高いとこへ行って雪中ランチ2022年 12月 25日寒波が緩んだので出かける。山の方は雪降ったみたいなので適当に雪探しをしてみる。たいして積もってないとは思うけど一応チェーンは積んだ。冬場に行ったことのない場所を狙ってみるか。 今日はグリップヒーターに加えて手の甲側に貼るカイロも装備した。これで冷たい風を受けても手は凍えない。ホントは指先の外側にも何か欲しいとこだけど下手にやってカメラ操作の使い勝手が悪化すると意味がない。この組み合わせで0℃ぐらいまでは快適なのでまーいいか、って感じ。氷点下ではあきらめてゴツイ冬用グローブに付け替える。 年に1回ぐらいしか通らない交通量は極小のルートを走る。他に便利のいい幹線道ができると奥地へ迂回する道は住んでる人しか通らない。そして住んでる人が減るとどんどん秘境道になっていく。 田んぼにはちょっと雪が残ってるな。ここから1個目の峠越え。 この峠は路肩にちょっと雪が残ってる程度。たいしたことなかった。 塩江町だけど普通はこの道は通らない。塩江は秘境チックなとこ多い。 2つ目の峠はかなりヤバかった。車の轍がなくて嫌な予感がしたが、見事に倒木どーん!三角空間をくぐれそうに見えて小枝がジャマして通過不能。結局、COHO XCを分離して持ち上げて突破した。ノコギリ積んどくべきだった。 溶けかかった雪道をザクザク進む。雪には動物の足跡だけが点々とある。車や人は通ってないな。 マトモな道へ出たが日陰は圧雪アイスバーン。気を抜くとタイヤ空転して登れない。まーでもザリザリ音のする真ん中を通ればブロックが食いつく。日陰だけなのでチェーンの出番はナシ。 峠のピーク。気温低いけど日差しは暖かい。太陽当たる場所は溶けてて雪は路肩にちょっとだけ。 下りのアイスバーンはヤバイ、、、リア半ロックでずりずり。でも減速できるから走れる範囲。 目的地へ向かう最短ルートは一部フラットダート。見事にコーヒーシャーベット状態で何もかもドロドロ。フェンダー無いと死ぬ。 トドメの登坂途中で1本目終了。強制ECOから100mぐらい粘っただけで強制OFFに。寒いから電圧低下が早いんだろな。目的地に届かんかったけど、常時HIGHでライトとグリップヒーターつけっぱなしで獲得900mぐらいだから上出来か。 バッテリー持ちは寒さで10%減、荷物入りCOHO XCで15%減、ライトとグリップヒーターで10%減。冬場は2本体制じゃないと話にならない。でも、夏場にTRS2AM単体&ライトもOFFならアワイチ走って余る。この感覚を理解しとかないと冬場に山方面へ行くとすぐバッテリー減ってハマる。 標高600mちょっとの目的地に到着。想像より雪少ないな。 積雪5cmってとこか。半溶けでややザクザク気味。 誰もいないので貸切。のんびりと雪中鍋ランチにする。 うどん&キョウザ入りチゲ鍋をぐつぐつ。シチュエーションを含めてこのうウマさに敵うランチはない。 青空が気持ちいい。当たりの天気だ。食後のコーヒーとデザートを堪能してくだくだ。こうやってくつろぐと頭まで支えてくれるチェアツーがいい仕事する。昼寝できるレベル。 腹ごなしに雪の上を走りまくる。圧雪されてない雪はブロックタイヤで十分にグリップする。 深いとこは10cmぐらいはあるようだ。 ちゃんとCOHO XCも引っ張ってる。下地がアイスバーンでなければこの程度の積雪はチェーン無しで問題ない。COHO XCのタイヤがTRS2AMで作った轍をほぼトレースするのがミソ。引っ張る抵抗が小さくて済む。2輪タイプのトレーラーだと厳しいかもしれん。 いい時間になったので帰る。下りの圧雪アイスバーンは慎重に。路肩のザクザク部分を走ればしっかりグリップする。 帰りは幹線道に出てビューン。路肩に雪の塊がゴロゴロ。除雪して端に寄せた雪の残りか。 空港に寄ってみたが雪の気配ゼロ。ただ単に寒いだけ。って思ってたら雨降り出した。ダッシュで屋根下に逃げて雨宿りする。 15分ぐらいで天気回復して大きな虹が出た。でもなんか天気不安定だな。そもそも雨予報なんか無かったぞ。 うーむ、帰る方向はどっぷりと雨雲の中。 あれか、、、雷も鳴って大荒れっぽい。しばらく待機して回復するのを待つか。 寒いのでおしるこを作る。気温低くても風を避けれる場所さえ見つければわりと快適だったりする。さすがにミニ缶のガスでは内圧下がりすぎて辛いな。昼に鍋ぐつぐつでだいぶガスを消費したのが効いてる。冬場は2個持っとくべきか。 暗くなっちまった。でもまだしつこく雨雲がいる。雨雲レーダーの予測では流れて消えるはずが、どんどん新しい雨雲が湧いて流れ込んできてる。キリがないので強行突破する。 雨は降ってるけどウインドブレーカーで突破できそう、と思ったのだが、、、 あともう少しってとこで物凄い暴風雨。たまらず高架下に逃げ込む。雨雲レーダー見ると10分毎ぐらいに強弱がある感じ。弱まったタイミングで一気に強行突破して帰還。まーこういうこともある。天気予報を信じすぎてもいかん。突然の雨でも装備濡らさずに帰れるだけの備えはいる。 |
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