割稼働のトイレドア。

分厚くて重い元のドアを捨てて、完全に作り直し。

サンドイッチ構造の超軽量ドアを制作。

元よりも閉めたときの出っ張りを減らし、コンロ前の空間を増やした。

上がり口部分。

胴縁で枠作って中にゴムシートを貼った。

収納のトビラ制作。

配管とポンプ配線して水周りのテスト。

配線色々。

壁や収納部分は白い壁紙貼って整える。

壁が白くなると全体的にいい感じ。

カーテンも自作。

素材は大きなレースのカーテン。
小さく切ってミシンでヒダ加工。

こだわりの両開き。

カーテンレールは家庭用を改造して利用。

カバーの部分はファルカタで制作。

ちゃんと2レールで遮光カーテンも生地を注文してミシンと格闘して制作。

キッチン上部の収納トビラを制作。

軽量化の為に取手なし。
(押すとロック、もう一度押すとロック解除のラッチを使用)

壁紙貼ってイメージ統一。

前方の窓部分の棚を制作。

細くした胴縁とファルカタの超軽量フレームにスタイロを入れて薄ベニアでサンドイッチ。

元の棚の数分の1の重量になったはず。

ほぼ完成。

なんとかイメージしてた内装を実現。

キッチンまわり。

実用に耐えるキッチンに大変身。

ダイネットの開放感もかなり上がり、なにより空間が広くなった。

電子レンジを納めた上に、冷蔵庫上部には収納がついたので、使い勝手はかなりアップ。

移動事務所としても使えるレベルに化けました。
このリフォームは、想像してた数倍の時間がかかりました。
木工だけでなく、電気、水道、壁紙、etc。
部屋じゃなく家をごっそりリフォームするのと同じです。
軽量化や空間効率を考えながらやってると、ほんとにジリジリとしか進みませんでした。

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