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落合峠にアタック

2022年 10月 02日

今年はラニーニャで秋が短いらしい。晴れの週末はキッチリ有効に使う。昨日は歩き瀬戸芸に行ったので今日は自転車で山。去年別ルートのついでに行こうとして時間切れで断念した落合峠を再チャレンジ。自走は不可能な距離なので吉野川まで車で運んでからアタック。

車移動+Eバイクはホント無敵。思いつきで遠くの過酷ルートを気軽にアタックできる。車を置く起点が少々離れてもEバイクの機動力なら問題なし。そもそも車でスッと行ける場所やルートは自転車で走っても面白くないので好都合。

めっちゃ天気いい。つーか、暑い!もう10月なのに。とは言うものの暑いのは太陽光だけで日陰は結構ひんやりしてる。ちゃんと秋にはなってるのだが日差しが異様にキツイ。

さっそく登り始める。最初はセンターラインのある道だが、こんな条件のいい道はすぐに終わる。

すぐに1車線道になる。妙に狭くて登り傾斜もキツい。おまけにコーナーはブラインドでRがキツい。車では通りたくない道。それにしても太陽光がキツすぎて写真で表現できない。実際の見た目はもっともっと緑が鮮やかで綺麗。このタイミングでここに立って自分の目で見てることがプライスレス。

集落が見える。山の斜面を切り開いて畑にしてるっぽい。すげーなぁ。

高いとこにポツンと一軒家。あそこへ行く道はあるのだろうか。

道路の傾斜がキツいのでコーナー1つ抜けるとグンと高さが上がる。

コーナーのRもエゲツない。たまに車が通るのでホントにシャレにならん。危ないのでライト点灯は必須。贅沢に8Wのライトをデイライトとして点灯しっぱなしで登る。

だいぶ上がってきた。遠くに見える街並みの辺りから登ってきた。標高900mちょっとで1つ目のピークが近い。1000mぐらいでピークでそこから一旦降って再度登り返して1500mぐらいが本命の2個目のピーク。獲得標高は2000mぐらいになると思われる。

流れる水は当然エメラルドブルー。

この辺は本気の林業が稼働中。クローラーが2台。さすがに今日は切り出しはしてないようだ。でも下の方で木材満載のトラックがいたから、切り出して貯めてる木材の運び出しは日曜でもやってるようだ。てことはあの狭い道をトラックは抜けてきたわけか、、、狭いとこで車と対向したらヤバいな。自転車でもビビる。

必殺のiPhone縦パノラマ。カリカリの画質は好みじゃないけどデジ一眼では不可能な超広角画角を表現できるので重宝する。人が感じる画角の印象ってこんな感じなんだよなぁ。人の目は勝手に広角になる上に脳が補正して印象として捉える。緑に覆われた爽快な道はこんなふうに見える。

デジ一眼はレンズの制限にこだわりすぎでこういうの撮りにくい。デジタルなのにデジタル処理が弱すぎる。少しはスマホを見習ってほしい。邪道とか言ってるとスマホにユーザー持って行かれてしまうぞ。

1本目が強制ECOモードに落ちた。やっぱり峠ピークまではもたんかった。獲得標高はすでに1000mを超えてるので当然だな。

スペアがあるのでどーということはない。2本目に交換。

COHO XCの上に紅葉した葉っぱがヒラヒラと。微妙に紅葉が始まってる。

峠ピークな雰囲気になってきた。人間の目でみると強烈な美しさなのだが明暗差が激しすぎて写真で表現できない。こういうのは直接自分の目で見ないと本当の景色はわからない。それがわざわざここに来る意味。

落合峠に到着。標高1520m。途中の1000mぐらいのピークから一旦下がるので獲得標高はかなりあった。たぶん帰りの登り返しを考えると2000mオーバー。1500mの想定だとハマる。

西方向を眺める。めっちゃ景色いい。

東側にはもう一息高いとこがある。トレッキングルートがあるなぁ。もっと早い時間帯に来たら歩いて登れるか?今日は出るのが遅過ぎたので話にならない。

お昼を大幅に過ぎてしまった。腹ペコなのでランチ体制に入る。しかし、手前の日陰は17℃で寒かったのにここは直射日光でジリジリと暑い。天気いいときの高いとこってどこもこんな感じだな。

今日のランチはスーパーフードのカップヌードルに温泉たまごトッピング。太陽光は暑いけど気温は低いので熱いカップラーメンはおいしく食べられる。これまた不思議感覚。

食ったらドローンで空中散歩。

逆光厳しいけどいい雰囲気。こっち側の斜面だけ森林限界っぽい感じになってる。何か条件違うんだろうか。

山深いよなぁ。

東側のピーク付近も空中散歩。トレッキングルートが何本か見えるけど結構な傾斜。登るの大変そうだけどピークからの景色は良さそうなので、またチャレンジしたいところ。

いい時間になった。途中でちょっと寄り道予定なので早めに豪快なダウンヒルを開始。でもこの道はイマイチ走りにくい。道路が狭過ぎな上に傾斜とコーナーのRもキツく完全なブラインドなとこが多い。ごく稀に車が来るんだけど突然視界に現れる感じなので神経使う。

寄り道ポイント。去年時間切れで散策を断念した林道。今日はガッツリとチェックする。

整備されてる上に軽トラのわだちらしき後がある。たぶん林業が稼働してる林道だと思われる。

バスが投げてある。ここまで入ってきたのか?

入り込んだ奥の方はだんだんと作ったばかりの雰囲気になってきた。

ガッツリと山を削って道通してる。

クローラーの跡があると思ったらいた。これは林業の切り出しじゃなくて道を切り開いて出た木材を運んでそう。

まだ道は続いているようだが。

少し進むと終点だった。

うーん、これを削って道作るのか。ある意味すげーな。

結構な傾斜で路面グズグズのドロドロでもCOHO XC付きでスルスルと静かに散策できるのがE-MTBの良さ。封鎖されてないので公道扱いなとこだけどリアル稼働中の林業用に作ってるからジャマしないようにローインパクトで散策するのが筋。こういう道はオフバイクでやかましく引っ掻き回したらいかん。

ホントにいい時間になってきたのでダッシュで山を下る。

帰りルートを出そうとしたが、そーかここはソフバン圏外だった。というか1つ目のピークから奥は全て圏外。ほぼ半日は行方不明な感じ。去年来た時に懲りてGoogleマップはこの辺をキャッシュさせてる。やってないと現在地すら判断できなくなる凄い場所。

ほぼ下界に下りた。2車線路になると快走。まーそのまま行くと幹線道に合流して都合悪いので途中から狭い旧道に逸れるんだけど。

最後は土手の車が来ない管理道をまったりと。今日もよいポタだった。
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