剣山スーパー林道を抜けて上勝町へ2020年 11月01日![]() 今年は知り合いと共にTRS2AMの2台体制。 早朝から車に積んで神山町に移動する。 倉羅峠を越えて見えてくる空はビミョーに曇り。 天気予報では朝と午後に晴れマークがあるのだが、、、 ![]() こっちはCOHO XC付き。 バッテリーはそれぞれ2本必要なのでCOHO XCに初の2本積み。 さらには補充電する前提で充電器も積んでる。 その代わり椅子とか余計なモノを下ろした。 コーヒーセットと水は積んでるけど。 ちと重いけどどーにかなるだろ。 ![]() 今思えばもう30分早い方がいいな。 ![]() ひたすらひたすら登り。 ![]() また霧が出るのか? ![]() ![]() ![]() ほんの一部がちょっとだけ黄色。 だいぶ遅いんだな。 ![]() 天気良くなってくれ。 ![]() なんで11月に? ![]() ちょっとだけ黄色くなってる。 この辺の紅葉はまだまだ先だな。 ![]() 国道に立ってこんな滝が撮れる場所は滅多になかろう。 さすが酷道である。 ![]() これが続いてくれ。 ![]() 山は紅葉してる。 曇ったので発色がイマイチ。 都合よくはいかんな。 ![]() こっちにも移動して欲しい。 ![]() そしてとっても寒い。 完全な冬装備にしててよかった。 ![]() 飛ばされる様な冷たい強風が吹き出してる。 ![]() 甘いもの食べて気合を入れる。 あっちは晴れてるよなぁ、、、 ![]() トンネル内は超強風向かい風。 問題なく進めるのはE-Bikeのおかげ。 人力自転車だと死ぬ。 抜けた南側は風が渦巻いて荒れてる。 先行き不安。 ![]() ここから長いダート天国。 西側区間よりかなり短いので敷居は低い。 紅葉見つつ上勝町へ向かう。 ![]() しかもほとんどがダートという素晴らしさ。 あえて舗装せず、ダートとして補修とメンテはマメにやってくれてる。 ダート好きとしては感謝しかない。 起点から終点まで87.7km。 集落からのアプローチ含めると軽く100km以上。 オフロードバイクでも簡単には走破できない。 道中で何かあると遭難するので甘く考えたらいかん。 携帯もだいたいは圏外。 エマージェンシー的な装備と知識が必須。 今回走るのはR193から東側だけ。 ダートはそんなに長くないので気楽。 それでも往復するから甘くはない。 ![]() 向かう先の空はネズミ色の雲がどっさり。 天気予報では断続的に晴れ間出るはずだったのに。 ![]() 奥の方はいきなり崖なので要注意。 ![]() 太陽出てたら紅葉綺麗なんだけどなぁ。 ![]() 路面は整備されてて走りやすい。 小さな石がゴロゴロと動くのでハンドルはとられる。 タイヤの空気圧をもっと下げてもよかったか。 ![]() 走ってる時に後ろは見れないので実情は知らんかった。 イメージでは下りで飛ばしてもトレースしてると思ってたが、 追走してる知り合いによると横っ飛びに動いたり激しいらしい。 ショック調整とタイヤのエア圧を最適化する必要があるな。 ![]() こんなの人力MTBではよー走らん。 まー王滝SDAではもっと悪条件を走っとるのだが、、、 ![]() 早くもバッテリー1本終わった。 ピークまでもつかな?と淡い期待をしてたが、、、 理屈からすれば持つはずがない。 去年は4メモリぐらいの消費でピークを越えれた。 あの時は行きはECOモードで頑張り気味に走った。 そしてCOHO XCにはコーヒーセットのみ。 今回はHIGHモードでペダル負荷は無理せず。 COHO XCにはバッテリー2本とドローンやら色々追加で7kg以上重い。 バッテリー消費は総重量とペダル負荷に正確に連動する。 積極的に踏んで人間負荷を上げて頑張れば消費は少なくなる。 速度を少し落とすとペダルは軽くなり緩く走れるが消費は増える。 荷物増やして重くなっても軽く登れるが消費は増える。 電気モーターはロスが少ないので推測しやすい。 さらには曇って暗かったのでずっとライトON。 マウント未発売の都合で2台のiPhoneに電源供給(常時表示は片方のみ) この条件ではだいぶ消費増えるわな。 ある意味計算通り。 ECO、HIGHのどっちでも同じ足負担なら到達できるポイントはほぼ同じ。 登り坂を先を急いで走ってる状態では差はほとんど出ない。 でも、緩く走ってると同じように頑張ること自体が難しくなる。 ECOは速度が出ないので頑張りがち。 HIGHにすると速度が出やすいので力を抜きがち。 こうなると足負担そのものが違う。 その違いはバッテリー消費として正確に現れる。 人間が楽してる分はバッテリーが多めに減る。 ![]() 1本ではバッテリー消費を節約しまくらないといけない。 それでは楽しさが削られる。 この辺を走るには2本必須。 エマージェンシーという意味でも2本持ってた方が安全。 片方が不調になっても生きてる方を使って林道から離脱できる。 ![]() 落ちるとタダでは済まない。 ![]() ![]() ほぼピークに近い。 ![]() ![]() 残念な空模様。 とか言ってる場合でない。 雨が降り出した。 ダッシュで離脱。 ![]() 猛烈な風が吹き荒れてる。 断続的に小雨も。 なんちゅう天気だ。 ダートは終わりだが剣山スーパー林道はまだまだ続く。 