すくもグラベル・まんぷくライド2024

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2024.08.11


すくもグラベル・まんぷくライド2024」のグラベルコースに参加。20222023に続いて3回目。このイベントにハマる理由は限りなくゆるい雰囲気の豪華グルメライドでありながら本格的な林道ダートを楽しめること。雰囲気を含めてこの組み合わせとバランスは唯一無二。四国の果てだけど参加するしかない。

2022、2023と10月開催だったけど今年は8月、、、暑さが気になるが宿毛は高松よりは気温低いのでどーにかなるか。林道は日陰多いからだいぶマシなはずだし。


早朝から高知道使って宿毛へ。今回もCOHO XC付きで参加。せっかくだからミニ椅子とかキンキンに冷えたお茶1Lの予備とか工具類色々など、トレーラー付きならではの過剰装備を少し入れてる。それでも普段よりかなり軽量な状態だけど。

初めて見た人は、こんなの引っぱって林道の荒れたとこ通過できるの?って思うようだけど、シングルトラックでも走破できる能力なので林道程度はフツーに走破可能。E-MTBサイクリングの楽しさが何倍にもなるのでオススメなアイテム。


朝から暑い!日差しがささる。まずは受付。


まんぷくライドはエントリーしたらメールで情報が来るだけで郵送モノはなし。手ぶらで受付して名前確認でゼッケンなど必要物を受け取る。この方式がなんか楽でいい。忘れ物も出ないし。


ゼッケンとステッカー、あと避難所情報のQRコードが入ったカードをくれた。南海トラフ地震の注意情報の対策のようだ。市長はその対策絡みで今回のまんぷくライドは欠席。あいさつだけでなく参加して走る市長なだけに見れないの残念。


さて、受付したら朝ごはん。まんぷくライドは走る前から食べ物が出る。しかもガッツリなモーニング。エアコン効いた食事部屋を用意してくれてる気遣いがうれしい。


パンとおにぎり、、、組み合わせに疑問をもってはいけない。パンにみそしるが当たり前の宿毛なのでパンとおにぎりもアリなんだろう。しかし腹パンパンになっちまったぞ。走る前からフードバトル状態である。


今年もパナレーサーブースが出てる。グラベルロードのタイヤばっかりなんだよな。MTBタイヤ作らんのかな?こういうイベントに向いた超軽くて舗装路をフツーに走れて、それでいてスリックもどきではなく荒れた林道もガッチリ走れ低圧でも転がりいい、そんな高バランスなの作って欲しい。MTBタイヤってクソ重いガチ系かダートでグリップ甘いスリックもどきの両極端。本気の高バランスタイヤってあんまり無い。


Velolienってのが来てた。サポートカーっぽいのあるし何?って思ったら松山の地域密着型のプロサイクルロードレースチームだった。サイト見ると活動がはじまったばかりっぽい。


開会式。ゲストライダーの紹介など。日差しがあちー。


ラジオ対応。わりと体ほぐれる。


グラベルのスタート。2グループに分けて時間差つけて出発。すぐに林道区間なので混み合うのを避けて分散スタートになったようだ。


すでに気温上昇してメッチャ暑いのだが、後から思えば一番暑いのが会場周辺だった。山方向へ向かうと涼しくなって意外と快適。特に日陰は涼しいので休憩は日陰狙って停車すればOK。このコースなら8月開催でもアリだな。


林道突入。早くもバランス崩して転がる人あり。グラベルって名前だけどコースは林道なのでフラットダートとは言い難い。サス付きMTBにはどーということはない路面だけど、リジットなグラベルロードで走るには相応のテクがいると思われる。ついでに人力だと登り負担もまぁまぁ、、、がんばれー


林道の中は日陰まみれなので涼しくて快適。でも前半は登りなので人力な人はそれなりにオーバーヒート気味だろな。


ダート初心者にはちょっとした難所な箇所もポツポツ。ゆるいグルメライドながらもダートの走りごたえはマズマズ。ダートポタリング+αって感じ。


林道終了。山方向へじわじわと登っていく。これであの林道抜けて来たんですか!?と驚かれるが、見た目のイメージと実際の走行感はかなり違うんだよなぁ。今日ぐらいの荷物量だとMTB単体と変わらん。フツーに走ってるだけでCOHO XCは勝手についてくる。ゆっくり走るぶんには牽いてるのを忘れてていいレベル。


