キッチン周りの分解&撤去

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時代を考えるとよく出来たキッチンだと思います。
しかし、まともに使い込むと色々と不満がでます。

同時に使うことの無い4つ口コンロは、自動着火機能が無いので、使う時には必ずライターやチャッカマンが必要です。 さらに致命的なことに火力が弱い(カセットガスのコンロより弱い)。

蛇口は水の出具合こそいいものの、ひねるタイプの蛇口では水を出したり止めたりにタイムラグが大きくて、無駄に水を消費しがちです。レバー式が理想です。

シンクは小さすぎな上に深さがまったく足りません。
コップや皿を洗う程度はマシですが、深さのある鍋は洗うこと自体が困難です。下の収納部分も、空間の真ん中をガス管や配水管が斜めに通り抜けるという信じられない様な構造で、物が極端に入れにくいです。

というワケで全撤去して作り直しです。

分解し始めると、またもやもの凄い数のタッカー。
(しかも壁板の外側から打ってるし…)

天板は裏からネジで固定されてましたが、これも力技的に無理矢理ねじ込まれてて、半分ぐらいが撤去不能。
結局、天板をバラバラに切断しながら撤去。

どうにかならんのか、というほどタッカーまみれ。
白壁の裏から打ってる方が多かった…。

撤去&掃除して、床面のマットも剥がしました。
えらく時間がかかりました…。

テールランプの裏側が剥き出しです。
さすがアメリカン。

こう見ると結構な空間です。

ガス管はキッチン下空間のど真ん中から生えています。
壁際から通すこともできるのに、なぜこの位置なのか意味不明です。

さすがにこれを通し直すのは困難なので(フレア加工の工具がいるし)、このまま使う予定です。

新しく採用するシンク(左側)。
右側が今までのシンクです。

一回り大きいサイズでスコッティのシンク空間をキッチリ使い切る予定です。

深さもこの通り。

サイズこそ小さいものの、深さは家庭用シンクと同等で、オーバーフローの穴や、シンクに跳ねる水音を小さくする為の防音材までついてます。

条件的にドンピシャの素晴らしいシンクですが、ドイツ製で高く、買うのに勇気が必要でした。

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