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2018.5.15
過去にパジェロ用のベッドは作りました(キャンピングベッド製作、キャンピングベッド)。 でもこの構造では自転車積載との両立は不可能。 新たな構造を模索するべく去年は仮設ベッド作って使い心地をテスト。 だいたい方向性は見えたのでルーフボックスに収納できる構造の本気タイプを一旦作ってみました。 経験上、あとから課題は沢山出てくるので何度か作り直すつもりで見切り発車的な製作です。 |
まずは材料買い出し。 ベッドボードは本気構造のスタイロサンドイッチ。断熱性が高く軽量でしなり強度が高い理想的なボードで作る前提。また作り直すことになるだろうけど志は高く(^^; |
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胴縁を自動カンナで調整してから丸ノコで縦割りして細い角材を作る。 最初からピッタリサイズの細い角材買えば手間省けるけど材料コストが何倍にもなるので昔からこの方法。 胴縁って束で売ってて安いんだよなぁ。 |
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薄ベニアに木枠を合わせてボンドで接着。 固定は仮クギ。 圧着するのがいいんだけど設備がない。 |
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スタイロ押し込んでボンドで接着。 |
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さらに薄ベニアをボンドで接着してフタする。 反らないように重しをして放置。 |
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縦長のボードを3つ作った。 幅は3種、一番幅広のが500mm。 長さは1830mm(ベニアの縦をそのまま使用)。 仕上げの面取りとか細かい調整がめんどくさい。 |
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足も胴縁で作る。 ボードにはネジ穴を埋め込んで取手付きのネジで脱着できる構造に。 |
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使い方。 狭めの幅のボードを使った構成。 セカンドシートの狭い方の背もたれを後ろに倒して設置。 ボードの幅が狭いのでマットは無理やり置く感じ。ゴロゴロと寝返りってワケにはいかないけど寝るのに大きな支障はナシ。 大物荷物が多い場合に有効。 |
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たぶん一番使うであろう構成。 セカンドシートの広い方の背もたれを後ろに倒して、500mm幅のボードと100mm幅のボードを組み合わせて600mm幅のベッドとして設置。 自転車載せて単独遠征はこのパターン。 広くはないものの寝返りもギリギリセーフなので実用的。 |
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全てのボードを使う構成 ゴロゴロ寝返り自由な幅が確保できる。 広い床が欲しいときに有効。 ボードに切り欠き作ってないので内装側に空間が残ってるけど、これはわざと。 ギリギリに作ると床面積は広くなるけど後部ドアからの乗り降りがやりにくく、ベッド下に置いた荷物の取り出しにも困る。このぐらいにしておけば後部ドアが閉まった状態でも靴が履けるし都合がいい。 脱着式ボードで隙間埋めれるのがベストだけど、それは次回の課題。 |
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おまけでデスクモード。 セカンドシートの狭い方の背もたれを前に倒して台にして500mm幅のボードを設置。 荷室の床に座ると机として使える。足はまだ試作。 色々やってて思ったけど、この状態でベッドとして寝るのもアリって気がしてきた。ベッド面が高いので座れないけど荷室床に座れるから問題ない。 もう少し煮詰める予定。 |
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そして、全てのパーツはルーフボックスに収納可能。 軽量なので載せ降ろしも負担なし&走行性能も影響なし。 とりあえず当初の目的は達成。 |
想定通り、作ってる段階で色々と新たな課題が発覚。 今回は「まっすぐな板で寝る」ってことに拘って縦方向そのままのボードにしたけど、どーしても取り回しが悪い。やっぱりフレームで支えて900mm程度で分割したボードの方が扱い易いかな。 雨とか悪天候で使う状況を考えると、ベッドパーツを車内に入れさえすればドア閉めた車内で作業して設置できるのが理想的。今のは長すぎて足の組み立てとかドア開けて作業しないと無理がある。 あとフレームの足となる部分が扱いがめんどうで煩雑。 常設すると見栄えも悪いしジャマなので、車両内装の内側を加工して受けになるフレームを用意するのがベストかな。設置と撤去の手間を極限まで減らしたいので違和感なくマウントを常設したいところ。 さらに言えばセカンドシートを背もたれを後ろに倒したときに折れ曲がる端の部分、あれを脱着式にできれば床面積を大きく広げれる。最初からヘッドレストみたいな構造にしといてくれたら便利なのに。 まー、また次回製作時に考えるとしよう。 |
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ルーフボックスに収納可能なベッドを製作
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