西粟倉林道ツーリング 2024

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2024.09.29


西粟倉林道ツーリング 2024」に参加。2023に続いて2回目。日帰りでアプローチできる位置でダート林道を走れるイベントは貴重。今年は午後の部が追加されてる。『オフロードの下り経験のある方』と条件ついてるので荒れたとこ走るっぽい。楽しみ。


去年と同じく高速と最短下道を組み合わせて西粟倉村へ。2回目なので丁度いい時間にピタリと合わせて到着。


一緒に行ったWさんはE-MTBをレンタル。午前の部をレンタルE-MTBで走って午後は自分の人力MTBで走る作戦。このイベントの注意点は獲得標高がエグいこと。午前の部だけで800m以上ある(おまけに登り傾斜がキツイ)。ふつーの人は午前で足が終わりかねないので午後も楽しむなら半分はE-MTB頼って足を温存した方がいい。


MTBが集まってきた。こういう絵がいいねぇ。E-MTBもポツポツ。


ミニベロのE-MTBもいた。てか前後リジットで林道走るのか、登れるけどダート走行にはそれなりのテクがいるよなぁ。個人的にはトラクション確保をサスに頼り切ってるからハードテールでも辛い。


サポートのオフロードバイク。レスキュー装備がてんこ盛り。フロアポンプ載ってるし。


イベントの説明と注意点など。午後の部の全貌がイマイチわからん。まー、走ってみればわかるか。


曇り予報だけど青空も少し見えてる。マズマズ悪くない天気だ。


出発!まだまだ下界は暑さが残ってるけど、西粟倉は標高300mぐらいなので程よく涼しい。爽快なMTBサイクリングって感じ。ま、すぐに登り地獄になるのだが、、、


エグい坂をモリモリと登る。このイベントに人力MTBで参加してる人らは体力お化けな人が多い。こっちはE-MTBのHIGHモードだから緩いポタリング気分だけど人力でこの坂を登ってくのは厳しいよなぁ。


後続を待ちつつ激坂登坂が続く。遅れてバラけてた人も少し待ったら追いついてくるから凄い。


さて、ここからお待ちかねのダート林道。後続を待つ。


ただしダート入口から強烈な激坂。E-MTBはHIGHモードで楽しい登りだけど人力MTBでは地獄。でも皆んな登っちまうんだよな。


気温は20℃、涼しくて快適。


場所によっては水が流れたミゾがあるけどこの辺はわりと綺麗な路面。ただしジャリなので滑りやすい。


登ったとこで後続を待って休憩。


少し先から下りに入るらしい。


続々と追いついてくる。人力なのに登るの早いなー。


下った。水が流れてミゾになってるのでハマらないようにライン取りが要注意。


下ってきたMTBがずらずら。良い絵だ。


次の山へ。E-MTBの威力全開で先導についくが、、、人力でこのペースおかしいだろ。試しにちょっとアシストOFFにしてみたけど一瞬で置いてかれる。ECOモードでも気を抜くと負けそうになる。


また下りの手前で後続待ち。そんなに時間差なく追いついてくるんだよなぁ。皆んな体力お化け。


まぁまぁ荒れてる。滑りやすい路面とミゾが融合してズルっとバランス崩しやすい。


後続待ち休憩。結構なペースで追いついてくるので休憩ってほどの時間でもないけど。なんだかんだでE-MTBのHIGHモードでも汗かいて程よい健康運動。


ミゾが激しめの下りダートを走って舗装路下りへ。


会場に戻った。ずっとHIGHモードだったので足の疲れはほぼなし。体ほぐす準備運動って程度で午前の部終了。


Stravaの記録見ると走行距離19.5km、獲得標高840m、最高標高653m。距離に対しての獲得標高から激坂具合がよくわかる。これで終わりなら人力のみで走れないこともないけど、個人的にはE-MTBを強く推奨。西粟倉の山は激坂が多すぎる。


休憩しながら昼ごはんのお弁当待ち。


弁当到着。軽トラに面白いシェルがついてる。


キーマカレーおいしかった。


昼休憩したら午後の部。車に積み直して午後の起点となる山の上へ皆んなで連なって移動。うーん、車移動の時点で勾配キツイぞ。950mぐらいまで上がった。


午後の部のダートは午前よりエグいっぽいので空気圧を下げておく。


かなり高いとこにいるけど下りスタート地点までまだ登るようだ。2本走りたいのでバッテリー残量を考えて1回目は人力のみで頑張ってみる。MSBR用のトレーニングだな。ここは傾斜少しマシなので登れる。でも足は着実に削られる。


