デジタル電流計の追加

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2005.6

サブバッテリー監視用のアナログの直列方式の電流計を容量オーバーの電流流して焼いてしまい、なんとか100Aクラスの電流計を手に入れねば、と探しまわってました。しかし、アナログ直列方式では大きくても60Aまでしか存在せず、シャント抵抗使った100Aタイプのやつだと軽く1万円オーバー(大森メーターとかにあります)。キャンピングカーではメジャーな、シャント抵抗使ったデジタルタイプの電流計(電圧も監視できる)は、3万円!。懐の寒い私には、どちらも対象外。

電流計は諦めるかなぁ、と思っていましたがついに見つけました。むろん車用じゃありません計測用です。型落ちの様ですが1セット3千円+送料で2セット入手。シャント抵抗を使った方式で7セグメントLEDでアンペア表示できます。

問い合わせが多いので追加情報です(2010/1/12)。

この電流計は『旭計器』のAP-201-1Bという製品です。たまたまヤフオクに出品されていたのを購入しましたが、その時点で型落ちの様でした(2006/6)。

モノとしては専用のシャント抵抗とセットで使用します。電源に5Vが必要だったり、端子が差し込み様の基盤だったり(自分でハンダ付け&絶縁改造してギボシ端子などを取り出す必要あり)のでポン付けは不可能です。形状も奥に長いので(端子部分を考えると10cmぐらいの奥行きが必要)取り付けも楽じゃありません。

後継になる製品が存在するとは思いますが、手軽に電流を見たい場合は定番のAVモニター(キャンピングカー関係のショップや通販で売ってます)を採用するのが安全でしょう。
これがシャント抵抗(サブバッテリー側)。直流200Aタイプです。 残念ながら今回見つけた電流計は、マイナス側でしか計測できないので、シャント抵抗はマイナス側に装着します。サブバッテリー側はいいんですが、メインバッテリー側はマイナス端子に割り込ますので、セルスタートを含め全ての電流が流れます。容量大きいから問題はないんですけどね。
デジタルメーター部分は、もちろん車内に装着。灰皿下のトレイの部分に埋め込みました。これでエンジンルーム覗かなくても、車内で電流の状態がリアルタイムに監視できます。 計測用ということで、メーター部分を動作させるために5Vの電圧が必要だったので、パソコン用の12V→5V変換用のユニットを中に埋め込んで5Vを確保してます。 左がメイン、右がサブバッテリーの表示です。アクセサリー位置にするとこのぐらい流れてるみたいです。
エンジンを始動すると、セルに使った電力を急速に充電するらしく、一気に30Aぐらいがメインバッテリーへ流れ込みますが、みるみるうちに電流値が減少し数十秒後には、充電完了となって電流値は0になります。
この電流計のおかげで、サブへの充電電流値をかなり正確に把握できる様になりました。いろいろ試した結果、当初想定してた抵抗値では、実際の充電電流は少ないみたいです。1日のほとんどを移動する場合には問題ないですが、3、4時間程度しか走行しない場合でもフル充電できる様にするには、もっと抵抗値を下げる必要がありそうです。


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