2014 ツールドひじかわ

トップ > 自転車の話 > Cannondale RZ120 > 2014 ツールドひじかわ
2014.11.30

「ツール・ド・ひじかわ」に参加しました。
今年が初めての開催で、おおず街なか再生館の主催です。


コースは、大洲まちの駅あさもや→道の駅清流の里ひじかわ→河辺ふるさと公園→泉ヶ峠→亀の甲→あさもやの74km。距離はロングライド系では短めなものの、峠のピークは標高650mなのでそれなりに根性要りそうです。

たまたまFacebookでエントリー開始直後を見かけたので、深く考えずにすぐに申し込み(3500円と安かったし)。エントリー枠が100人(愛媛新聞によると108人参加)と少なめだったのでソッコーで埋まった模様。運が良かった。自転車仲間は誰もエントリーしなかったので単独での参加です。

距離的に日帰りも可能だけど超早起きはしんどいので宿とって前日から大洲へ。

せっかくなので大洲の中心部(昔の?)をウロウロと観光ポタ。

せまーい道の先に赤煉瓦館。
すぐ横が肱川でうかいの船が沢山置いてあった(今はシーズンオフ)。



昭和の街並みを再現したポコペン横丁。
月に1回ぐらいは店とかやってるらしい(この日は何もなし)。
古い車を置いてるけど放置車両レベルに朽ち果ててるのが残念。
(再現するなら綺麗な古い車を維持しなきゃ)


大洲城の周辺も散策。
城への激坂を登ってみたけど途中から自転車進入禁止だった。
自転車をワイヤーロックできる場所がないので断念して下る。


晩飯は「ちゃんぽん」。
ラーメンみたいなやつじゃなく「そばめし」。大洲ローカルらしい。
関西のそばめしより薄味かな(辛口ソースにしたからピリピリはするけど)。
いい値段するなぁ、と思ったけどスゴイ大盛りだった(@@)。


翌朝は宿から会場まで近いので、装備などゆっくり準備して出発。

駐車場はスタート会場からちょっと離れたとこ。
車止めて自転車降ろします。


スタート会場まで自転車で移動。
ウインドブレーカー着ててもちょっと寒め(息が白いし)。


受付してゼッケンもらう。
バイクラックはバーに1台分づつ番号貼ってて引っ掛ける場所がキッチリ指定されてた。
ちと管理が細かすぎの様な気もする(台数分あるならどこ引っ掛けてもええやん)。


開会式には国体バージョンのみきゃんとにゃんよが来てた。
みきゃんに人気偏って、にゃんよはショボーンって感じ。
愛媛県警のバイシクルユニットも登場。愛媛は自転車系に力入ってるなぁ。


スタートは先導車付で10台づつ。
ゲートとかないのでビジュアル的に地味だけどパトカーに先導されて先頭がスタート。
白バイ2台がスタート毎に付き添いで行ったり来たり。
なかなか見れない絵だ。


台数少ないのですぐに順番まわってきます。
スタート位置に並んで写真撮影されてからゴー!
山にはもやがかかってます。大洲では山にもやがかかると晴れるらしい。



素晴らしい景色の中を快走。青空見えてきて太陽も出てきた。
最初のエイドまでは先導車を追い越さずにゼッケン順の10台グループを崩さずに走るって指示。
ゆっくり走るのかと思ったら先導は30km/hオーバーで巡航。
ついていけん…。後ろ振り返ると遅めの人を境に離れていってる。
時折20km/h以下のペースに落として後ろが追いついてくるのを待ったりするのでペースにムラあり。
危険な道でもないんだからグループ関係なくマイペースで走らせて欲しいかな。


しばらく走ると先行グループに追いついて自動的に安定したペースに。
景色見ながらゆったり巡航。
なんか見覚えのある場所があると思ったら、20年ぐらい前に四万十へ行くのによく通った道だった。
(当時は高速使う余裕なかったので下道ばかり走ってた。懐かしい)


20kmぐらい走ったところで1つ目のエイド「道の駅清流の里ひじかわ」に到着。
道の駅は普通に営業中。隅の方にこじんまりとエイドとバイクラックがある。


お楽しみの食べ物は、暖かいフランクフルトと暖かいお茶。
体が冷え気味なので暖かいモノはありがたい。
人数少ないのでトイレ行列がないのもよかった。


エイドから出発。
すっと出してはくれず先導付で何台かたまるまで待たされる。
こっちは登り基調の道はペース遅いので一緒に出る意味ほぼないのになー。


分岐のあるとこには直進でも誘導員が配置されてた。道に迷いようがない感じ。
登り基調なので一緒に出たグループにはすぐ見えなくなり、後からのグループにも追い越される。
ママチャリっぽい後ろカゴつけたランドナーに豪快に抜かれた。


