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近くの山に上がる

2024年 06月12日

今日は気温はソコソコだけど湿度高くてじっとりと暑かった。夕暮れ時の涼しくなった頃に近くの山に出かける。普段はアシストHIGH一択なのだが、ちょっと思うとこがあって今日はアシストOFFとECOのみを切り替えながら走ってみる。

いつものポイントからサンポート方面を眺める。じっとりとした空気感のわりには遠くまで綺麗に見えてる方か。

島鑑賞ポイント。やっぱアシストOFFでは短時間しか登れんな。根本的にギヤが重い。以前は人力MTBで登ってたけど車体が軽い上にもう3枚ぐらい軽いギヤがあったので足をクルクル回して5km/hで登坂ができた。今のTRS2のギヤではクルクル回すどころではないぐらい重い。それを無理に踏むので足がパンパンになって登り続けられない。

アシストOFFではすぐ限界になってしまうが、もう無理だってとこでECOモードにすると途端に超軽快に登りだす。5km/h以下でノロノロしてた状態から10〜12km/hぐらいに一気に加速。ギヤも何段階か上げる。アシストの威力をいまさらながら思い知らされる。

OFFとECOをマメに切り替えて走ってるとECOだけで十分って感じてくるのが不思議なところ。低速域ではECOでもトルクとパワー出てるからそう感じるんだろな。じゃあHIGHと比べるとどーなのかというと登坂速度が15km/h+αぐらいに上がる。上の方まで出力が強いので登坂負荷と釣り合う速度が上がる。単にそれだけ。巡航速度が4〜5km/h上がるだけでペダル踏んでる負荷や体感はあまり変わらない。

南の方は雲が濃くて山が見えんな。梅雨入ったからあっちの方は天気崩れやすいと思われる。そんな季節でも高松だけはギリギリ雨雲から外れることが多い。昔からそーいう場所。

北側に降りて低いルートで山裾をぐるっと回り込む。日が長いのでなかなか暗くならんな。ストレスを感じない範囲でOFFとECOをマメに切り替えつつ淡々と走って帰還。

平坦に近いとこや一時的な登坂はOFF、10km/h以下に速度が落ちるシーンは早めにECO、って感じで走ってバッテリーの1メモリで獲得標高300mちょっとな感じ。以前HIGHモードで調べた時とあまり差を感じなかった。

高負荷なシーンではアシストモードで変わるのは「走行速度」。人間負荷が同じだとECOでは巡航速度が遅く、HIGHは速くなる。同じ時間で見るとHIGHの方が消費は早いが、同じ目的地まで行くことを前提にするとECOの方が長く走るので結局はバッテリー消費に大きな差は出ない、と認識してたが、やっぱりそんな感じになる。

日本規制の減衰式アシストは速度上昇に連動してリニアに出力が絞られる。この動きがミソでHIGHモードでもペダル負荷を保って速度を出すとモーター出力は下がる。巡航速度は上がるけど効率よくハイブリッド状態を保つ動きを勝手にやってくれる。

ECOの方が足を楽させるような余分なアシストがないのと、緩い坂や平地では人間側の負荷を上げやすいので、バッテリー1本分走ればいくらかの差は出るはずだけど、人間側の脚力や体力が増えるわけでもないのでロングだと人間上限は変わらない。なので徹底的にECOを使っても差は10%ぐらいでは?というのが個人的なイメージ。

まー、基本的にE8080はHIGH一択で乗るのが正しいと思ってる。足りなければ予備を持つのが正解。
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