山間に田んぼがポツポツ。のどかな風景。


舗装路はグラベルロード速いな。E-MTBでちんたら走ってるとジャンジャン抜かれてほぼ最後尾付近。でも何も困らないどーせエイドでのんびりして時間は余る。先を急ぐ必要なし。自分の好きなペースで走ればいいのである。


1つめのエイド着。


以前はここでかき氷だったけど今回は違う場所のようだ。アクエリなどドリンク類とパンと塩アメなど。高知名物のぼうしパンを頂く。ドリンク類はキンキンに冷えてる。素晴らしい。

日陰にミニ椅子出して座ってゆっくり休憩。休憩用のベンチあったけど太陽に熱せられてアチチ状態だった。こういうとき自前のイスを運べるCOHO XCは重宝する。


だいぶまったりしてからエイド出発。以前とコース違うらしい。ダム湖の裏側の道へ行くようだ。


確か以前は向こうに見えてる対岸側を走った気がする。


この裏ルートがとってもよかった。舗装路は狭めでクネクネしててほどよく荒れてる。日陰多くて涼しいし雰囲気もヨシ。綺麗な道よりこういうルートの方が楽しい。


誘導に従って下へ降りる。


撮影スポットの沈下橋。川入ってる人がいるー。


追従して川に入る。猛暑だからか思ってたより冷たくないな。でも気持ちい。


とっぷり入ってる人ら多数。人力な人には丁度いいクールダウンなのかも。まだ半分だからここでズブ濡れでも帰るまでに乾くので支障なし。


空と緑と沈下橋。良い絵だ。


沈下橋のちょっと上がエイドだった。ここが折り返しポイント。


どうぞー、ってアクエリくれた。なんと凍ってる!ジャージの背面ポケットに入れると人間保冷剤。途中で溶けたのを飲もう。ミレーとか塩ケンピもあり。塩モノうまい。


今回の直七のかき氷はここだった。


この時期のかき氷は問答無用でうまい。


わらわらと人いっぱい。先を急ぐ人が少ない雰囲気がいいねぇ。程よいまったり感。


そろそろ動くか。こっちは舗装路のペース遅いし。


戻り方向は綺麗な道。


山深い場所だなぁ。


ダム湖が見えたら少し先で2つめの林道に入る。


ここがまたミニ王滝なロケーションで良いんだよなぁ。


傾斜も結構あるので押し歩きになる人も多数。


距離は短いので一気にすっ飛ばすともったいない。写真撮りつつゆっくりいく。


下り傾斜もまぁまぁ。開けてるとこはカラカラに乾燥しててジャリジャリとかなり滑るのでオーバーランしないように要注意。高低差大きいし路面的にもグラベルロードな人らにはハードなようで、息切らしながら「このイベントすげーな、、、」と言ってる人も。

ゆるゆるのグルメライドイベントとこの林道のマッチングはホント最高である。ゆるい楽しさとハードな達成感のバランスが素晴らしい。


舗装路が出てきたら林道終了。少し行くとエイド。


エイド着。


葛バーと蒸し饅頭があるようだ。


葛バーは半凍りでシャリシャリと美味かった。


気がつけばいい時間。とっくに昼を過ぎてる。ほどほどの休憩で出発。


下り基調の涼しい木陰の狭い舗装路を淡々と走る。


また川に入ってる、、、帰る気ない人らいっぱい。


当然ながら追従する。ここの方が水冷たくて気持ちいい。


ゆるゆると川遊び。クソ暑い8月にこれだけ快適に楽しめる自転車イベントは他に無い。


再出発。水に濡らしたので走ると気化熱で涼しくてサイコー。


気がつけばイベント終了時間が迫ってる。まー慌てても仕方ない。淡々と狭い道を走る。


民家が出て来たら幹線道までもうすぐ。


二車線の太い道に出た。ゴールの会場までもう近いはず。


あれ?なんか大量にたむろってる。まだエイドあるの?あと3kmぐらいしかないけどエイドのようだ。もうイベントの終了時間なのだがのんびりしてる。このイベントに制限時間の概念は無さそうだな。


