近くの山を散策
2023年 01月 08日
寒さがちょっと緩んだ感じなので午後に近くの山に出かける。半日パターンでも冬場に山方向に行くとバッテリー1本では足りないので自動的にCOHO XC付き。スペアバッテリーに加えて今日は使わないと思うけどチェアゼロとコーヒーセットも入れてる。普段よりは軽いミニセット装備。
COHO XCが付いても機動性は問題ない。トレイルでもポタリング的な走りなら困ることはない。ただし路面の悪い超激坂ポイントは影響が出てくる。TRS2AM単体ならギリギリ登れるって傾斜と路面状況ではCOHO XCを追加すると登れなくなる。
登坂パワーとしては足りてるのだが、タイヤ付きの重りを引っ張る構成になるので駆動輪のグリップが足りない。タイヤが空転して足を着くと終わり。再発進も最初のひと踏みでタイヤ空転するので無理。まーそのレベルはそもそも人力MTBでは到底登れない傾斜なのだが、、、
押し上げという意味では分離して別々に運べば可能。でも、そんな激坂を2回往復して重量物を押し上げる作業自体が過酷ってことは理解しとく必要がある。そもそもTRS2AM単体でも激坂押し上げは死ぬ。ウォークモードが欲しいよなぁ。
長いこと行ってなかった秘密ルートへ入る。相変わらず超狭い。
ルート前半には斜面に生きてる畑がある。これがあるおかげで軽トラが入ってくるから道が荒れ果ててないんだろな。
畑のない奥の部分のルートはどんどん路面が怪しくなる。一応、車が通れる路面ではあるが対向車を避ける空間はない。今までにここで人や車に出会ったことはないので対向車は来ないけど、車で入る場所じゃないな。
その近くにある謎のトレイル。以前に1回途中まで登ってみたが激坂すぎて途中で断念したとこ。そこに再調査に入ってみる。
相変わらずの激坂である。路面がグズグズ気味で石もゴロゴロしてるので失速すると再発進が難しい。限界になるまで登ったとこでCOHO XCを切り離す。
さらに登ると壁のような傾斜が、、、もはやE-MTBを上に運べる次元じゃない。歩いて登るのも足が滑って限界ギリギリな感じ。
TRS2AMも切り離し。最後は人間のみで登る。
登った先に見晴らしのいい場所があった。謎トレイルはここへ上がるための登山道っぽい。景色を見ながらコーヒー飲むには良い空間だが、荷物をCOHO XCと共に切り離してきたので今日は断念。次回はコーヒーセットを運び上げたいな。
メインルートに戻って違うトレイルへ。ここも長いこと入ってないな。
中は良い状態だった。快適トレイルポタ。
このぐらいの段差だとさすがにCOHO XCの腹が引っかかる。強引に走れば擦りながら突破できる範囲だけどそもそも大きな段差は怖いので押して通過。
隙間から見える瀬戸内海。白すぎてよく見えない。
メインルートに出て海側へ下った。こっち側もしっかりと白い。瀬戸大橋が微かに見える。
正月に買ったみかんを食い尽くしたので2袋補充。どっしりと重くなるが走行への影響は体感では誤差の範囲。2袋を背負って走ったら死ぬような思いをする(した)のでCOHO XC効果は絶大。あと低重心も大事。
山の上の神社に寄ってみる。ここも超激坂。とはいっても斜度20%ぐらいでコンクリ道だからTRS2AM+COHO XCなら何の問題もない。ギヤ余る。
最後の階段を登るのがまぁまぁ足にくる。
この神社の境内から見える瀬戸内海方向の景色がなかなか良い。
西側の海沿いに出たら夕日がめっちゃいい感じ。しまった望遠持ってこなかった。
瀬戸大橋に沈む夕日。盛大にトリミングした。くそー、バズーカー望遠があればなぁ、、、無駄でも積んでおくべきだった。
バッテリー終わったのでスペアに交換。バッテリーに余裕があるので車の多い山裾のルートではなく山を越えるルートで帰ることにする。たぶん交通量はほぼゼロ。このタイミングからそんな選択ができるのがEバイクのメリット。山ルートは真っ暗で気温も下がるけどグリップヒーターとSUPERNOVAライトがあるので問題なし。
マジックアワーの景色を見ながら山を登っていく。
刻々と空の色が変わっていく。写真は妥協の産物。目で見てる色とだいぶ違う。リアルな印象は写真では残せんのよなぁ。実際にこの時間にこの場所で見ないと本物の色はわからん。
車やバイクでも同じ景色を狙って見にいくことはできるけど、どーしても点から点への移動になる。狙って行くだけになってしまいがち。線で移動し細かいとこに入り込める自由度は自転車が圧倒的に上。人力自転車では登坂での機動力に限界があったけどEバイクなら欠点なし。
マジックアワーを過ぎるとぐんぐん冷えてくるけど困るほどでもない。やっぱ手先と足先がポイントだな。グリップヒーターは無段階で随時適温に調整。足先は専用の貼るカイロ。この2点の対策で極寒時でも一気に快適になる。寒いけど凍えない、って感じ。
やっぱり山ルートは交通量ゼロだった。反対側へ下って裏道でささっと帰還。
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