ソロキャン用のUSBランタンを作る

トップ > 自転車の話 > BESV TRS2 AM > ソロキャン用のUSBランタンを作る
2024.12.15


何度かやった自転車ソロキャンではランタン代わりにUSBのLED電球を使っていた。電球色で程よいのだがソロ用途ではちょっと明るすぎでビジュアルも悪い。ちょっと傘を追加してみたり工夫はして使ってたものの根本的に改善したい。


バラすと中は単純でLEDユニットがあるだけ。このユニットを使ってランタン外装を新しく3Dプリンターで作る。ついでに調光式にする。


土日を費やして小型&軽量なランタン完成!基板以外のパーツは3Dプリンターで作った。失敗出力まみれ&修正モデリング地獄で終わらんかとオモタ、、、でも難しいけど面白い。時間ドロボーなので熱中しすぎに注意、って感じ。


調光式なので常夜灯レベルの微かな状態〜眩しいフル光量まで自由自在。当然ながら調光は無段階で調整可能。


ランタンのホヤの部分は白いPLA樹脂を超薄く出力してみた。薄くすると良い感じに光が透過してくれた。薄いので強度的には弱いけど通常利用では問題ないレベル。潰して壊したとしてもまた出力すればいいだけなので保守は簡単。


ホヤの部分はねじ込み式。LED基板はホヤとヘッド部分に挟んで固定してる構造。ヘッド部分はABS樹脂で出力。ホヤを外せば基板側も簡単にメンテ可能。


LED基板の奥にはPWMコントローラーを詰め込んだ。こいつを経由することで無段階調光式にしてる。手元にあった5A対応のを使ったけど0.5Aぐらいしか流れないので、本来はもっと小型のを使うのが利口。

でもまぁ、これを使っても重量はトータル36g。軽すぎてUSBケーブルの曲げクセに負けて真っ直ぐぶら下がらないぐらい。ホヤが異様に軽いのが効いてる感じ。軽すぎるのも支障ありだな。


調光用のツマミを作るが大変だった。指でつまむ部分はいいんだけど差し込み側がサイズが合わずにエンドレスの作り直し。造形精度の関係か荒い積層ピッチで試作を繰り返して追い込み、完成したモノを仕上げ出力で積層ピッチを細かく出すと差し込めない、、、柔軟性の無いカチカチのPLA樹脂で作ったのも悪影響だったようだ。ABS樹脂の白も買わんといかんなぁ。

3Dプリンターはプラ素材の面でも沼だなぁ。用途別に使い分けが必要そうなプラが何種類もある上にそれぞれに何色かある。最低でも黒と白はいるよなぁ。できれば黄や赤も欲しいしグレーも使いそう。ハマるとまさに沼だ、、、

トップ > 自転車の話 > BESV TRS2 AM > ソロキャン用のUSBランタンを作る
ソロキャン用のUSBランタンを作る COPYRIGHT 1996-2024 E-NAYA
Powered by WPMS