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2007.4
1年前からトラベルトレーラーを牽引しているので、どうもリアの沈み具合が気になります。 もうちょっとバネレートを上げたいなぁ、と思ってはいたものの下手に固いバネに交換すると、牽引して無い時の乗り心地に影響が出るので踏み切れませんでした。 でも、いいバネが出たんですよね。純正の(笑)。 新しく出た4代目パジェロ。足回りの構造は基本的に3代目と同じですが、バネレートが上がってます。しかも、リアは不等長ピッチ!。加重が小さい時に柔らかめ、加重がかかると固めの部分が腰を出すという優れモノ。 新品部品買うほど余裕は無いので、じっくりと中古待ち(問題なく流用できるか不明だし)。 結果的にリアバネだけじゃなく、バネとショックのフルセットを入手するハメになりました。 せっかくなので、バネとショックの全てを入れ替えて4代目パジェロの設定を味わってみることにしました。 |
V97Wのバネとショックです。 三菱本社に問い合わせたところ、V9X系はバネとショックは基本的に同じ部品(部品番号が同じ)でした。 唯一違っていたのは、V93Wエクシードのリアバネ。部品番号が他のグレードとは異なり、バネレートなどは同じですが、自由長が6mm長いだけの違いだそうです(意味ある違いとは思えないですが…)。 ※V93Wエクシードのリアバネのみ部品番号が違う理由は不明だそうです(オイオイ(^^;)。 まぁ、直接は関係ない話だろうから、それ以上はつっこんでません。 |
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で、いきなりリア側交換。 ※夜に作業したので途中写真なしです(^^;。 バネの巻きが不等長になってます。 |
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フロント用のバネです。 左側がV73Wのバネ。右側がV97Wのバネ。 V97Wの方が巻きが荒くて少し短いです。 |
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フロントサスの交換は大仕事です。 まず、エアクリーナー周りを撤去。 |
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バッテリー周りも全部撤去。 サブバッテリー積んで凝った配線にしてるので、こんな時に泣きが入ります。 |
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これで、やっとフロントサスの固定ボルトが見えます。 |
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フロントはバネとショックの一体型なので作業が面倒です。 組み付けにはコイルコンプレッサーが必須です。 ※しょーもない作業ミスで、サスアームとショックの付け根を止めているボルトのネジ山を潰してしまいました(;_;)。 近くの車屋さんでボルトを取り寄せてもらえたので助かりましたが、作業は慎重にしないとダメだなぁ、と再認識しました。 |
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なんとか装着完了。 フロント側の作業はやっぱり大変です。 ※ついでにタイヤローテーションも実施。 |
インプレッションバネレートが上がった関係か、少し車高が上がりました(特にリア側)。走ってみるとバネレートが上がっているのがわかります。 まず、ブレーキ時のノーズダイブが少ないです。リア側は不等長ピッチが効いているのか、小さい継ぎ目は通過音がするわりには衝撃がありません。ある程度大きな揺れ幅のギャップを通過すると、途中からグッと踏ん張る様な固さが感じられます(細かくゴツゴツしないという意味で、乗り心地はいいです)。 ショックも減衰力が少し上がっている様で、普通に走る分にはいいバランスになってると思います。 V73Wのノーマルの悪い部分(2002年式の話です。それ以後はこっそり設定が変わっているらしく感触が違う)をうまく直した設定でしょう。道路上の細かい継ぎ目などはできるだけゴツゴツさせずに逃がし、サスの動きに腰を加えることで大きなギャップで船の様にフワフワならない様にした、って感じです。 ただ、ビルシュタインに慣れきった身としては、ショックの減衰力特性は物足りないです。 バネが固くなったことで、根本的に車体の揺れ幅は小さくなったし、V73Wノーマルに比べれば揺り返しも少なくてよくなってるんですけど、でも、どうも動きの節々にバネが勝っている様な感触が残ります(バネの反発をショックが押さえ込めてない様な…、まぁ、ビルシュタインと比べることが酷だと思いますけど(^^;)。 まだ数キロ程度の試し走りなので、しばらくこの状態で乗ってみようと思います。 ただ、最終的にはビルシュタインショック(前のやつはヘタッたので新品)に交換することになるかな。 バネ的にはリアは文句なく採用。フロントは微妙だなぁ…。ビルシュと組み合わすならV73Wノーマルバネの方がマッチングいいかも。悩むところです。 |
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V97Wのバネ&ショックを装着
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