2015 四万十・南予横断2リバービューライド

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2015.9.13

9月12、13日に、予土県境地域(愛媛県宇和島市・鬼北町・松野町、高知県四万十市・四万十町)で開催された『四万十・南予横断2リバービューライド 2015』にRZ120で参加しました。
(12日は前日受付、13日が走行)

目的はエイドで美味しいもの食べつつロングライドサイクリング。
平坦路中心で162km、エイドは7つ。
距離は長いけど遅いペースでも楽しめそうな感じ。



このイベントをエントリー開始直後ぐらいに知って、すぐにサイトへ行ったけど受付終了…。
(一瞬で参加枠が埋まったみたい)

エントリーできないとどーにもならない。
ほぼ諦めつつ、6月後半の追加募集があるって記載があったので望みをかけてみる。
追加といってもエントリー代未納とかで浮いた枠らしく、たったの5人。
のぞみ薄だったけど開始と同時に超高速で入力したら受付完了!ラッキー!

定員300人(上級コース230人 / 中級コース70人)。
今回が2回目で1回目より定員を2倍にした様だけど、人気に追いついてない感じ。



前日にトレーラー引いて会場の四万十町を目指します。同行者は自転車仲間1人。



朝から移動したので昼には到着。
寝場所にトレーラーを切り離して、まずは腹ごしらえ。
窪川ポークを使ったカツカレーとカツ丼。カツがデカくて食いごたえあった。

時間はたっぷりあるので前日受付の前に観光。
出発前に地図見てて偶然見つけた海洋堂ホビー館へ。

四万十川沿いからそれて秘境っぽい奥地に進んだ辺りにあった。
敷地への入り口は狭くてシビアなターンが連続。
昔の小学校の入り口そのままな感じ。


外には木製の乗り物がゴロゴロ。体育館を改装した建物の外観はカラフル&奇抜で面白い。
入場料は大人800円。入場券渡すと300円相当のフィギュアが入ったカプセルくれる。
(後で見ると超リアルなザリガニだった)



入ってすぐケンシロウが出迎えてくれる。
上を見るとテラノザウルスっぽい恐竜の頭が突き出してたり、羽の生えた怪獣が戦ってたり。どれも妙にリアル。



グリコのオマケとか、巨大なキュべルワーゲンのプラモとか、懐かしのロボプラモとか、想像以上に見るものいっぱい。小さい食玩の異様なリアルさもすごかった。
展示物のウケとしては今の子供より昔の子供(今大人)かな。

ホビー館をたっぷり楽しんでから、前日受付のために会場の四万十町役場へ。


この手のイベントでは珍しく車検することになってます。ちょっと目視点検するぐらいかな?と思ってたら意外としっかりチェックされました。

ライトやテールランプの点灯具合やブレーキ、タイヤ回転時の異音、クイックリリースの緩み、外観上の突起物チェックなどシビアです。テキトーに考えてると車検落ちします。

車検後に受付して受付完了証をもらいます。これを当日の朝7時までに提出箱に入れればOK。


晩飯の材料買い出してから温泉へ。
夜はトレの中ですき焼き。大量に作りすぎて食い過ぎで動けない…。
苦しい腹かかえながら明日に備えて早めに寝ます。


イベント当日。
朝起きると車が少し濡れてる。明け方に少し雨がパラついたみたい。
でも天気は回復してて、もう雨は降らなさそう。

朝6時過ぎぐらいに会場横の駐車場へ。
自転車降ろして空気圧チェック。



会場に移動して自転車をバイクラックにひっかけてから開会式を待ちます。
四万十町のゆるキャラは「うまのすけっぴ」(”よいこ”と”わるさ"がいるらしい)。
国体バージョンみきゃんも来てた。


スタート前にガールズサイクルユニットのちゃりん娘とじゃんけん大会。


いよいよスタート。並ぶの早すぎてほぼ先頭(^^;。
(最前列はスタートクラッカーの紙テープがタイヤに絡んでえらいことになってた)



下り基調を快調に走る。
沿道の人が声援くれてテンション上がります。
が、すぐに人なんかいそうにない景観に変化。

この辺から強風向かい風。
この後ずっと向かい風に悩まされることに…。

向かい風だけどわりと快調に走って1つ目のエイドの道の駅「四万十大正」に到着。

まだまだスタートしたばかり、体力的には問題無し。

ゆるキャラの”わるさ"がいた。悪そうである。


お楽しみの食べ物は、いろいろ具が入ったうどん、イチゴゼリー。
各種ドリンクもしっかり用意されてます。

なにより素晴らしいのはテントで日陰が作られ、飲食用のテーブルと椅子が用意されていること。
今まで出たロングライドイベントで日差しの配慮があったエイドは存在しなかったです。
バイクラックも大量に用意されてるしエイドステーションとして完璧です。

このエイドでファットバイク見かけた。
あんなタイヤで162km走れるのか?

