3年ぶりに四万十川へ2021年 05月03日天気悪い日が多いがピンポイントの晴天を狙って四万十川へ遠征する。緊急事態宣言が出てるので気が引けるが延々と続く機会損失も致命傷になる。カフェや温泉の屋内モノを我慢して裏道メインの秘境ポタ限定で決行。 早朝から延々と高速で移動。SAにも入らずノンストップで一気にワープ。3年ぶりの道の駅あぐり窪川。なんか懐かしく感じる。 いつもより遅めの時間なので人が増えてきた。ささっと離脱するつもりだが外で旨そうなモノ焼いてる。たしか以前は準備してる時間帯だったな。今日はバッチリ焼いてる。このぐらいがベストタイムかもしれん。 米豚を頂く。スケール感がわかりにくいがかなりデカい。食べごたえ抜群。 当然ながら豚まんも。ほんとに具だくさん。 卵焼きもあった。腹一杯で離脱。 信号を見ることがない四万十川沿いの道を走る。延々と走っても雰囲気は変わらない。このスケールの大きさが四万十川の魅力。 それにこの山の新緑。やっぱ5月の緑は特別。GW付近の晴天でしかこの雰囲気は味わえない。一週間ずらして来るのがベターなのだが週間予報では週末の天気悪かった。機会自体を失うと元も子もない。 新しい道の駅に寄ってみる。5年前にできたとこだが寄ったことなかった。かなり奥地なのでこじんまりしたとこかと思ったら一番品揃えが充実。レベル高い。いちごスイーツのショップも併設されてる。 小さな鯉のぼりが大量に泳いでる。近くの食堂店主が数年前から自前でコツコツと増やしてるようだ。5月って雰囲気が出て素晴らしい。今年はコロナ影響で川を渡してる鯉のぼりが中止だったので余計にありがたい。 広大な河原に下りる。さすがにGWの真ん中なのでキャンプしてる人がいる。でも離れた場所にテント3張り程度。都会の人が見たら誰もいないと表現するレベル。密とは無縁。なにせ超広大なのに普通の車は入れない。グズグズしたとこが多いのでSUVモドキではスタックしやすい。 川へ向かって傾斜してるので軟弱な車でも入ってはこれる。でもターンして戻る時にハマりやすい。砂じゃりを舐めたらいかん。走行負荷も高いのでローレンジのあるクロカン四駆推奨。入ってたのはクロカン四駆と4WD軽トラだけだった。 なんだかんだで遅くなった。もう昼である。道中でいろいろ食った上に道の駅で仕入れたイチゴ大福まで追加で食べる。もう昼ごはんはいらんな。午後ポタとして緩く出発。 四万十川へ来るとそのスケールとゆったり感に飲み込まれて時間に寛容になる。時間はゆっくり進むのだが最後に時間が足りなくなる、、、 狭い道をノロノロと走り出すのだが、木の隙間からこんなのチラチラ見えたら止まりまくって進まねぇ。 木が途切れた隙間から覗くとこれ。人の気配がないのでこの辺にコロナはいない。 しばらく川沿いの旧道を走る。昔はこれが幹線道だった。今ではあちこちでトンネルが抜けて広い道でつながってる。快走できる道になったけどそのぶん四万十川から離れ、蛇行してる川をショートカット。 なんだかなぁ、と思う。昔は道が狭くて車でこの辺までたどり着くのは大変だった。最後の清流と言われて有名だったもののアクセスが困難すぎて訪れる人がセーブされる。その感じが程よかったけど観光資源としてはそーも言ってられないんだろな。 広い道に合流。新緑を見ながら淡々と走る。車は断続的に来る。視界内に車がいない時もあるが長くは続かない。都会基準では車いないレベルだと思うが今回は車が多い。やっぱGWの真ん中ってのが影響してるような気がする。本来なら車はたまにしかこない。 前回来た時には壊れて通行止めだった沈下橋。最近復活したようだ。本来は対岸に住んでる人の生活道のはずだけど観光スポット化されてイマイチに感じてしまう。GWは警備員が配置され橋を通るのは歩きの観光客が大半。うーん、って思わずにはいられない。やっぱ日が悪かった感が強いが貴重なGWの晴天で人が集中してこれならマシな方か。 気を取り直して裏道をゆく。観光では到底入ろうと思わない狭くてシビアな道。当然ながら誰もいない。5月の刺すような日差しも木々が遮ってヒンヤリ。木の間からは四万十川がチラチラ。 青空と新緑。この緑色を見に来た。 沈下橋。ここも以前来たときは壊れて通行止めだった。復活してるけど誰もいない。アクセス悪いからか観光客が寄り付きにくいようだ。 誰もこない沈下橋の上から四万十川を堪能する。 引き続き裏道を走る。緑と青空が絵になりすぎて進まない。 田植えしてた。この辺はGW付近が田んぼピークのようだ。 こんな水を田んぼに使ってるのか。すげーな。 爽快な景色。山の濃淡が素晴らしい。 空飛ぶ相棒使って上から眺める。 なんというかヤバイとしか言いようがない。想像を超えるスケール。両側はキッチリと山。谷間に川が流れてる構成だけどそのデカさが凄くて遠近感が狂う。のんびり空中散歩したいがドローン状態もヤバイ。デカくても谷間。結構な風が吹いてるようで警告出まくり。落ちかねないので急いで戻す。 何日か雨が降ってたから水はちょっと濁ってるか?いい色だけど透明度は落ちてる感じ。 カヌーのスタートポイントのようだ。スクールかな?大勢が説明受けてる。 ちょうど人がいなくなったのでパチリ。 続々とカヌーが出発していく。川の中からしか見えない景色も楽しいだろな。 木の隙間から沈下橋を振り返る。今日は川の色が違って見える。濁ってると変わるのか? 日陰の川の色はまた一味違う。鑑賞してると進まない地獄。 次の沈下橋。なんか一気に人が増えた。アクセス良くて幹線道側に駐車場が用意されてるから観光客が集中してる感じ。続々と歩いて降りてきてる。橋の上に人が多いとゲンナリしてしまう。GWだけの状況だろうけど。 テクニカルな進入路を攻略しつつ河原に降りる。 小腹が減ったので道の駅で仕入れたおいたチョビうな食べて休憩。 人のいる橋はイマイチだが橋の上から見える景色は素晴らしい。 嫌な予感はするがもう一つ先の沈下橋へ向かってみる。 案の定、クソ狭い道なのに何台もの迷惑駐車と騒々しい観光客だらけでゲンナリ。もうさらに下流へ行く意味はない。いい時間だしここで撤退。 でっかいトラクターで代掻き中。田んぼサイズもデカい。 途中にあったキャンプ場を覗いたらほぼビッシリ。狭い区画で隣があるキャンプ場って楽しいのか?俺には理解できん。 四万十の夕暮れは早い。日没までには時間あっても山影に太陽が入るのが早い。急いで帰る。 逆光の沈下橋。ほぼ実質の日暮寸前。急速に気温が下がってビビる。冷たい空気の中をダッシュで車まで戻る。今回はコロナリスク回避で温泉なし。撤収してそのまま帰る。残念だけどその代わり暮れゆく四万十川流域をドライブできた。これはこれでアリだな。 やっぱ四万十川は別格。GWからずらして来たいものだ。 |
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