サスいじりをする為の基本工具

車の足まわりをいじろうと思うと、それなりの工具を用意です。バイクをいじる工具は持っていたのですが、車となると格が違います。安物ですが基本的な工具を少しずつ揃えることにしました。

	まずは、お手軽なジャッキ。カー用品店で２千円以下で手に入ります。小柄なので便利に使えますが、2tと書いてありますが実際はそんなに持ち上がりません。無理をすると圧力が抜けたりして危険です。サスの１箇所を持ち上げるなどの補助的な使い方が妥当でしょう。
	絶対に必要なジャッキスタンド。油圧ジャッキだけで作業する人がいますが、タイヤ交換程度ならまだしも、サスをいじる場合にはジャッキスタンドの併用が必須です。価格も２個で３千円程度と安いので４つ用意しておくと便利です。
	あると便利な巨大ジャッキ。3tクラスのマトモな油圧ジャッキです。通常は２万円ぐらいするものを１万円以下で手に入れました。パジェロのリア、フロントを中心部分で支持した状態でタイヤが浮くまで軽く持ち上げれます。パジェロの場合リアが独立サスのため、リジットの様にデフ位置でちょっと持ち上げればいいというわけにはいきません。安物ジャッキとジャッキスタンドを駆使すれば作業可能ですが、あった方が作業効率は高いです。
	長めのマトモなメガネレンチ（22-24）。パジェロのサスまわりのボルトは、かなりの高トルクで締め付けられています。それなりの長さのあるレンチでないと緩めることができません。当然、締め付けも同じトルクで行う必要があるので、長いメガネレンチは必須となります。

この他にも、ラチェットレンチや、ドライバー類が必要です。基本的に小さめのボルトなどは極端な高トルクを必要としないので、特売レベルの格安工具セットでも作業できますが、汚れや錆でボルトが固まっているとナメる可能性もあります。メインで使うラチェットレンチセットは５千円～１万円程度のモノを用意してると安心です。格安工具セットはとりあえず全ての工具がそろっているので、作業の補助に使うと便利に使えます。

2000km程度走行した頃、『私が求めるサス特性とは？』という疑問の答えを見つけるため、これまでショップまかせでサス交換していたのを改め、自分でいろいろ組み替えて実験することになるのでした。