先が長いので食べたら出発。



ルート上には結構な数のトンネルがあります。
車道トンネルに平行して歩道用トンネルが整備されてるとこもありました。
(誘導されなかったら気づかない位置にある)

横はずっと四万十川。時々沈下橋が見えます。
走ってる位置が高いので川が遠く感じるのが残念。
走行ルートに沈下橋も入れてくれたらいいのに。

向かい風と戦って、2つめのエイドに到着。
駐車場ベースっぽい感じ。バイクラックは木製でやや少なめかな。



ここはチェックポイントを兼ねてて、ゼッケンで立ち寄りを確認されます。
食べ物は、イチゴのかき氷、いちご入り羊羹、青さのりの天ぷら(うまい!)、各種ドリンク。
受け取ると同時に食べて早々に出発。


ここからは四万十川を離れ松野町方面へ。
20年ぐらい前にさんざん通った道のはずだけど、あんまり記憶に残ってない。
道が狭くなってるとこはなんとなく覚えてた。
横の川は広見川かな。

3つ目のエイドの道の駅「虹の森公園」に到着。



風船ゲートとか拍手とか歓迎感が凄い!元気がでます。

ここでの食べ物は、天然うなぎのおにぎり(これはウマイ!)、冷たい緑茶、ぶどう、プチトマト、もなか。各種ドリンク。日陰のテーブル席があるのでゆっくり寛ぎます。



蛇口から出るみかんジュースは補充メンテ中(^^;。
復帰してから一杯もらう。

まだまだ先は長い。気合い入れて出発。

向かい風の中をひた走る。
斜めから吹いてる様で前の人についても恩恵少なめ。
ジワジワと体力消耗。

田んぼだらけの農道へ誘導されて裏道っぽいのを走って出たら、4つ目のエイド道の駅「みま」に到着。

やっと折り返しポイントだけど、かなりクタクタで足うごかん。




ここの食べ物は、じゃこ天、みま米の塩むすび、アイスモナカ、龍馬の水、各種ドリンク。
日陰の飲食エリアで長めに休憩。


伊達にゃんよがいた。そうか、ここは愛媛県。


ずっと向かい風だったので帰りの追い風を期待して出発。
来た道とは違うルートで松野町方向へ向かう。
若干の登り下り含みつつほぼ直線な道を淡々と走る。

5つ目のエイドの道の駅「森の三角ぼうし」に到着。


美人お嬢さんからゆずジュースと鬼どらを頂く。
日陰の飲食エリアでゆったり休憩。
ゆずジュース美味しいのでお代わり。

休憩しても足が復活しない。うーんヤバイ。
とりあえず再出発。


出てすぐ下り基調。
快調に走れるかと思いきや、追い風になるはずが向かい風っぽい嫌な感じ。
黙々と走るものの完全に向かい風に化ける。
風向き変わった…オワタ…。

さっぱりと動かなくなった足で向かい風と戦いつつ、6つ目のエイドの道の駅「四万十とおわ」に到着。

もー足動かんヨロヨロ。



ここはチェックポイントあり。ゼッケンでチエックしてもらう。
食べ物は、お寿司、しまんと緑茶、ドリンク各種。
日陰の飲食エリアで四万十川見ながらゆっくり食べるけど足は回復しないなぁ。
まだ50kmぐらいあるのに走りきれるんだろうか…。

足ヨロヨロのまま再出発。


キッチリと向かい風(泣)。トンネルの中は風強まって地獄。
ほんの少しの登りでも10km/hぐらいまで速度落ちる有様。
もはや四万十川眺めてる余裕なし。

耐えて耐えて、よーやく7つ目最後のエイドの道の駅「四万十大正」に到着。


いちごゼリー、坊ちゃん団子、SOYJOY、カロリーメイト、各種ドリンクを頂く。
長居すると動けなくなりそうなので早々に出発。


最後の区間をヨロヨロと走る。
もはや精神力だけで走ってる感じ。
ひたすら走ってトリップメーターが152kmになる。
全行程162kmだから残り10km切った!と思ったところで、スタッフが「あと15kmですー!」と言いながら追い越して行った。計算合わんぞ、やな予感。
時間的に間に合うので遅いペースをさらに落とす。
ここからが長いこと…。

最後は裏道っぽいルートから四万十町の町中へ出て、四万十町役場へゴール。


案の定、残りしっかり15kmあった。結局、総走行距離は167km。
もはやヨロヨロ&ボロボロ。
向かい風の影響で淡路ロングライドより消耗。
よく走り切れたもんだ。


受付で完走証と参加賞をもらう。
なんかいっぱい入ってる。
出してみると豪華粗品てんこ盛り。
メリダのポンプがヤバイ、こんな参加賞見たことないぞ。
ポンジュースとみかんジュース、パン、坊ちゃん団子、もろみ、カマボコ、その他もろもろ。
いやーすごい。

で、これで終わらない。

ここも最終エイドって設定らしい。
窪川の豚まん、米粉のカレーパン、ドリンクを頂く。
もう晩飯はいらん、お腹いっぱい。

温泉の無料券くれたけど、温泉寄ってると帰りつくのが夜遅くになるので断念。
トレ連結して早々に四万十町を後にしました。

向かい風がキツくて走行自体は過酷だったけど、全体通して歓迎感&おもてなし感、エイドの食べ物の充実は素晴らしかった。
よくある食べ物じゃなくて地元の美味しいモノで揃えてるのもグー。これだけでまた出ようって思える。

やや残念だったのは、上級コースの参加者230人ってことで淡路に比べると圧倒的に少ないこと。
ルート上で自転車に出会わない時間が長くて、似たような速度で走る人にも出会えない感が強かった。
(こっちのペースが遅いのもあるけど)
あと、走ってる道路が川から高いとこばかりで四万十川を近くに感じれなかったことかな。

ま、でも、キツかったけど来年またエントリーするんだろうなー、という感じ。
今度は向かい風じゃないといいな(^^)。

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