キンキンに冷えたアクエリを頂く。


ぼうしパンと塩アメ。最初のエイドが引っ越してきた感じっぽい。


再出発。もう会場の運動公園まではひとっ走り程度。


田んぼがいい色になってる。この辺は稲刈りシーズン早いのかな?


運動公園に入った。高台なので最後がちょっと登り。


ゲートくぐってゴール!


イベント終了時間過ぎてるけどなんの問題もなし。まだ帰って来てない人多数だし。このゆるい感がいいねぇ。スタッフもフレンドリーで、細かいこと言わないので楽しんでください、ってスタンスがホント心地いい。順位を競わないライドイベントってこうあるべきだと思う。


帰着の確認して豪華参加賞を頂く。


そしてここから最後のフードバトル。まんぷく弁当にプリンアラモード、うどん、、、おしぼりは凍ってる!いろいろ凍ってるのサイコー。


観光協会スペシャルレシピの直七ソーダ。ここでしか飲めないらしい(保健所がうるさいので販売できないんだと)。これめっちゃうまい。おかわりした。


さすがにごはんは食いきれず、、、うどんとおかずだけバージョンもあればよかったかな。

今年のまんぷくライドも限界めいっぱいの満腹で終わった。まさか猛暑の8月の自転車イベントでこれだけ快適に楽しく走れるとは思わなかった。コースバランスや日陰の量、川遊びポイントや時間に追われない雰囲気。それでいて本格的な林道が間に混ざる。この高バランスは個人的にベストイベントだなぁ。来年も参加決定!


ささっと片付けて温泉へ。会場で無料シャワーも使えるようだったけど宿毛に来たら海の見える温泉に入りたい。待ち時間長いけど温泉内の人数を少なく制御するポリシーはヨシ。ガラーンとした感じでゆっくり露天に入れるのが良くてハマる。


帰りは松山で知人に会うので愛媛経由。せっかくなので四万十川沿いの下道を通ってみる。若い頃に四万十川へ行くのに内子付近から入り込んで四万十川まで繋がる下道を何度も通ってた。もう道もかなり変わってしまってると思うけど、久しぶりの同じ道を使ってみる。


四万十川。やっぱここは別格。お盆休みに入ってるけど四万十川沿いの道路はガラガラな感じ。昔に比べるとトンネルが抜けて新しい広い道路がじゃんじゃん追加されてる。でも、どーすんだこれ?ってぐらい狭い区間もいっぱい残ってる。

狭い区間にでっかいキャンピングカーが入り込んでて単独なのに詰まる寸前。同じクラスの対向車来たら通行止めになるな。普通車でも運転に自信のない人はやめといた方がいい。そんな場所なのでまだまだ秘境感があって良いところ。


暮れゆく沈下橋。良い絵だ。


広大なキャンプポイントに降りてみたがキャンパーはゼロ。お盆休みなのに誰もいない。キャンプブームは終わったようだ。こういう状態でのキャンプがいいんだよなぁ。また機会作ってキャンプしに来よう。


松野町の道の駅に寄り道。ここもお盆休みなのに人が少ないな。


川側は提灯でライトアップされてるけど誰もいない。ここの芝生広場あたりがMSBRの会場になるはず。エントリーするつもりなので前泊の場所を考えんといかんな。四万十キャンプでもいいのだが。

ここから内子に抜けるまで結構時間かかった。昔は当たり前のように走っていたがやっぱ遠い。今は海側の高速が伸びてるので素直に高速使えば遠回りながらも松野町や四万十へのアクセスは良い。フツーは高速使うべきだな。

内子からは高速ざんまい。松山で晩御飯&くだくだして、また高速でバビューンと高松へ帰還。よー走った1日だった。


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