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剣山スーパー林道でダートポタ

2022年 09月 11日

誉自転車の主催で剣山スーパー林道でプチダートツーリングする話が出たので参加。ほんとは先週の予定だったが天気悪くて1週間延期。1週間経過してもビミョーな予報だが晴れマークなので決行。

林道入り口に現地集合という荒っぽい企画なのだが、あの辺はアプローチ路も酷道なのであまり車で近づきたくない。こっちは神山町から自走で登ることにする。E-MTBならどーということはない。帰りの下り方向はCOHO XC付きでも車よりもオートバイよりも速い。そういう道。

出発時点では空は雲で白い。これから回復して青空になるはずだけど、どーだろ。

ここは今年も復活の兆しなし。よい立地と建物なのにもったいない。

満月イチョウ。

たまにはこれが紅葉してる時に来ないといかんな。スーパー林道付近の紅葉タイミングに合わすと早すぎる。こいつが黄色くなるのはだいぶ遅い。

まだ低い雲もあるけどチラチラと青空が見えてきてる。

黙々と登る。荷物入り20kgのCOHO XCを牽いてても特に問題ない。適度なペダル負荷でHIGHモード13〜15km/hぐらいな感じ。よく勘違いされるが運動負荷はちゃんとある。とっても緩い坂を自分のペースで走ってる状態に近い。もっとゆっくり走ればペダル負荷は下がるけど、だいたいの人は自分の運動負荷として程よくバランスする速度で走るはず。その状態。

Eバイクは激坂を登ってても超高負荷にはならない。速度落とせばアシスト比率が上がりペダルは軽くなり、踏んで速度を上げればリニアに比率が下がって負荷が上がる。常に速度を落として軽く走る選択肢がある。でも自転車乗ってる人ならわかると思うが、実際には自分に都合いい負荷まで速度上げて巡行する。そのバランスする登坂速度が人力の2〜3倍の速さ。高負荷で遅くなりすぎない自転車。

COHO XCを牽いてても登坂速度はほとんど変わらない。減衰式アシストは速度制御なので重くても速度は出る。遅くなるというよりはバッテリーの減りが早くなる方向の動きをする。とっても都合がいい。ただし、トルクのあるBB式アシストに限る。ハブモーター式は固定ギヤ比でホイールを直接回すので高負荷でトルク負けしやすく重量増に弱い。

青空になった。山の側面に集落が見える。すごい場所に住んでんなぁ。

おなじみの出会い滝。今日もここでの出会いはない。

雨多いから滝の水量は豊富。

開けた場所に出た。吸い込まれるような谷間。木の生えてる角度がえげつない。

想定よりも日差しが暑い。ウインドブレーカーの出番はなさそうだ。

木漏れ日きらきら。日陰は涼しくて良い感じ。

光線が強くて目がチカチカする。紅葉時期にも来たいなぁ。

ほぼピークに近いポイントの開けた場所まで到達。

まだ時間余裕あるのでちょっとドローン。

峠ピークの雲早トンネルを抜ける。標高900mぐらいだったかな。

ちょこっと東側ルートにも入り込む。

天気良くて緑が綺麗。

光線が強いなー、これは気を抜くと服の隙間から日焼けするやつだ。

寄り道終了。合流時間が近いのでR193に復帰して西側区間の入口へ向かう。

下りなので一瞬で着いた。

崩落場所は復旧工事してるようだ。いつ通れるようになるんだろ。さすがに今シーズンは無理か?

まだ残量あるけど面倒がないように2本目に交換。これでもう交換せずに最後までもつ。

プチダートツーリングの参加者と合流。人力系はリジット2台、ハードテール1台、フルサス1台。E-MTBはハードテール1台とフルサス(私)の2台。

軽く登れるカーボンフルサスではあるが、、、登坂はやっぱりしんどい。

出発前からさっそくトラブル。チューブレスにしてるタイヤのエアーが抜ける。仕方ないのでチューブを入れる。まだ中にはシーラント生きてるのでベタベタ作業。こういうの見るとチューブでいいやって思ってしまう。

ダートに突入。緩めの傾斜とはいえ人力系とE-MTBでは勝負にならない。断続的に止まって写真撮りながらでもこっちが速すぎ。途中で後続を待ちつつ色々できる。

ドローン飛ばして木の隙間から林道が見えてるとこを狙う。もう200gにこだわる必要ないから海外用バッテリーを入手したいな。日本版バッテリーはフライト時間が短すぎて待って狙う撮影が難しすぎる。

人力系の登坂の大変さを見てると王滝SDAを思い出すなぁ。あれももう人力MTBでは走る気しない。早くEバイククラスを作って欲しい。

こっちはもっと大変そう。タイヤは太めだけどグラベルロード(クロス?)系か。舗装路では太く見えるタイヤもこういう道では細くて大変なんだよなぁ。ジャリなとこにすぐ埋まる。

ガードレールのあるダート路。剣山スーパー林道の定番の絵。舗装せずにダートで管理してくれてることに感謝しかない。

腹減ってきた。ファガスの森まであと3km。がんばってゴー。

標高1300mぐらいのはずだが日差しが強すぎて暑い!

先行してファガスの森に到着。後続をのんびと待つ。

ほんとにツキノワグマがいるようだ。一人でウロつくならクマ鈴いるぞ。

全員揃ってここでランチ。鹿肉カレー。

昼からはもう一息登って徳島のヘソを目指す。

空が青い。

ガードレールくしゃくしゃ。本気の落石があるとこうなる。通ってる時に落ちてくる確率は低いけど音には敏感に。

目的地に到着。

徳島のヘソ。

綺麗に見えてるの久しぶりだな。

ドローンで高いとこから狙ってみるが鳴門方面は写らんなぁ。うっすらと市街地がある向こうに鳴門大橋があるはずだがもっと空気が透明じゃないと無理っぽい。

ここで折り返し。下りをすっ飛ばして林道入口に戻る。フルサスは水を得た魚状態だけどリジット系は下りも修行だったらしい、、、

林道入口で皆んなと別れてひとり山を下る。同じ道を後ろから車で追いかけてくるはずだがこの道はフルサスMTBが最も速い。余裕もって流してる程度でも車に追いつかれることはない。COHO XCを牽いててもまったく負担にならない。逆に追加重量分で加速するので走りやすいぐらい。スイスイと快速で下った。

車に到着。ささっと積み込み。よく遊んだ、撤収!
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