トラベルトレーラーの燃料はLPガスです。コンロ、FFヒーター、温水ボイラー、冷蔵庫の全てがLPガスで駆動されます。使い方にもよりますが、ヒーターを多用する冬場はかなり消費します。 スコッティには、2kgの小さいLPガスボンベが1個装備されてます。ヒーターや冷蔵庫を存分に使おうと思うと、かなり貧弱な容量です。おまけに2kgのボンベはガス充填が割高になるそうです(容量に対して手間の方が大きいので)。 そんなわけで、キャンピングカーやトラベルトレーラーで一般的に使われている5kgのボンベを搭載することにしました。ヒッチ加重が増えることを嫌って、軽いアルミボンベを採用します。狭い空間ですがギリギリ搭載可能です。 ※なんと2kg用の鉄ボンベよりも、5kg用のアルミボンベの方が軽い! ところが、マウント部分を考えている最中に、元オーナーとお会いする機会があり、その時になんと5kg用のアルミボンベを1つ頂いてしまいました。すでに購入済みだったので5kg用が2個…。その時は予備として交互に使うつもりでしたが、やはり持ってるモノは最大限に生かさないと納得できません。5kg用2個積みにチャレンジすることにしました。 |
Aフレームの部分を鉄板で囲い、2kg用の小さいLPガスボンベが中に入ってます。 ※針金で固定されてました。鉄板の囲いがあるので落ちることはないですけど、かなり荒っぽいです(^^; |
|
囲っていた鉄板を除去。スコッティは、Aフレーム部分が短いので、搭載できる空間が確保できるか微妙です。 |
|
細かく計ってみたところ、ギリギリ空間がありました。 ※ホントにギリギリ。ミリ単位での調整でした。 イレクターパイプでマウント部分を作りました。接着剤だけでは接合部分のすっぽ抜けが怖いので、ドリルネジで追加補強してます。AフレームへはUボルト4つでガッチリ固定。 ※結果的に過剰強度なほど頑丈になりました。 真ん中のバーの部分は、ロックを外すと上下に動きます。 ※この構造を試行錯誤するだけで数日かかりました…。 |
|
真ん中のバーを上げた状態でガスボンベを載せます。 イレクターパイプで作った囲いのサイズはボンベの直径よりも少し小さく、ボンベを包み込む様にイレクターパイプが囲みます。 |
|
バーを下ろすと、ボンベは左右に押し付けられ、さらにバーをロックすることで前後方向もガッチリ固定されます。 バーの固定位置は、ジャッキ上下のレバーが干渉しない位置関係にする為にタンクの真ん中付近になってます。 ※どれもこれもギリギリの空間になってます(^^; |
|
正面から見るとこんな感じ。 この状態でボンベはピクリとも動かないですが、走行時はさらにAフレームとボンベをベルトで縛るつもりです。 |
ついでに古い調整器は、ガス屋さんに頼んで日本製を接続してもらいました。 ※元々ついてたモノはボンベとの脱着が手動では行えず、工具が必要で不便でした。 これで、しっかりガスが活用できます。 |