アクスル受けを改造してCOHO XC連結

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2019.09.21

TRS2AMの納車後に発覚したリアのスルーアクスル構造の問題。BESV側でも色々調べてくれてた。TRS2のアクスル受け構造は専用設計ではなく規格モノらしい。なので同じ受けネジを採用したMTBが今後いろいろと出てくるとのこと。

てことはバーレーが対応ジョイントを用意するのが筋か?BESV側でバーレーにも確認取ってくれたが現時点でこの受けネジに対応したジョイントは存在しない。この規格を採用する車種が増えればバーレーが作る可能性はあるがいつになるやらわからん。

行き詰まった、、、

前向きなBESVなので台湾側と対策パーツの検討してくれるようだけど、さすがにCOHO XCの為だけに専用パーツ用意するのは簡単じゃない(たぶん現時点で日本で必要なのは私だけだし)。受注生産でいいからオプションとして用意してくれると有難いが、検討してくれるにしてもすぐに実現は無理。

となると一旦は自力解決するしかない。無ければ作る。SSERに出てた頃からやってたこと。諦めなければだいたいのことは解決できる。秋のポタリングシーズンをパーにはできない。

アクスルの受けネジはまだパーツ注文できないっぽい。自力加工にチャレンジするのでパーツ出ないか聞いたら特別に1個提供してくれた。感謝!


貴重なアクスル受け側パーツ。こいつを自力加工する。さすがに手で持つドリルとかでは刃が立たないので秘密兵器をポチる。


腰が抜けるかと思うような重量物が届いた。


恐ろしく重いパーツを組み立て。サビ防止の油でべちょべちょ。バカみたいにでかいモーターが付いてる。


完全にやりすぎ機材である。でもあると便利。正確な穴あけ加工はDIYの基本。安物なので荒っぽい仕上げだけど最低限の実用性は確保されてる。無いと加工できないので安物でも有ることに意味がある。

以前から欲しかったが買う勇気がなかった。COHO XCを繋げる為となればポチる勇気も出る。つーか、こんなモノを勢いでポチって届くことが素晴らしい。地方でもネット環境あれば不自由せんな。いい時代になった。


慎重にセンター合わせてゴリゴリと穴開ける。どーにか開いた。中のネジ溝の続きでネジ切りすればOKの想定だったが、、、


そんなに甘くはない。素材が恐ろしく硬い印象。まったくネジが切れる感じがしない。シャフトの受けるパーツが柔らかい金属のはずもないな。タップ立ても安物だから余計に無理がある。


外側の部分はネジ溝浅くてもいいので少しずつ広げてみる。しかし、ネジ切りが浅くても溝付けるの不可能な手応え。何度もボール盤とネジ切りを行き来してもがく。

結局、外側の穴開けた部分にネジ山作ることは断念。中に本来のネジ溝あるから問題なかろう。外側部分は大きめに削るがクリアランスが減るので調整がシビア。中のネジ溝と穴あけた部分の境目のネジ山を整えるだけでもネジ切りは恐ろしく硬かった、、、


なんとか貫通版を作った。バーレーシャフト通った。勝利!


しかしこのままではディレーラーハンガーへ向かって締められない。六角レンチ用の穴はもうない。

ポクポクポクと考えた。まずは12mmのボルトを入手。それを受け側パーツにガッチリとねじ込む。ディレーラーハンガーへねじ込む外側のネジは逆ネジ。このボルトを緩める方向に回すと締めれる(ちと締め付けトルク弱いので対策考え中)。受け側パーツを外すときはボルトを締める方に回せばOK。


ついた!


TRS2にバーレーのジョイントが両側についた写真は世界初に違いない。


COHO XCを連結。当然だけどまったく問題ない。テスト走行してみたが空荷では軽すぎて感触わからん。荷物積んで山を走って評価だな。

その前にディレーラーハンガーへの締め付けトルクをもう少し上げる方法を考えよう。細かい課題はあるが山は越えた。とりあえずの繋ぎとしては使える。これで時間稼ぎ。


2019.9.28 追記

ねじ込み時の工夫でディレーラーハンガーへの締め付けトルクは少し上げた。でも、根本的に強トルクでは締められない。当然ながらディレーラーハンガーとフレームにガタはない。しっかり密着して一体化してるのは大前提。その上でネジとしての締め付けトルクが本来の想定より弱いかな、って感じ。

シャフトネジで反対側に引き寄せ、さらにバーレーアダプターで上から締める。構造的に緩むことはないけど気持ち良くはない。一応、ネジロック剤はしっかり入れた。

※加工〜取り付けまで色々とシビアです。危ないのでDIY技術の無い人はマネしないで下さい。

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