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初めての島に渡る

2019年 08月 18日

PSA1で出かけるが今回は島へは連れていけない。
自転車の意味がない大島と男木島をハシゴする。
とは言うものの港への単純な往復だけでも15km以上。
帰りに寄り道すると25kmコース。
ポタって言えるぐらいは走る。
瀬戸芸巡りなので強引にポタってことにしとく。
ほぼ瀬戸芸レポだが。

大島へは初めて渡る。
船は官用船で元々は園の関係者しか乗れなかった。
なので瀬戸芸巡りには使えず、、、
チャーターした民間船でのツアーでしか大島に行けず敷居高かった。
今年からは旅客船としての定期運航が許可されたので瀬戸芸巡りの人も乗れる。
料金は無料。
敷居下がりまくり。

官用船だからか高級感なし。
座席はそっけないビニール地の長椅子。
下の船室は窓との位置関係が悪くて空しか見えない。

大島に初上陸。

知らない景色だ。
背後に見えるのが女木島と男木島かな?

瀬戸芸関連の情報ホワトボード。
よく読んでから動く。

道には真ん中に線が引かれている。
左右を分けるラインかな?と思ったが分岐のとこも線が繋がってて不思議な感じ。
あとで調べたら盲目の患者さんが道を歩くときに目安にする線のようだ。
白い線はかすかに見えるのでこれを頼りに歩くと道の真ん中。
なので交差点で線自体がつながってる。

山に入る。
軽く登る程度の一周20分ぐらいのトレイル。
患者さんで結成された青年団によって1933年(昭和8年)に作られた散策路。
長い間閉ざされていたが瀬戸芸作品として復活させたようだ。

少し高い位置から島の中心部を見下ろす。
背後に庵治や屋島が見える。

この散策路を含めた北山の全体が作品。
リングワンデルング。
方向感覚を失って無意識に大きな円を描いてさまよい歩く、という意味。

ありがたいことに標識がある。
さまよわなくて済みそうだ。

山の中に巨大なオブジェ。

木には点々と白い顔のようなオブジェ。
ちょっとビビる。

なぜか立ち枯れた木がポツポツある。

緑が濃い竹林。
竹の太さは3cmぐらいで細い。
なんか不思議な感じ。

そんなワケはない。
確かに立ち枯れはあったが、、、

入山口に戻ってきた。
リングワンデルングから脱出。

島の中にはずらずらとお地蔵さんがある。
島の中に四国霊場88箇所を表現したもの。

赤い線は島からの脱出経路。
ここの作品は悲しい過去に紐づくモノが多い。

深い青で表現された部屋。

その壁の向こうは白い部屋。

泣く人魚。

漂着物で作られたオブジェ。

ひとりぼっちの海賊。

悲しい過去を知っておくことは大事。
知ったつもりにならないことも大事。
当事者以上に知ることはできない。

大島を離脱。
ちょっとカッコイイ船で男木島へ向かう。

ジャンボフェリーが運営する高速艇。
今回から期間限定で運行される超レアな航路。
大島から男木島へ直接行ける。

男木島着。
いい場所に船が横付け。
目の前に美味しそうなモノがある。
限定10食の鯛の塩焼きのせ冷汁でランチ。

氷が入って冷たい冷汁。
激ウマである。

欲張ってたこ天も。
普通はタコが細めで衣が厚いのだが男木島のはタコがみっちり。
食い進むとタコが太すぎて苦しくなってくる。

タコ食ったのでタコ関連の作品を見る。
地面にタコの足。

巨大タコツボのタコツボル。
フジツボがリアル。
中にはラスボスクラスのタコがいる。

めおん号到着。
どばーっと瀬戸芸客が放出される。
タイミングかぶったなぁ。

ちょっと雲増えてきた。
暑すぎるので曇ってくれた方が助かる。

青空デザインの体育館。

暑くて猫が伸びてる。

歩く箱舟。
島の環境丸ごと足つけて移動って感じか?

いい景色。
左側に見えるのが午前中にいた大島。
奥が庵治半島。

瞑想空間。
エアコン効いてるので動けない。

オンバファクトリー。
クロネコのクイックデリバリーがあった。
サイド4枚扉で中は2段式。
10万円で売ってる。
クロネコが配達に使うとウケると思うのだが。

いい雰囲気だが今日は暑すぎる。
外空間ではのんびりできない。

この系統もわりと好きだったりする。

部屋中の全てがこの感じ。

緑のが切ったキウイに見えてしかたない。

アキノリウム。
竹の音が心地いい。

陶器でつるや花を作ってる。

繊細ですごい。
しかし、ものすごく暑い!
汗が流れて止まらない。

これは素直に驚いた。
じっと見入ってしまう。

ゆっくりボトルの中身を見たいとこだが、、、
密閉空間でエアコンなし。
長い時間は耐えられない。

これも好み。
天井付近から畳を見下ろす。
もっと天井スレスレに張り付くべきだった(笑)

時間切れなので帰る。

たまには高松港の常設作品をパチリ。
当たり前すぎてスルーしがち。

ホムセンとか色々と寄り道して帰ったら7000kmになってた。
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