デイキャンポタで薪ストーブ試運転2024年 01月 14日今日の朝は放射冷却が強烈でめっちゃ寒かった。8時の時点で-1.5℃。さすがに9時過ぎまで待って太陽がしっかり出てからスタート。晴天なので日差しは暖かいが空気はちょー冷たい。写真では暖かそうに見えるが走ると走行風で冷やされる上に日陰に入ると冷蔵庫より寒い。 寒さ対策の電熱シリーズ。使い捨てカイロから脱却するために充電式のカイロを投入。分離できる2個セットのやつをアウターの左右のポケットに入れてる。ややスポット的だけどお腹付近が良い感じに温められて快適。 使い捨てカイロと違って温度調整可能な上に不要時はOFFにできるので適温を保てて快適。バッテリーも寒い午前中と日没以後の帰りに使う程度なら楽々持つ。そもそも使わない昼の時間帯に走行バッテリーから充電しとけば夕方には満充電に戻ってる。 寒い場所でじっくり写真撮る時の指先温めにも有効。2個を合体させるとホット缶コーヒーで手を温めるような感じで使える。自転車乗ってるとグリップヒーターがあるので快適なのだが、自転車から離れてると冷える一方だったので一気に快適になった。
裏道のさらに裏に入る。初めて通る道。 途中から激しくなった。幅もシビアだし横から迫り出して木がジャマで車は通れそうにない。人の手は入ってるので廃道にはなってないようだが。まーMTBだと何の問題もない。ガサガサと突っ切る。少し走るとマシな道に出た。 山影に入ると霜で真っ白。内陸部の日陰の気温はまだ0℃近い。 ルート途中にあるキャンプポイントを偵察。極寒だけどキャンプしてる人がポツポツと。狭めの場所だけどソロキャンにはいいかもしれん。極寒時期を過ぎたら試してみよ。 Googleマップに載ってない道をゆく。昔は載ってたと思うんだがなぁ。なぜか今は消えてる。まー車で入ると地獄なとこだから載ってなくても何の問題もないとは思うが。路面も汚いのでMTB推奨なとこ。 気温低いけどキッチリと晴天なので爽快で気持ちいい。 何年ぶりかのまったく車が通らない峠道を越えてデイキャンポイントへ向かう。 ででん!ここをデイキャンプ地とする。今日は誰もいない。貸切状態。 今日の主目的はこれ。薪ストーブ。今までは焚き火台を使ってたけど煙たさに限界を感じた。もっとスマートに火を燃やして暖をとりたい。さんざん彷徨った挙句に辿りついたのがこれ。チタン製の組み立て式。2.6kgなのでスペアバッテリーとトレードオフで運べる範囲。 よくできてるが巻き煙突はどーにもうまく伸ばせんなぁ。コツなんだろうけどムズイ。 ランチは薪ストーブでぐつぐつした鍋焼きうどん。さいこー。 今日はスペアバッテリーをトレードオフしてきた。夏場なら1本で往復できる場所だけど今時期は厳しい。寒さでバッテリー容量は10%減。その上、グリップヒーターをハイワットで使うので実質2/3ぐらいの容量感になる。そして帰りは日が暮れるのでSUPER NOVAのライトをハイビーム16Wで多用する。すでに残量は半分以下なので帰りの途中で空になる。 ってことで神充電スポット(現地合流した知り合いのEcoFlow DELTA 2)でTRS2バッテリーを充電する。 ついでにソーラーパネルの実力テスト。EcoFlowの220W両面受光型ソーラーパネルってやつ。ソーラーパネルって冬場の今時期とかスペックの7割も出れば上出来なのにこいつはいきなり230W出てビビった。うちの160Wパネルよりだいぶ発電効率いい。いいなぁ。 TRS2バッテリーの充電は160Wぐらいなので余った分でDELTA 2も充電する余裕感。昼飯食って薪ストーブで遊んでるうちにTRS2バッテリーは満充電に戻った。これで帰りもバッテリーをじゃぶじゃぶ使える。 焼きが入ってチタンブルーになってきた。残った炭を消火して片付け。燃え残りを出してしまえば薄いチタンの蓄熱はほとんどないのですぐ冷える。内側が煤まみれの巻きエントツを片付けるのがちと厄介(縮めてると煤がごっそり出てくる、、、)。まー慣れか。 むき出しの焚き火だと風下は煙がくるので避ける。ところが薪ストーブは煙はエントツから出るから関係ない。そして風下側はストーブの熱が風に乗って流れてくる。つまり火を燃やす時に反射的に避けてた風下側が薪ストーブでは最も快適なポジションだった。これはカルチャーショック。考えてみれば当たり前なのだが。 薪ストーブ、想像以上によかった。いい値段したが買ってよかった。
のんびりし過ぎて帰りはマジックアワー。まーいつものこと。防寒&ナイトラン対策はバッチリなので何の問題もなく快走。よいデイキャンポタだった。 |
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