コネクター配線の修理と変更

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スコッティを受け取って元オーナーに見送ってもらったら、後から電話がかかってきて「ウインカーの点滅に同期してバックランプが点滅してた」と言われました。慌てて途中のSAで確認してみましたが、特に問題はなく、バックランプもバックギアに入れたときしか点灯しません。???原因不明なので、自宅に戻って落ち着いてから原因追及することにしました。

自宅に戻るまでは何も問題なかったのですが、自宅の敷地内でバックしていたら、突然パジェロのバックランプヒューズが飛びました。これは何かあると思って、急いで調査。



バックランプは、リアバンパーの上に1個だけついてます。
日本の法規にあわせるために後から追加した様です。配線を見てみるとヒッチ部分から、車体下をかなり強引に通ってつながってます。アメリカ仕様でもバックランプの配線は後ろまで来てるハズなのに、なんで前から独立した線でつながってるのかな?と不思議だったのですが…。

とにかくバックランプへの線が怪しいし、バックランプ本体もサビてボロボロに腐食してるので、一旦全部撤去。しかし、配線も撤去したにもかかわらず、バックランブヒューズはすぐに飛びます。これはもっと根本的な問題だと思い、ヘッドに接続する7ビンコネクタを分解してみました。

すると、コネクターの中は信じられない状態!
まず、接続する線が2本外れ、他の線も接続分の線が切れかかり細々と繋がってました。外れてる線は、外れたまま、たまたま位置的に接触してただけと思われます。
そして、バックランプへの独立した配線はこのコネクターの中で分岐されてるという状態。絶縁もビニールテープで少し巻いただけで、分岐部分は腐食してボロボロです。

どうやらコネクター内で外れた配線が暴れ、ショートしてヒューズが飛んだ様です。ウインカーに連動してバックランプが点滅していたのも、これらの外れた線がたまたま接触したことで発生した現象だと思います。

とにもかくにも、コネクターの配線はもう一度やり直さないと話にならないので、適当な位置でケーブルを切断し、新たに全てをコネクターに接続し直しました。途中分岐していた配線は全て撤去(フロントの車幅灯も、コネクタ途中から分岐されてました…)。とりあえず一安心。

7ピンコネクターにつながる太いケーブルはスコッティの中へと入っています。ということは、全ての信号線は車体側から取れるはず…。案の定、調べてみると全部取れます(バックランプの線もテールランプのところまで来てました)。なぜコネクターの内部で分岐させていたのか謎です。

バックランプは、バックランプ内蔵のテールランプに交換するので解決ですが、外部ACやコンバーター関係も含め、配線的は謎だらけなので、少しずつ解析してやり直す必要がありそうです。完全に理解してないとトラブル時に対応できないですから。

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