ここから集落までの下りはコンクリ路とボロボロの舗装路。 ![]() 斜面側には近寄らん方がいい。 ![]() すごい場所だ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 進む気なしって感じ。 ![]() ちょっと前までこんな絵は得られなかった。 ![]() 小雨どころでない。 水跳ねするぐらい道路が濡れちまった。 急いで集落まで下る。 ![]() 外観は相変わらずだけど、なんか大繁盛してる。 お客さんいっぱい(@@)。 席は空いてたのでセーフ。 TVに出て上勝町内から食べにくる人が増えたらしい。 バッテリーの充電をさせてもらう。 この位置に電源借りれるランチポイントがあるのはホントありがたい。 ![]() 上勝町をウロつく想定だったがそれどころじゃない。 帰れるのか? ![]() 昼時を過ぎたらお客さん減っていつもの秘密カフェらしくなった。 ゆったりした空気が流れる。 ![]() 滅多に来れないし大きな方のばんチャイにしてもよかったな。 ![]() 時々出るプツプツ音がノスタルジック。 ![]() ![]() というかこの辺だけ降ってるのか。 予報では雨マークなんか無かったのに。 ![]() 慌てても仕方ない。 そうやってハマっていくのだが。 しばらくして雨雲の隙間になって一旦止んだので脱出。 バッテリーは4メモリまで回復。 まだ2本目は残ってるけど緩く走ると帰りのピークまでとどかない。 補充分があればどう走っても足りる。 この安心感は大きい。 ![]() ![]() ![]() ほぼ廃墟と思われる。 ![]() あの吊り橋が唯一のアクセス手段か。 ![]() かんべんしてくれ。 ![]() 期待するのだが、しばらくするとまたどよーん。 雨雲の端の方が渦巻きながら頭の上にいる感じ。 ![]() 岩を撤去するの諦めたのか。 そのまま追加で石垣が作られてる。 ![]() 上に生えてる木も紅葉してる。 転がりそうだが動かない。 ![]() 見ることのできない角度から丸岩を鑑賞。 もっと近づきたいがGPS入らんので辛い。 ![]() 帰れなくなりそうなので急いで登る。 ![]() 曇りだけど光の角度の関係があるのか? ![]() ![]() ![]() 道路はべちょべちょ。 自転車もトレーラーもドロドロ。 ![]() 流線形でずっと繋がってる。 すごい不思議な形状。 ![]() もう少しでダート区間に入る。 空は真っ白で山の頭は練乳かかって見えない。 やれやれ。 ![]() 補充電した1本目にチェンジ。 2本では足らん。 504Whは短時間。 1kWhなら半日ちょっと。 1.5kWhでよーやく1日遊べる。 使い尽くす想定は色々とリスキー。 200Whぐらい余る前提での計画が程よい。 そう考えると504Whなんか話にならない。 半日ルートすらまともに走れない。 2本体制の1kWhでも1日の予定だとセーブしたルートが限界。 残量気にせず好き勝手なルートを1日使ってウロつくには3本体制の1.5kWhがいる。 実際に走って遊んだ実績がそれを裏付けてる。 なので750Whぐらいのを作って欲しい。 それなら2本持てば足りる。 セル密度が上がるのがベストだが何年も時間がかかる。 しばらくは容量を増やせばサイズが大きくなり重くなるジレンマとの戦い。 どこを落とし所にするかだが、504Whはもはや少なすぎる。 次は最低でも630Wh、一歩先を見るなら750Whを落とし所にして欲しい。 ![]() 空には雨雲の端が渦巻いてる。 急に風が吹いたり一時的に雨降ったり。 安定せんなー。 ![]() この程度で諦めたりはしない。 どーにでもつじつま合わす。 ![]() ドローンがあれば誰にでも撮れると思いがちだが甘くはない。 外から見てるイメージと実践は大違い。 いろんな状況判断が複合的にできないと絵を撮るところでない。 ![]() 良い条件下なら難易度は低い。 でもその条件を狙ってここに立つことができるか? 滅多に来れない場所でその時のその条件下での一発勝負。 条件悪く時間余裕もない。 そんな状況で一発勝負で撮る写真や映像が楽しい。 撮影のために車で現地行くのとはまったく違う。 本当のロングポタ途中の一部を自分で撮る。 ![]() ほんとに日が暮れる。 下りダートを全開でぶっ飛ばす。 COHO XCはかなり激しい動きをしてたようだが特に問題なかった。 やっぱ本気で遊ぶ人らが作った製品はよくできてる。 ![]() こりゃー下山までに暗くなるな。 舗装路だからどーにかなるか。 例のごとく最後の下りをぶっ飛ばす。 アベレージは車より速い。 たぶんオートバイよりも速い。 ![]() 舗装路とはいえ濡れたボコボコの路面。 フルサスじゃなかったら吹っ飛ぶようなギャップを何度か通過。 スーパーライトをもってしても心許ない。 コーナーの先も見えんのでライトにハイロー切り替えが欲しい。 ![]() もう完全に真っ暗。 ![]() バッテリーは残り半分ちょい。 2.3本ぐらい使った計算か? 条件よかったら補充電分も使い切ってしまうな。 天候悪かったのによく遊んだ。 これがE-MTBの楽しい遊び方。 いやー面白かった。 撤収! |
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