だいぶ上がった。トイレポイントで休憩。もう少し向こうから下りに入るようだ。


標高1089m。登り返しもあったから獲得標高的には200m近く登った気がする。


涼しくて気持ちいけど汗びっしょりで足はガクガク。脚力足らんなぁ。こんな脚力でMSBR完走できるんだろうか。


さらに少し登ったとこからダート下りのスタートポイント。ここで少しづつ全貌が見えてきた。下りは2本で途中までは同じ。短めのミドルと、もっと下まで下るロングの2本。ロングの方が激しいようだ。そして下ったら舗装路で登ってこないといけない。

ロングで400m下るっぽいので2本とも走ると600m以上は登らないといけない計算。1回目を人力のみトレーニングしてちょうどいい感じ。午前と午後を全部HIGHモードでアシスト使うとバッテリー足りないと思われる。通しでアシスト使うなら午前の段階からECOで節電が必要。


ダート突入。落石がゴロゴロしてるので路面をよく見ながら走る必要あり。


何ヶ所かある泥ぬたが難所。深いとこは沈む、、、E-MTBパワーで無理やり脱出したけど泥まみれ。


見事に泥ドーナツ。こういう場所はもっとブロック荒いのが有利。ま、でも空気圧落としてるから一応グリップするのでヨシ。


パンクのようだ。落石がゴロゴロしてて草に隠れてたりするから勢いよくガツンとやるとヤバイ。


パンク修理補助はスタッフにまかせて先へ。ミドルルートでも走りごたえ十分。


広くなってるとこで休憩しつつパンク修理の後続を待つ。


山の中の雰囲気が心地いい。曇りなのがチト残念。これで晴れてたら爽快だろうなー。


残りを下った。舗装路に出るとこのミゾはフタ無いのでフロントハメないように注意。


ミドルルート終了。そしてここからが地獄の登り。1本目だけで終わる人も駐車場へ戻るので登るしかない。


このぐらいMSBRのトレーニングにちょうどいい、とアシストOFFで登るのだが、、、なんか傾斜キツイのがずっと続く。休める緩い傾斜がほとんどない感じ。ギヤは当然51T。このギヤ比ならなんとか登れてはいるけど長くはもたんなぁ。


スタートポイントまで戻った。結局、300mぐらい上がったような、、、


ロングはさらにスゴかった。荒れ具合もなかなかだけど傾斜キツいとこ多い。


雨で掘れたミゾがあって走行ラインが狭いのに滑りやすくて止まれない落ちるような激下り。


落差が大きくて豪快。走りごたえ十分すぎる。


舗装路に出てロング終了。


泥ぬたで足ついてしまって靴ごと泥に沈んだので中が泥だらけ。できるだけ掻き出す。さて、ここから駐車場までの登りはアシスト解禁。あと2メモリ残ってるからHIGHモードで足りるはず。Wさんは人力MTBなので登らずに山を下って下で合流することに。


E-MTBの本領発揮。体力お化けの強者MTBをスイスイとパス。先行してる人らも全員抜いてがっつり引き離して駐車場へ。やっぱE-MTBの時間効率は素晴らしい。


駐車場に戻ったらバッテリー残量は1メモリ。1になってから登ったから実際の残量は残り100m分ぐらいかな。ミドルを人力のみで登ってなかったら最後足りなかったと思われる。


Stravaの記録を見ると午後の部は距離18.1km、獲得標高1008mだった。午前と合わせて獲得標高1848m。そりゃーバッテリー足りるはずがない。504Whでは全てECOで走っても最後で足りなくなる感じ。

今回は記録から計算すると500m近く人力のみで登ったようなので、HIGHモードで登ったのが1448m分。HIGHモードでの獲得標高上限が1500mぐらいなのでだいたい計算合うな。

午前から人力MTBで通してる人は1800m以上登ってるのか、、、たかだか37.6kmで獲得標高1848m。ほとんど1/2王滝。でもE-MTBなら特に問題なく走れるのでオススメ。午前と午後を通してアシスト使うならECOモードベースで節電して使うのが吉。最後で切れると辛い。


Wさんと道の駅で合流。まだ道の駅開いてたのでお土産などを入手。

イベント参加者はご飯食べたら温泉無料になる特典がついてたので、あわくら温泉 元湯へ。先にごはん注文しておいてから温泉に入る。


風呂上がりにドライゼロでプハー。こういうシーンではノンアルでもうまい。


鶏唐揚げプレートうまかった。

お腹いっぱいで下道混ぜた最短ルートを淡々と走って帰還。今回の西粟倉林道ツーリングは午後の部が想像以上に濃厚で、トータルで大幅にパワーアップしたイベントだった。こういうのいいねぇ。また来たい。


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