緩めの登りのなんにもない道をどんどん山奥へ向かう。
途中にあらわれる集落ではお年寄りが声援くれます。
ありがたいです。元気が出ます。


景色いいけど山深いなぁ。
傾斜もじわじわと上がってきた。


登り基調の緩めのアップダウンを繰り返して2つ目のエイド「河辺ふるさと公園」に到着。
1つ目のエイド出てから15km程度だけど標高300mまで上がってます。


学校跡地を利用した施設らしい。いい感じの建物。


11時なのでちょっと早めだけど、ここでは昼ご飯想定のしゃも鍋とおにぎりを頂く。
暖かいしゃも鍋がウマイ。マトモな食いモノあると元気が出るなぁ(菓子パンじゃダメ)。
おかわりもあるけど、これから泉ヶ峠なので適量でセーブ。
(腹いっぱい食うとヤバイらしい)


食ったら出発。
標高300mまで登ってきた道を一旦下ります(230mぐらいまで下って再登り)。
下り区間は先導付き(追い越したらダメ)。登りに入ったら自由に走っていいとのこと。
登り区間で暑いだろうからウインドブレーカー脱いだけど、一旦下るのが寒かった…。


ここから泉ヶ峠へ向かうヒルクライムへ。
5kmで400m上がるはず(平均勾配8%、最大15%とか言ってた)。
分岐の先から「なんじゃこりゃー」という声が聞こえる。
曲がると道路広めで路面も綺麗だけど、カクッと傾斜変わって7%ぐらいが続いてる感じ。
まー、このぐらいなら登れなくはない(ゆっくりだけど)。


7〜8%ぐらいと思われる坂が続きます。
すでに押してる人やジグザグに走るロードもチラホラ。


この辺からが本命区間。軽く10%超え(たぶん15%コース)。
さすがに押してる人が多い。


ものすごい傾斜の途中に坂本龍馬脱藩の道があります。
たぶんクリート付きは止まると再発進不能。


まだまだ激坂は続く…。
軽いギアでノロノロ登るものの、汗止めバンドがオーバーフローしてボタボタと汗が落ちる。
ぐんぐん高度が上がります。山深いです。一人で来ると遭難しかねない。


激坂区間を越えると傾斜は少し緩めに変化。
さらに黙々と登って泉ヶ峠ピークのエイドに到着。


ここは食べ物はなし。お茶と水素水ってのをくれた。
飲んでも普通の水と違いは判別不能。


そして下り。
先導付きでエグい山道をゆっくりペースで下ります。
ゆっくりすぎてブレーキに負担かかりそう。



ときどき視界が開けていい景色が広がります。
天気はキッチリ曇りになってしまったけど晴れてたら綺麗なんだろうな。


下りの途中で強制的に休憩入れられます。
ブレーキ握る握力回復の為らしい(指1本で減速できるディスクブレーキには関係ないけど)。
安全対策ってことはわかるけど管理しすぎな気もする。
いい大人が走ってるんだから休憩タイミングぐらい自己判断でいいんじゃないかと思うところ。


さらに下りは続きます(強制休憩が半分ぐらいの地点)。
道路は広くなったり狭まったりの繰り返し。
対向車は1台も現れず。


きつい傾斜の下り終了。
なんか空模様ヤバイ!


やや下りを快調に進んでるとバラバラと雨が降ってきた!
バッグにカバーかけようかと思ってた頃に最終エイドに到着。


ここでは熱々の豚汁を頂く。
山下りで冷えた体にはありがたい。
が、雨がジャンジャン降りだしたのでゆっくりしてられない。
大急ぎで雨対策して再出発。


雨は見事なザンザン降りの本降り。道路は水溜まってます。
走るとタイヤで水かきあげて下からシャワー状態。ビチョビチョ。
最後は交通量多めの国道197号を黙々とゴールへ向かいます。


ようやくゴール。
会場周辺は雨が弱まっていて助かった。



冷え切った体にフィニッシュフードの熱々の芋たき。生き返ります。
暖かい食べ物はホントありがたいです。


ゼッケン返して完走証と景品もらいました。坂本龍馬のデザインでちょっとカッコイイ。

15時から閉会式する、ってことなので一旦車に着替えに戻ります。雨もほぼ止んでる感じ。

が、駐車場所に着いた時点でザンザン降り復活。
とりあえずビチョビチョの服を着替えて車で待機。


暖房効かせて暖まりながら景品を確認。
坂本龍馬Tシャツ、伊予銀タオル、伯方の塩、パンフいろいろ。
エイドの食べ物も考えると3500円じゃ赤字じゃないの?って感じ。

少し待ってみたものの雨脚はさらに強くなってきた。
会場には車止めれないし歩いて行く距離でもない。自転車で行こうにもこの雨じゃ無理。
閉会式見るのは諦めて自転車積んで帰路につきました。

最後に雨になってしまったものの、なかなか楽しいイベントでした。
走ったことのないルートを食べ物や飲み物の心配せずに走れるのは楽しいモンです。
(もうちょい先導なしの自由走行増やしてくれればなおヨシ)
来年も開催される様なら、また参加かな。

トップ > 自転車の話 > Cannondale RZ120 > 2014 ツールドひじかわ
2014 ツールドひじかわ COPYRIGHT 1996-2024 E-NAYA
Powered by WPMS