2019.02.25
![]() バーレー(BURLEY) COHO XCと、トピーク(TOPEAK)Journeyを比べてみる。 誰の役に立つのか不明な超レアな比較。 これができるのはたぶん日本で私だけ。 この両方を持ってる人は他にはいないと思われる。 見た目の印象はフレームが流線型のJourneyがデザイン性が高い。 COHO XCは直線で構成されたパイプフレームでかなり無骨な感じ。 ![]() ![]() カーゴスペースの比較。 適当に撮ったのでスケール感がちょっと変だけどスペック上の横幅は同じ。 カーゴ部分の全長もほぼ同じ。 Journeyは前方の上側が最大幅。 底へ向かってかなり絞られる。 後方へはフレームが下へ向かって斜めに下がり幅も絞られる。 後方の空間はかなり小さくなる。 それに対してCOHO XCはキッチリと四角。 有効な空間や床面積はかなり違う。 Journeyはバッグ使うことが基本(標準でドライバッグが付属してる)。 何かしらのバッグがないと荷物は落ちる。 COHO XCは側壁があるので隙間から落ちない程度のモノなら直接入れれる。 飛び出させないためのゴムネットが付属してる。 純正のドライバッグはオプション。 だいぶ考え方が違う。 価格も大きく違う。 Journeyはドライバッグ付きで4.7万(スルーアクスル対応の新型は5.6万)。 COHO XCはドライバッグなしで8万。 BURLEYの純正ドライバッグを追加するとほぼ10万。 だいたいの人は価格面でCOHO XCは候補から脱落すると思われる。 荷物積む時の大きな差はイスとか40cmちょっとの筒状のモノを入れる時。 Journeyは下へ向かって絞られるので基本的に縦方向にしか入らない。 上に浮かせば横に入るものの重心が高くなってしまう。 おまけに最大幅が確保できるのは前の方。 前方に重量物を載せるとトレーラーのバランス悪くなるのでNG。 COHO XCはモロに横に入る。 前も後ろも同じ幅。 キッチリ箱型のカーゴスペースは荷物配置の自由度がメチャメチャ高い。 重いものを後ろ、軽いものを前とか自由自在。 ![]() ただし、COHO XCはリアサスリンクの飛び出しが結構ジャマ。 ドライバッグ突っ込むと左右の角が使えない。 ここは悩みどころである。 標準ではショック部分にかなり空間余裕もたせた豪華アルミカバーが付いてるが、こんなモンもっと軽いプラ素材でで十分。ギリギリのクリアランスで作り直すつもり。 ![]() 自転車との接続アーム部分。 ここは印象が逆転する。 Journeyは素っ気ない丸パイプで構成されてるのに対し、COHO XCはデザイン性の高い豪華な構成。 持ち手や脱着のレバー機構など、かなり気合が入っている。 アームはCOHO XCの方が少し長い。 折れる軸の部分もCOHO XCの方がカーゴ部分から少しだが離れてる。 スペック的な全長はCOHO XCの方が119mm長い。 この辺が牽引時の体感的な安定性に効いてる気がする。 ![]() COHO XCの隠れた特徴は収納性の良さ。 工具必要なしで簡単にこの状態にできる。 車で運ぶ時のメリットは計り知れない。 この辺も本気で遊ぶことを前提に作り込まれてる感がある。 ![]() Journeyと比べるとこんな感じ。 フェンダー付いてるとJourneyは自転車と共に車に載せられない。 この状態でも恐ろしくかさばって載せるのに一苦労する。 COHO XCはキッチリ四角。 ゴムネットで中身出てこないようにして横倒しにすれば簡単に載りそう。 それ以外にも、COHO XCはカーゴのフレームにボトルケージ用のネジがあったり、オプションでバニアバッグやプラス規格の太いブロックタイヤがあったりと、とにかく本気で遊ぶ方向に抜けがない。遊んでる人が作ってる感がある。 ただし、本気仕様ゆえの欠点もある。 この状態で双方の重量を計測すると、、、 Journey … 5.2kg COHO XC … 8.5kg 「COHO XCが3.3kgも重い」 これをヨシとするかどうか。 本気で遊ぶならこのぐらいの差は許容範囲。 メリットの方が上回る。 私はこっち方向。 ライトにしか使わないならJourneyがおすすめかな。 半分の価格、軽くスタイリッシュ。 使用頻度少ないなら使い勝手面もそんなに気にならないはず。 まー、最終的には好みか。 私の場合はポタリングでトレーラー引いてる時の方が多くて使用頻度高い上に未舗装路入るとかヘビーに使うのでCOHO XCがツボだった。長いこと使うモノなので価格差も最終的には誤差の範囲になるだろうし。 |
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COHO XCとJourneyを比較
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