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2018.11.28
気がつけばサイクルトレーラーJourneyを使い始めてから5年半経過してた。 時が経つのは早い。 当初は年に2,3回の例外的な使い方だったけど、ここ2年ぐらいはポタリングでは引いてる方が多いぐらい。1日使うロングポタだとほぼ引いてる。まさに必須のアイテムになってる。 自転車乗り始めの頃は走り自体や速度に偏っていた。 でも、そんな方向はすぐ飽きる。 速度求めるならオートバイでいい。 高負荷の運動自体が楽しいわけでもない。 自転車ならではの楽しさって何? たどり着いたのが、遅くも速くもない20km/h前後の速度で、自転車じゃないと入り込みにくい狭いマイナールートを絶景探しつつ景色を見ながら気ままにポタリングすること。 軽く汗かく程度の健康的な負荷で広範囲をウロつく楽しさは自転車ならでは。オートバイは速すぎ&不自由、歩きは遅すぎ、自転車のちょうどいい速度と機動力が心地いい。 一般的なポタと少し違うのは1日丸々使うことが多いこと。のんびり遊びながら動くけど時間あるので結果的に100km近く走ることもザラ。個人的にロングポタと表現してる。 そういうロングポタのお供にジャーニートレーラーはドンピシャ。 大きなポイントがMTBの走行感を損ねないこと。 走行ラインが一本橋状態でも問題なし。 車輪が通過するラインは自転車側と同じ。 タイトコーナーを高速で旋回も問題なし。 旋回Gはトレーラーが傾くことで相殺。 幅がペダル幅程度なので障害物のある狭いすり抜けも問題ない。 MTB単体で走る体感とほとんど変わらない。 2輪のリヤカータイプではこの感覚では使えない。 さらにはフルサスMTBとの相性抜群。 サスの動きに影響無いので乗り心地確保したまま荷物を運べる。 載せる荷物量によって走行テクは必要だけど、 「傾斜してバランスとる2輪車としてのテク」 自転車として走るという意味で何もスポイルされない。 走れる場所も全くスポイルされない。 細い道でも舗装されてない場所でも問題ない。 狭いトレイルすら極端な段差がなければ走れる。 トレーラー本体は5kg程度。ドライバッグが1.6kg トータルで6.6kgと見た目よりはかなり軽い。 牽引負荷も空荷だと平地では引いてるの忘れるぐらい。 荷物載せると加速時は重ったるい。 巡行時の快適性は変わらない。速度としては若干落ちる。 登り坂は軽いギヤは必須になる。 ま、軽いギヤがあれば20%近い激坂でも上がれるので問題なし。 平地と登りの巡行速度は少し落ちる。 でもポタリングならまったく問題にならない。 ややハイペースで走っても困るほどではない。 そんなことより荷物が運べるメリットが絶大。 レンズやドローンの撮影機材に加え、デイキャン用のバーナーや食料を詰め込める。 運びにくい三脚も入れれるし、重い巨大望遠レンズも運べる。 途中でお土産買っても積んで帰れる。 さすがに重量はホドホドに。 耐荷重は大きいけど荷物は5kg程度までが軽快。 個人的に背負うバッグには6DMk2+EF24-70mmF2.8L IIが標準装備。 (追加でたまにEF70-20mmF4L IS) これ以上人間が背負う余裕は無いのである。 その状態から追加で大量の荷物運べるJourneyはポタリングの可能性を飛躍的に広げてくれる。 誰もいない秘境な場所でご飯&コーヒーの贅沢。 ご飯屋が無いルートを避ける必要もない。 タイヤをブロックに交換してからはダートもガンガン入る。 荷物への衝撃を考慮して下り速度は抑え気味になるけど走行に支障はなし。 積んでる荷物が衝撃に強いモノなら爆走も可能。 トレーラーはハネ気味にはなるけど壊れたことはない。 寒霞渓に登るのも問題ない。 少し多めに時間かかるだけ。 ポタリングだと写真撮影の方に大量の時間使うから誤差の範囲。 高いとこでは剣山にも登ったし、瓶ヶ森もウロついた。 時間確保できるなら行けない場所はない。 坂を登ってると驚かれるけど軽いギヤで速度落とせば足の負担は同じ。 ポタリングとしての快適性はMTB単体と変わらない。 トレーラー付きだと止まって遊ぶネタが多いので時間確保がネック。 遊びすぎて日没後に帰還ってことも多い。 日の長い時期に早朝出発するパターンが余裕あって楽しい。 田舎の狭い道はホントに楽しい。 