2020.10.15
VOTANIは国産電動アシストに対抗する低価格の実用系ブランド?って思いがち。 実際、H3もQ3も買いやすい価格なので間違いではない。 でも、根本的に国産の実用系電動アシスト自転車とは方向性が違う。 デザインとか構成が良い意味でグローバル基準。 その上で日本環境に合わせて企画&開発されてる。 H3もQ3もオシャレな実用車。 実用車ではあるがCF1とはフィーリングがだいぶ違う。 CF1はパワーはあるが取り回しが鈍重でポタリングしたいとは思わない。 H3やQ3は普通にポタリングしたいと感じる。 実用車にありがちな鈍重な感じがない。 ロングを走る自転車じゃないけどレジャーとして楽しく走れる。 なにより国産の電動アシストとは見た目の印象が違う。 ダサくなりがちなUフレームなのにパッと見でオシャレ。 先入観のない年寄り連中が見て「うゎ、カッコイイ」と言う。 普通のママチャリデザインでOKな人でも見ると羨ましがる。 デザインの価値って大きい。 (つーか、国産のがダサすぎる) 見た目だけでなくE-Bike要素はBESV技術そのもの。 バッテリーはCF1、JR1、JF1と共通。 トルクセンサーとハブモーターの制御は積み上げた実績豊富。 電気的な部分の技術や考え方はスポーツE-Bikeと変わらない。 用途に合わせて車体構成とセッティングが違うだけ。 こういう考え方はほんと個人的にツボにはまる。 ユーザーが欲しがるモノを分かってる感。 (いったんQ3見たら国産の買えなくなったし、、、) ハンドルは手前に湾曲してるタイプ。 これが程よいバランスでとても乗りやすい。 H3はややハンドルが遠く感じたがQ3はとてもしっくりくる。 うちの親には高すぎるのでステムひっくり返して下げた。 ステム周りはスポーツ自転車系と同じ規格。 この辺が国産実用車系と大きく違う。 サドル周りもスポーツ自転車系のパーツ構成になってる。 見た目もカッコいいしカスタム範囲が広い。 ギヤは内装3速。 H3とギヤ比は同じ。 シフトはグリップ回すやつ。 この辺もH3と同じ。 チェーンには半透明なカバー。 この辺のセンスもいい。 見た目がクールな上にチェーンが見えるので不調時に確認しやすい。 そしてスチール系のカバーに比べて軽い。 フェンダーも軽量なプラスチック。 アシストは1、2、3、AUTO。 ずっとAUTOで問題なし。 電源入れたら0から始まるのが不満。 切るときまで使ってたモードを覚えてくれよ。 フロントハブモーター。 CF1より静か。 PSA1の2020モーターよりはうるさい。 が、気になるほどでもない。 妥当な範囲。 フロントサス。 H3と同じモノかな? バネ硬くて動いてる感はない。 ガツンときたときに緩和してくれる役目。 オプションのフロントキャリア。 ちゃんとフレームマウント。 ここはポイント高い。 10kgの荷重に対応。 オプションのリアキャリア。 25kg対応のガッチリしたやつ。 Q3にはサークル錠が装備されてる。 これは実用車には必須。 H3には無いんだなぁ(リヤブレーキがここに付いてる)。 バッテリーはこの中に入っている。 CF1と同じタイプのバッテリーで252Wh。 全体構成と装備を考えると13.2万(税別)は安いと思う。 BESVはサポート体制が強力なので、そういう意味でも安い。 |