タイヤをシュワルベのロケットロンに変更

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2020.07.19



シュワルベのロケットロン。

TRS2AMは納車直後にロケットロンに入れ替えて使ってる。レーシングラルフの27.5×2.6が存在しなくて渋々選んだが意外と悪くない。かなりの本気ブロックなのに軽量で転がりがいい。見かけによらず舗装路ロングも問題ない。

そのロケットロンに20×2.25が存在することを知った。これは試さないワケにはいかない。当然ながら日本では流通していない。メジャーな海外通販のとこにもない。

さまよいまくったが意地で見つけて注文。送料高かった、、、


なんちゃっての20インチ版ではない。ケプラービード&スピードコンパウンドの本気モノ。大きいサイズのロケットロンと同じ。折り畳まれてる20インチのブロックタイヤは初めて見る。これまで使ったのは全部ワイヤービードだった。


箱から出す。ホントに20インチだ。ありそうで無かっただけに感動する。


ちなみに27.5×2.6のロケットロン。パターンが同じなのがわかる。こっちはグリップコンパウンドなのでブルーのライン。このサイズにはスピードコンパウンドのが無いんだよなぁ、、、


ビッグアップル版のPSA1もかなり良かった。ダートに入らない普通の人にはオススメ。最低空気圧の2.5barで使うと静かで滑らかでふわふわの超快適な走りを味わえる。


常識的なダートを通過するのも問題ない。低圧なら吸い付くようにグリップする。でも、トレイル散策を楽しめるレベルではない。あくまでも通過できるだけの能力。ダート好きとしてはブロックが恋しい。舗装路中心ではあるが、ちょっとダート散策って時にセーブするのはストレス。


20インチロケットロンの重さを測ってみる。400gを切ってる。見かけよりもかなり軽い。


20×2.0のビッグアップルはまぁまぁ重い。スリックだから許せる重量。


何度か使って結局お蔵入りのシュワルベのブラックジャック。20×1.9で細いのに重い。


長いこと使ってきたKENDAのSMALL BLOCK 8。20×1.95で細めだけどソコソコ軽い。

こうやって比べるとロケットロンの軽さは驚異的。そもそもサイズが違う。2ランクぐらい太い20×2.25。にもかかわらず1.95のSMALL BLOCK 8よりも軽い。


交換作業。ビードは固くもなんともない。手で入るレベル。


ヤバイ!かっこよすぎる。


リアも入れ替えた。文句なしのオフロード感。この見栄えに勝てるPSA1は他にあるまい。


ただし、リヤはすんなりは入らない。横のブロックの角がが干渉する。チョキチョキと切って調整する手間が必要。

2.25サイズなので無理がある。2.15サイズが程よいのだが存在しない。そもそも20インチが無かったから贅沢は言えん。当然ながら20インチのレーシングラルフも存在しない。ロケットロンを作ってくれたこと自体に感謝しないといかん。


クリアランスは少ない。溶接部分の盛り上がり個体差で条件違ってくる可能性あり。うちのスイングアームはブロック角をカットすればギリセーフだった。

まー入ってしまえば2.25の方がメリット大きい。TRS2も含めていろいろ試して思うがエアボリュームの大きさは正義。太いと重くなりがちだがロケットロンは軽いのでバランスいい。

あと太さとブロック高さで外径が少し大きくなる。その関係でサイドスタンドの角度が少し深くなる。これはわりと都合が悪い。スタンド伸ばそうかとも思ったが、そこまでしなくてもよかった。出した時に固定される位置をちょっと手前にズラして対処。


走行感は舗装路でも軽快。特性はキッチリとロケットロン。おまけにスピードコンパウンドだから転がり軽い。ブロックタイヤのもっさり重い感は感じない。パターンノイズとゴロゴロ感があるだけ。体感的には太いブロックなのに拍子抜けするぐらい走る。アシスト外巡航すら可能(続けたいとは思わないが)。

空気圧は1.5〜2.0barぐらいの都合いいとこで使う感じかな。

PSA1はカリカリに速度出す方向を求めたらダメ。緩く楽な走り方がPSA1の守備範囲。アシスト頼って楽に走る。エアボリューム生かして柔らかく乗る。そのスタンスのままエグいダートも散策する。ゆるーくな感じでミニベロでは到底行けない場所に到達できる。それがPSA1の魅力。

スポーツライクに走るならTRS2AM。得意分野がかぶらないので使い分け可能。

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