すくもグラベル・まんぷくライド 2022

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2022.10.22


すくもグラベル・まんぷくライド2022」のグラベルコースに参加。

まったく知らなかったのだがエントリー締切の1週間ぐらい前に自転車仲間から「こんなのある」って情報が入った。おぉ!グラベルコースがある。30kmと距離はやや短めだけどグルメライド系でダートも走れるって珍しい(ロード向けの50kmもある)。これは参加するしかないだろ。ソッコーでエントリーした。直前で参加枠が残っててラッキー。

TRS2AMで参加するのだがCOHO XC付きで走れんかなぁ、とダメもとで主催の宿毛市観光協会に問い合わせてみた。なんとあっさりOK。いつものスタイルで走れる。ウェアとかGoProのバッテリー充電とか工具とかテキトーに放り込めるので楽。

速さを競わないライドイベントって合法範囲なら自由であるべきだと思ってる。楽しさを競うべきイベントで変に制限しまくるイベントの方がおかしい。楽しさ削がれるじゃん。宿毛市観光協会のノリはとっても好感触。


エントリー時点では宿毛の位置を知らなかった。高知県のちょっと西の辺りって認識。が!高知県は西へ長かった。宿毛市は四国の果てだった、、、高松からめっちゃ遠い。まともな高速は須崎まででそこから先は無料区間の片側1車線高速が途切れ途切れ。うーむ、片道4時間コースの結構な遠征だ。

当日は早朝(というかまだ夜)に起きて高速をひた走ったが、なんと集中工事にかぶってて須崎の辺りが通行止め。下道に逃げたがGoogleが変なルート出して道間違えて大幅に時間ロス。想定の1時間遅れでやっと会場についた。ほんと遠かった、、、


まずは受付。受付開始〜スタートまで2時間ある余裕がありがたい。到着が遅れてもスタートには間に合う。受付と同時にランチの種類を決めて引き換えの付箋みたいなのをもらう。まともなランチが出るようだ。


なんかキッチンカーがある。モーニングをくれるらしい。


まともなモーニングが出てきた。これまでに数々のライドイベントに参加してきたが走る前に食わされるのは初めて。まんぷくライドは朝ご飯を食べて行ってはいけない。受付の直後からフードバトルが始まる。


MARINってブランドの自転車ブースがきてた。試乗もできるようだ。


パナレーサーのブースも出てる。イベントの参加人数は少なめなのにメーカーブースがあるって結構すごいな。


クッキーくれた。タイヤの味はしないようだ(笑。こういうノリは好き。


のんびりしてたら開会式が始まる時間。急いで自転車を降ろして準備。今回はPS1を自転車仲間に貸し出し。ダート初心者だけど林道を通過するだけならどーにかなるだろ。小径だけどフォークを変えてるしリアもFOXだからハードテールぐらいの能力はある。林道登坂は人力MTBを軽くちぎれるはず。下りはゆっくりと慎重にって感じか。

ミニベロでグラベルコースに出ていい?ってのも問い合わせたが、あっさり快諾だった。コースは傾斜や路面がわりとエグかったが(笑。まータイヤの細いグラベルロードで走ってる人もいたし。あれの方がよっぽど大変だと思う。路面的にタイヤ径よりも太さの方が重要。


自転車準備して戻ったら開会式が始まってた。参加者数はやや少なめかな?定員枠に達してない感じかと思われる。


こじんまりしたイベント規模な感じだけど、オランダのゲストライダーやフォトグラファーな人を招待してたり内容はめっちゃ豪華。スタート前やエイドで英語でぺらぺらと話かけられたが聞き取れるの一部の単語だけ(^^;。チグハグなコミニュケーションだったけど、それでも笑って楽しく陽気な人らだった。


そんでパナレーサーの社長が挨拶してた。こじんまりしたイベントとは思えない顔ぶれ。なんかすげー。


グラベル系とMTBがずらずら。滅多に見れない絵だ。ガチ走り系じゃない自転車がパラパラと混ざってるのがミソ。レンタル(リッジランナーE-MTB)で初めてダート走りますって人も。ポタリング的な雰囲気が濃くていいねぇ。


そんな雰囲気なのでうちのTRS2AM+COHO XCも馴染む。話かけてくる人に一輪トレーラーの良さをアピールしておいた。傾斜キツい林道を登れるの?って心配する人が多いけど道になってる場所で登れないとこはない。E-MTB+COHO XCは走破性としては究極の部類。


ロードコースが先に出て、その後でグラベルコースのスタート。


スタートして運動公園内から出る。会場になってる運動公園はめっちゃ巨大。これ周辺を整備し続けるのって大変だろうなぁ。


綺麗な田舎道を淡々と走る。先導がいるし慌てるわけでもなく程よいMTBペース。


良い景色を見ながら快走。川の水が綺麗。


快走路ばかりだけど標高はちょっと上がったかな?ってとこで1つめのエイド。Eバイクは登り負担が少ないからホント気楽。


スポドリと塩タブもらう。mejiの機能性表示食品のお試し品みたいなのも頂く。


宿毛市観光協会って色々とセンスいいねぇ。


かき氷カーに並んでかき氷を頂く。今日は妙に暑いのでかき氷がうまい。


オランダのフォトグラファーな人にはダート仕様のPS1が妙にウケたようだ。こういうスタイルはあっちには無いのかもしれんな。まー日本でも他で見たことはないけど。


たっぷり休憩したしエイドにいる台数も減ってきたのでゆるっと再スタート。しばらく走ったら後ろから猛追してきたMTBに止められた。どうやらグラベルコースはまだ再スタートになってなかったようだ。しかし、ゆるく走ってるとはいえ登ってるEバイクに人力で追いつくってすげー。追いかけるの大変だったようだが(^^;、すまぬ。

