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2022.04.14
シマノ判断でE8080の交換対応になった。以前と同じくBESV経由でユニットが誉自転車に送られてきて交換なのだが、引きの強い私が絡むとすんなり行かないのがお約束。 実は一週間前にユニット届いて交換作業をした。が!なぜか交換後にいきなりDi2が動く。そんなバカな、、、走ってみたら10km/hちょっとしか出てない状態で速度表示は20km/hオーバー。当然その辺でアシストも切れる。ロクにアシストされん。なんじゃこりゃ?って事態に。 BESVに問い合わせたら(タイミング悪くサイクルモード東京の設営真っ最中)、BESV側のミスがミラクルに重なって未設定のE8080がチェックすり抜けてそのまま送られてしまったという珍事。うーむ、返却して初期値を設定してもらうしかない。 作業完了と思った段階からまた外して元のエラーE8080に戻した。手間と時間かけて作業前に戻っただけ。気分的に自転車屋共々ぐったり、、、また話ネタが増えた。 そしてユニットを送り返して待つこと約1週間、、、 初期値が設定されたE8080が戻ってきたので3回目の交換作業。もう目をつぶっててもできる。両側から作業してフルスピードで交換する。慣れればたいした作業じゃないけどクランクとかチェーンリング外すのでそれなりに時間はかかる。 交換完了!作業に迷いがないのでだいぶ早くなった。 電源入れるとピーピーピーでW032。これで正しい。初期状態では機械式シフトなのでDi2は動かない。固定ギヤのまま走ってみたが速度表示とアシスト感は正常。今度は大丈夫のようだ。Di2はあとで言い聞かせてやる。 家に帰ってTRS2AMを部屋に持ち込む。E-Tubeつないでハック開始。そもそもDi2を使うためだけにこんな手間が必要なこと自体がおかしい。E-Tubeアプリで普通に設定出せよなぁ。Di2もシマノ製品なのにユーザーをバカにしてるとしか思えん。 当たり前だが機械式シフトから電動シフトに変えるのは完全な合法。型式認定から外れるだけの話。売る側は型式認定は必要だろうけど、買った側はそんなのどーでもいい。合法範囲のパーツは好きに変更する。それをさせない制限って明らかに矛盾してる。 根本的には型式認定の枠が矛盾してるのだが。 ギヤポジションの表示でた。 ディレーラー動いた。Di2化完了。これで最後であってほしい。 今回はBESV経由でエラーコードをシマノに伝えたら交換対応になった。本来の保証期間は過ぎてるが無償交換なのでシマノ側で何か問題を認識してて、発生時点で交換対応してるような感じだと思われる。ということは対策品になってるかも?と思ったのだが、、、 未設定で送られてきた時にファームウェアを確認したら2019年当時のバージョンだった(BESVで初期値設定すると最新ファームが入る)。つまり2019年に製造されたストック品がシマノから来てる。対策が入ってる可能性は限りなく低い気がするな、、、ストック品に後から対策を加えてる可能性もゼロではないが、そうやって作業したらファームも最新にするだろうし。 今回もエラーの根本原因とかはシマノは何も情報を出してくれない。完全に壊れてない段階で交換してくれたから実害は最小限で済んでるってだけ。また1年後に同じことが発生する可能性があるのか?対策したからもう大丈夫なのか?まったくわからない。 E8080の良し悪し以前の話でユーザーにそんな不安を抱かせたまま使わせるシマノの方針ってどうよ、って思う。E8080はE-MTBにいろいろ採用されてるので避けにくい。なので個人的にはE8080採用のE-MTBとしてはTRS2AMを強く押す。BESV製品として買っておけばユーザーに不利益が出ないようにBESVが間に入ってどーにかしてくれる。しかも迅速に。そういう部分も車種選定の大きな要素。個人でシマノと直接交渉なんてやりたくもない。 軽くポタ走行してみたが問題なし。当たり前だわな。1年後にどーなるかがポイント。ちと期間が長いがキッチリ追跡調査する。 |
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まさかの2回目のE8080交換対応
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