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秋晴れなのでダート散策

2024年 10月13日

ポツポツと雲はあるけど爽やかな秋らしい秋晴れ。絶好のダート散策日和である。TRS2AMはドック入りしてるけど、こういう時にPS1が本領を発揮する。本来は街乗り想定ミニベロだけど前後ショックとタイヤを変えればミニE-MTBっぽくなってダート探検ぐらいなら特に問題ない。さすがにトコトコ速度ぐらいが適正だけどゆっくり探検すればいいだけ。周辺舗装路ぶらぶらも含めた気軽なダートポタリングには悪くない相棒。

今回はMSBRのトレーニングも兼ねてアシスト1固定で走る。PSA1時代からアシスト1でバッテリー1本分を通しで走ったことがない。バッテリーあれば3かSしか使わんし、残量乏しくなってから最後の方で2とか1を使う程度だった。最初から1でかつ山岳路ばかり走るとどんな感じなのか?どのぐらい節電効果があるのかまったくの未知数である。

まずは教えてもらった林道を探検。本線は奥の方が作ってる途中で、作業してるあたりから通行止めだけど分岐から別ルートがあるらしい。

しばらくは舗装路が続く。日曜日だから交通量はゼロに近いけどたまに軽トラがいる。狭いブラインドコーナーばかりなので対向車には注意。

湿度低くてスッキリ爽やか。秋はこうでなくちゃ。

まぁまぁ上がってきた。PS1はノーマルギヤのままなのでアシスト1だと軽いギヤが足りない。10%オーバーの傾斜では出力(トルクも)が足りないので人間側が結構な脚力で頑張る必要あり。でもまぁトレーニングと思えば程よい感じではある。アシストOFFだと登れないところを頑張りながら登っていけるからモーターと人力のハイブリッドトレーニングとしては適切。

思うに、シマノのE8080はECOモードでも出力(というかトルク)が強い。ECOモードでも速度を落とせば10%オーバーの坂は楽々登れてしまう。この「楽々登れる」という状態はハイブリッド状態としてはモーター寄りなので節電にならない。トルクが大きいことによる矛盾。なのでE8080は速度を出してアシストが減衰したとこで頑張ってよーやく節電効果が出る。なので単独走行ではHIGHとECOの差が少ない。

ダートになった。

浮き気味のジャリダート。路面はフラットダートだけどジャリで滑る。

バッテリーは1メモリ減っただけ。アシスト1の節電効果はかなりある。足負担は大きいけどソコソコ快適に登れてるから困るほどでもない。バッテリー1本で広範囲を走りたい場合はアシスト1縛りも悪くないな。

落石が荒っぽく散らばった箇所もあるが困るほどでもない。

この辺はほぼ完全なフラットダート。でもワダチを外すとジャリジャリと滑る。

作業スペースなのか広い場所がある。ここが分岐ポイントになってる。

開けてる方向は遠くに瀬戸大橋が見えた。だいぶ内陸部なのにここから見えるのかー。

本線はここから先は関係者以外通行止め。いま作ってる真っ最中のようだ。なんか雰囲気的にいきなり舗装されそうだな。

秋晴れの青空と緑が気持ちいい。

分岐から別ルートを進む。しっかりガードレールがある。

滝があった。

ふつーの車が入ってきてる、、、路面的には通れそうではあるが対向車来たらかわせるとこ無さそうなのだが。まーでも滝を見るには来るしかないのか。歩くには結構な距離だし。

せっかくだから滝を見ようと思ったが、、、なんだあのハシゴは。あれを登らないと行けないらしい。そもそもハシゴの下まで行くのに長靴がいる。うーん、、、また来れる場所なので今日は断念。

林道をさらに下る。あの車はここを通ってきたことになるが、やっぱ対向車は交わせんよなぁ。

小さいダムか?水が溜まってる。

話に聞いてた水没して通れないトンネル。今日は一部がリバークロスしてるだけで通過可能。一部だけ水深20cmぐらいなので自転車なら問題なし。歩きではちょっと辛いかも。長靴が欲しい。

トンネル抜けたら民家が出てきた。田舎の細道だ。

さらに下って分岐点。こっち側には滝の説明版があった。キャンプ場として最適とか書かれてるけど、あの場所にそんな空間あるのか?滝まで行けば開けてるにしてもハシゴ登った先でキャンプとか難易度高すぎる、、、

駅が近いので讃岐財田の駅を見に行く。地名は財田(さいた)だけど駅名は讃岐財田(さぬきさいだ)なんで読みが違うんだろ?この駅の次が秘境駅の坪尻。

まーここも都会基準では秘境駅ではある。当然ながら無人駅。

駅舎横にはでっかいタブノキがある。昔、工事で切られそうになったけど工事関係者に事故が多発して木のタタリだと言われて切らずに残ったようだ。

腹へったので新しい秘密カフェを開拓、と思ったのだがランチは予約分で終了だった。常に予約で完売のとこらしい。残念。

3連休だからか食べ物屋はどこも大混雑。パン屋でパン買って日陰のベンチでランチにする。こういうのも悪くない。

昼からも周辺の入ったことのない道を散策。

よい雰囲気だ。

ダートになった。

うーん、これは、、、かろうじて軽トラの踏み跡が見えるが、、、

この辺はまだ走れる範囲。

カーブを曲がると一気に荒れてトゲ系植物で埋まってた。道の形状はあるけど完全に廃道。

別の枝道へ移動。ここも入ったことないな。

突然すごいガレ場になった。石がデカすぎる。

もはやミニベロでは対応不能。押して突破するが、、、

その先で薮になって道は消えてた。

メインの道路に戻って登る。相変わらず交通量がほとんど無くてパラレールワールド感。昔のトラックがひっきりなしに通ってた時代を知ってるから違和感が抜けない。

ポツリポツリと走り屋系のオートバイが通過するけど、それでも交通量は限りなくゼロ。不思議なのんびり感。

猪ノ鼻トンネルまで登った。標高413m。トンネル抜けても面白くないのでこのトンネルの上へ行く。

手前の脇道から狭い道でアプローチ。まぁまぁの傾斜が続くから厳しいかな?と思ったけどアシスト1でもトレーニングとしては許容範囲。楽すぎずキツすぎず程よい汗だく負荷で登り続けられる。ギヤはもう少し軽いのが欲しいな。ノーマルギヤでは10%を超えると無理がある。

アシスト3ならもっと速度が出るのでノーマルギヤでもOKだけど、アシスト1では速度が落ちるのでギヤ合わなくなる。そもそもアシスト3でも20%クラスの超激坂になるとギヤ合わないので、変な場所を散策するならもう少し軽いギヤを作っておくのが吉。

ダートに入った。あと少し。

バッテリーはすでにレッドゾーン。残1メモリ以下。E8080だとあっという間に終わるがPS系のバッテリーゲージはここからが結構長い。粘ってくれるので最後がギリギリセーフで逃げれることが多くて助かってる。

というわけでバッテリー切れないまま最高地点に到着。標高666m。旧猪ノ鼻峠のダート。

切り通した横はナナメの断層。豪快である。

ここから車を置いてる場所までは全部下り。結構な距離を豪快にたっぷりとダウンヒル。天気良くて最高のダート散策だった。

結局、378Whのバッテリー1本で走行47km、獲得標高1596mでまだバッテリー残ってた。50kmの1600mは行けたな。トルクが少ないからアシストモード下げると上手に人間寄りのハイブリッド配分になる感じ。PS1の能力はバカにならんなぁ。
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