グラベルはまとまって出るようでエイドで台数減ってたのはロードコースが先に出たからだった。コース途中で写真撮ってまったりしつつ再スタートしてくるグラベル集団を待つ。


適当なタイミングで集団に合流。天気が良くなって山間の景色がきれい。


良い絵だねぇ。


ここから未舗装林道区間へ。ごっちゃにならないように間を空けてポツポツと投入。


インスパイアで空撮してる。このイベントはホント豪華だ。


路面は砕けた石がガラガラしてるもののタイヤが太ければ、通過する程度で走るのは敷居低い。ただし一部で10%超えの傾斜があるのでEバイクじゃないと登坂そのもののハードル高い。距離は短めなので人力系でも押して登ればどーということはないけど。


眺めいいねぇー。このライドはガチの人よりもグラベルポタリングを緩く楽しみたい人に合ってる。先を急ぐ意味はない。余裕があるなら周りの景色も楽しむ。


ピークで後続を待つ。全員の安全確認をしてから下り区間へ。速い人らが先に行って残りはゆるゆると下る。


まぁまぁデンジャラスなとこもあるので慎重に。


下った先にエイド。いい位置に配置してくれてる。まだお腹は減らないけど。


シフォンケーキとアイスコーヒーを頂く。お腹いっぱいに戻った。次はランチとか言ってるが腹減らんよなぁ。


山の中の狭い舗装路を淡々と。


川の水が綺麗だが、ガードレールがないのでよそ見しすぎると落ちるので要注意。


木陰が多くて涼しくて心地よい。今日は妙に気温が高いので日陰が快適。


普通の道に出てしばらく走るとエイドステーション。


河原にキッチンカーが降りてる。ここがランチ会場のようだ。


イスとテーブルに加えて日差しを避けるテントまで用意してくれてる。地べたに置いて食べるの難しいのでこういう配慮があるのがありがたい。


チャーシュー丼と豚汁とサラダ。お腹ぱんぱん。苦しい。


川を眺めながらランチ後の休憩。


さて最後の区間へ。まだもう1つ未舗装の林道がある。


良い景色を眺めながら山へ向かってゴー。


ダート区間に入る。重機で整備したらしく路面がフカフカしてて妙に走りにくい。


道幅は狭めで人力の人も混在なのでペースは遅い。急ぐわけじゃないけどバランス取れないほど遅くなる時もあるので逆に難しい。木漏れ日で路面状況も見えにくい。あと日差しが入りにくいからかじゅるじゅるの泥地獄も数箇所アリ。


ここがピークであとは下りっぽい。1つ目の林道よりも距離は短め。でもこっちの方が走りにくい系。2つ合わせて多様な路面を経験できる。


下って普通の道に出たら運動公園はすぐそこだった。会場へ向かって最後の坂を登る。


ゲートを通ってゴール。実走距離は37kmぐらいあった。ダート区間と狭い山道メインだからわりと走った感があって良いバランスだった。


ゴール後にガラポン回したらカランカランと大当たり。パナレーサーのタイヤが当たったが700Cのグラベルロード用。うーむ、どーしたもんか。


気を抜いたらいかんフードバトルはまだ終わってない。最後は小夏100%のジュースと幻の柑橘の直七を使ったアイスもなか。アンケートを書きつつ食べて飲んでまたお腹ぱんぱん。


帰りがけに関係者の人が話しかけてくれた。この時期にライドイベントをやるのは初めてだったようだ。いつもは夏でロードコースのみ。今後も今の時期にやってほしいなぁ。グラベルコースで山の中に入るなら夏は虫が多くて厳しいだろうし。

カーゴバイクにも興味あるようなことを言ってたので、そんな変わった自転車も参加OKを謳って走って食べて楽しめる雰囲気を大々的に打ち出してほしい。ライドイベントって変にスポーツにこだわりすぎてガチガチなのが大半で自由な雰囲気がないんだよなー。まんぷくライドの雰囲気がツボる人はそれなりにいると思う。まー参加者増えすぎてエンリー合戦になっても悩ましいけど。


フードバトルは終わったが、まだオマケが残ってる。受付してもらったパンフに宿毛の協力店で使えるクーポンが2000円分もついてくる。残り時間でおみやげ買い物バトル。本場の新高梨などごっそり購入。


さらには協力店3箇所のスタンプを集めて応募すると抽選で特産品が当たるスタンプラリーもある。海産モノのお店と温泉に寄ってスタンプもコンプリート。こういうの普通は自分で切手貼れってパターンなんだけど、まんぷくライドのは最初から切手貼ってくれてる!何もかもすげー。


太平洋に沈む夕日。下の方が雲で海まで届かずに隠れてしまったがまーよかろう。遠かったが楽しめてとってもよかった。コロナ明けの一発目のライドイベントが宿毛になるとはなぁ。ホントは来週末のしなまみが一発目の予定だったけど直前で横からまんぷくライドが滑り込んできた(笑

まんぷくライドは速さではなく楽しさや緩い雰囲気を求める人におすすめ。ただし四国の果てなので行き帰りは根性いるけどね。それも楽しみのうち。


2022.10.28 動画を追加




2022.11.29 スタンプラリー当選!


なんと!何の気なく応募したスタンプラリーが当選したようだ。宿毛の特産品セットが送られてきた。あのタイミングで3件巡ってスタンプゲットは難易度高めだから応募者は少ないはずだけど、それにしてもラッキー。

特産品セットの内容もめっちゃ豪華。直七のポン酢とかドレッシング、小夏とか柑橘類のゼリー、佃煮、ソース、焼酎。宿毛市観光協会の本気度すげー。



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