淡路島の北部をポタ2023年 11月 26日早朝は雲が多かったけどそのうち日差しが出ると信じて淡路島の先っぽへ。天気勝負は勝って青空の明石大橋が見れた。昼間にここから明石大橋眺めたの何年ぶりだろ。コロナで仕事出張が消滅して機会がなくなっちまった。 ポタ予定の場所は少し戻るのだが、わざわざ淡路SA経由で移動した目的はこれ。今日は瀬戸内マルシェやってる。淡路遠征のついでにゆめしま海道みやげを買える。レモンケーキや宇和島のみかんなど入手。 もう1つの目的はあわじびーる。グラウラー持参で量り売りしてもらう。賞味期限はその日のうちなので帰ったらビール三昧の予定。 昔の北淡町のあたりに移動してからポタ開始。外周路は避けて狭い道の内陸部へ。淡路島ロングライド150で外周は何度も走ってるが内陸部はさっぱりと知らない。あえてマイナーなとこへ入り込んで新天地を開拓する。 変わった屋根作りのトイレ。これはどこの国の建物をイメージしてるんだろ? 狭い道をくねくねと内陸部へ。結構登るなぁ。 すごいへんぴな場所に目星をつけてた遺跡の施設があった。 よくある田舎のしょぼい遺跡を想像していたのだが、、、 めっちゃ広大でビビる。海の見える高台という最高の立地。この時代の人らは良い場所に住んでたんだなぁ。ロケーション最高なのでここの上の方をキャンプ場にして欲しいぞ。 説明版はヒビ割れまくってお疲れな感じ。マイナースポットあるあるだな。日曜日なのに人はほぼいない。めっちゃ穴場。 イノシシなのか?荒っぽすぎる造形でイマイチわからん。説明表示無いので遺跡とどう関係があるのかも不明。こういうのもマイナースポットあるあるか。 内陸側の道をつなぎながら次のスポットへ移動する。くねった道とアップダウンが続く。平らなとこはない。Eバイク必須。 途中の道端にあった巨木。木の上に木が生えてるような枝ぶりが面白い。 かなりの細道&激坂を入り込んでマイナーっぽい公園へ。紅葉が異様に綺麗でビビる。 これは素晴らしい。今シーズン見た中で一番綺麗な紅葉。 黄色、オレンジ、赤が混ざり合ったとこに太陽当たってベストな状態。いいもの見れて満足。 なんだかんだで時間が押してきた。次のポイントへ急ぐ。 先を急いでるのに景色良すぎてついつい止まって写真撮ってしまう。海の向こうに見える白いのは本州側の明石市付近の建物。 途中からドコモ電波が入らなくなった。軽く秘境だな。ルート探索できずハマる。地図キャッシュで現在位置を把握しつつ進むとものすごい道に入り込んだ。傾斜は軽く20%コース。ガードレールなしの超狭いクネクネで車の対向は物理的に不可能。間違ったかと思ったがこれ以外の道だと超遠回り。これであってる。淡路の道は強烈すぎる。まさにEバイク向きの探検ルート。 心細くなるような道を辿って高速高架をくぐる。文明は近いが気を抜くと遭難しそうな雰囲気。 先へ進むとガードレールは出てきたが相変わらず車が対向できる幅はない。なんとも凄い道だ。 よーやくまともな道に出た。この辺は1.5車線あると広い道。 北淡震災記念公園に来た。野島断層保存館に入るとエントランスに国道43号倒壊再現模型。 道路や背景は写真だけど折れた橋脚は当時の本物を持ってきてるようだ。地震の破壊力のすさまじさが伝わってくる。当時は高松でも震度4ぐらいの強い地震だった。本箱や家具が倒れないまでもガタガタと暴れ、棚の上に不安定に置いてるモノがいくつか落ちた。あれが人生で経験した最大の地震。 野島断層。再現ではなく本物。今まさに野島断層の上に立ってる。元は平面だったとこが地震の時に左側部分が上と奥へ1mぐらいズレたようだ。 元が平らだったとは思えない。棚田ぐらいの勢いでズレてる。 この断層を掘り下げて中に入って横から見れるようになってる。断層の構造がリアルにわかる。地面の下で普段見えないけど、こんな状態になってるのか。断層の上の建物がいかにリスキーなのかがわかる。 地震は断層の面積が大きくて動く変異量が大きいほど巨大な地震になる。南海トラフがなぜヤバいのかこの数値からよくわかる。もし発生すると広範囲が同時に壊滅的にヤラれる災害になる。個人レベルでも危機意識を持って災害対策をしておく必要があるな。 外に出たらもう夕焼け。日没早いー。 モニュメント「べっちゃないロック」がライトアップされた。「べっちゃない」はこの辺の方言で「たいした事ない」という意味で、震災ぐらいには負けないという意味が込められてる。 タイムアップ。急激に寒くなってきた。冬アウターを追加してグリップヒーターON。帰りは無難に海沿いの道ですっ飛ばす。交通量多いけど移動時間はめっちゃ早い。内陸部のくねくね細道にほとんど車いない理由がよくわかる。車に辿り着いたら手早く積んで撤収! 帰還してからはクラフトビールで飲んだくれた。よい淡路遠征だった(^^) |
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