車では自由がきかない。 入り込むと離合できずUターンすら困る。 離れた場所に車止めて歩いてウロつく人もいるが遠い場所までは来れない。 自転車は自由自在。 狭ければ狭いほど人がいない絶景を楽しめる。 荷物を運べると贅沢なポタリングができる。 のんびりしすぎて時間が無くなるのがネック。 椅子を積んでおくとさらに時間が無くなる(笑) 標高ある場所に行くときはウェアとか軽くかさばるモノを入れれる。 道中でミカンとかの路上販売あっても躊躇なく買える。 この自由を手に入れると戻れない。 行きは空荷、帰りはお土産満載ってことも多い。 荷物運びに困ってる人にはオススメだけど難点が1つ。 購入した2013年当時は問題なかったけど接続アダプターがクイック用しかない。 今時のMTBは車軸の固定規格の主流が変わってスルーアクスルになってる。 残念ながら新しいMTBには接続できない。 そもそも人ごとじゃない。 今後、新しいMTB(フルサスe-MTB待ち)を買うともれなく使えない。 Journy用の新しいアダプター出ないのか? 2018.11.29 追記 TOPEAKに問い合わせたところ。 「現在のところスルーアクスルに対応した専用マウントの販売予定はございません」 との回答。 接続できなければ使えないから商品的にオワコン扱いのようだ。 BURLEYへの乗り換えを本気で検討しないといかん。 本気版1輪サイクルトレーラーのCOHO XC。 ハードなオフロード環境での利用に欲しいとは思ってたものの、こいつは重量が重い。 ダート走行を想定した強度でサスやスタンド付き。 サイドバックのオプションまである。 舗装路ポタには過剰装備気味。 おかげで標準の空荷状態で10kg。 Journeyに荷物積んだ状態と同じ。 ついでに価格も高い。 本体は8万ぐらいでドライバッグが付いてない。 ドライバッグも買うと総額10万近い。 Journeyの2倍以上(Journeyはドライバッグ付属)。 オワコン気味ではあるが、クイック規格のMTBやクロスで舗装路メインで使うなら今でもJourneyはコスパ高くてオススメ。 舗装路ロングポタにはJourney、ハードな未舗装路ポタにはCOHO XCの使い分けを妄想してたが接続できないのではどーにもならん。早めにCOHO XC検討するか... 2018.11.29 追記 TOPEAK(正確には株式会社マルイ)からのメール回答では、 「現在のところスルーアクスルに対応した専用マウントの販売予定はございません」 だったのだが、、、 ネットを探ってたらマルイの2019年商品の展示会の写真に、 「スルーアクスル対応型 ジャーニートレーラーTX」ってのがあるぞ。 スルーアクスルに対応のジャーニートレーラーの販売予定あるじゃん(怒) クイックリリースフッティング…って文字見えるから標準ではクイック、オプションのスルーアクスルキット追加で各種スルーアクスルにも対応、って感じか。 アクスル部分は別売だから買える。 本体変わってりゃ丸ごと買い直しも仕方ないけどアーム以外は以前のとまったく同じっぽい。 アーム部分だけ部品購入できればOKだが、、、 同じ本体をもう一度買う気はしないな。 そもそもジャーニートレーラーがスルーアクスルで使えない、ってことで接続アダプタ聞いてるのに対応した新商品出ること伝えないってなんなの、、、 気持ちはCOHO XCに傾いてたからTOPEAKはもういいか。 軽量なトレーラー欲しい人には選択肢の一つ。 以前と同じくドライバック付きだからバーレーよりだいぶ割安。 タイミング的に、 「今のジャーニートレーラーはオススメしない」 新製品のジャーニートレーラーTXを予約するのが吉。 これまでのジャーニートレーラーは接続部分のネジが構造的に緩みやすい。 自分で緩み止め対策が必須。 その辺、新しいのは対策されている可能性がある。 いろんな意味でTXを選択したほうがいい。 クイックでしか使わず&安い方がいい人は今のでもアリだけど。 (実売価格では4万で買える。TX出ても実売で1万以上高いと思う) |
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Journeyを使い始めて5年半経過
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