アシスト、シフトSWをボタンタイプに交換

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2024.11.20


ボタン版スイッチのSW-E7000-L、SW-E7000-Rを入手。

そもそもはだいぶ昔にさかのぼる。RZ120にXTR-Di2を付けた頃から感じていたのだが、電気アクチュエーターでディレーラー動くのになんでシフト操作はアナログレバーを模したスイッチなの?って疑問を感じていた。操作感とかクリック感がワイヤー式シフターのフィーリングをうまく再現してると高評価だったけど、個人的にはなんか求めてる方向が違うよなー、と違和感。アナログの再現じゃなくて電気ボタンとしての利点を活かした新しい操作スイッチを作るべきでしょ、と。

とは言っても誰も賛同しないしアナログ再現シフターも使い勝手が悪いわけでもないのでそのまま使ってきた。厄介なことになったのはTRS2AMにXT-Di2を入れた時。先にブレーキを4ピストンのタイプに交換してた。これがクランプ部分がグリップからかなり内側に寄ってるタイプで自動的にシフター取り付け位置が遠くなって親指が届きにくい。レバー調整を最大に伸ばしてどーにか使っていたが、、、

そしてこないだ無線ドロッパーが壊れたので、BIKE YOKEのドロっパーに変えた。ワイヤー式なので操作レバーはiSPECを使ってブレーキレバーのクランプに合体して取り付け。そうするとアシストスイッチが干渉して収まらず、ブレーキレバークランプよりも内側へ、、、取り付けれる向きも下向きでボタンが超押しにくい。

この辺で限界を感じてボタンスイッチタイプのアシストSW、シフターSWを導入することを決断。以前はSTEPSに絡むパーツはロクに流れてなくて入手が困難だったけど、今はフツーに取れるようなので誉自転車で手配してもらった。


これまでのハンドル左側の状態。ブレーキクランプがグリップ端から3cmぐらい内側なのでどーにもならない。ドロッパーのレバーが無かった頃はその3cmの隙間にアシストSWをギリギリで取り付けていたが、ドロっパーレバーが付いたことで遠くにつけるしか選択肢がなくなった。これではあまりにも使いにくい。


ハンドル右側。こっちも同じブレーキクランプが大きく内側に寄ってるのでシフターSWはクランプのさらに内側に付けるしかない。シフトレバー延長を最大にしても親指から遠くて操作性悪い。そもそも電気スイッチなんだからストローク大きいワイヤーレバーの動きを再現する必要性があるとも思えない。


昔ながらのSWを撤去。外してみて思うけどなんでクランプ部分がこんなにデカイんだ?電気スイッチと通信用のミニ基盤が入ってるだけだろうに。


スイッチ版に交換。左側はアシストSWとして動作する。上下操作の2ボタンのみなので元々あった真ん中の小さいボタン(決定や選択用)は無いのでディスプレイ側のボタンで代用して操作する必要がある。普段はアシストの上下にしか使わないので問題なし。クランプ部分が小さいので隙間の3cmに楽々収まった。心配してたドロッパーレバーとの干渉もなく位置関係は完璧。


右側のSWはシフターとして動作する。当然ながらこれも3cmの隙間に楽々入る。よーやく親指に近いとこで操作できるようになった。ボタンのクリック感はストローク少なくてとても良い。電気ボタンシフターとしての工夫はとくに感じられない。もうちょっとマジメに新インターフェースとしての操作性を追求して欲しいところ。

シフターレバーに慣れてるのでしばらくはシフト操作に違和感あると思うけど慣れの問題かな。


デカいアシストSWやシフターレバーが無くなってすっきり。ボタンタイプはサイバー感があって個人的にとても好印象。せっかくのDi2なんだからワイヤーでは不可能な操作UIの方が似合ってて良い、って思う。

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