走行充電の試行錯誤

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2012.8.24

奥の深い走行充電、中途半端なまま放ったらかしでしたが少し試行錯誤しました。

過去にやった作業は、
です。

ソーラーパネルのお陰で充電環境はかなりよくなりました(晴天なら1日で70〜100Ahぐらい発電)。
しかし、それだけでは解決というわけにはいかないです。

まず、走行時には冷蔵庫を電気駆動してます(インバーターで100Vを作り、120Vに昇圧して駆動)。
これが12V(インバーターの入力側)で8〜10Aの電流を消費します。
ソーラーが作り出す電気は12Vで10〜15A(晴天時のピーク)。

晴れてれば冷蔵庫駆動分はソーラーでカバーできるものの、それで精一杯。バッテリーを充電する余力はほとんどありません。当然ながら曇りや夜間はバッテリーを消費し続けます。

22sqで接続してるものの、パジェロ側の送電電圧とデルコの満充電電圧の差は解消できません。トレーラーのデルコが満充電状態からパジェロに接続すると逆の電圧差が発生してパジェロへ向かって電流が流れる始末…(12.8Vで安定するけど)

完全な解決方法は100V送電だけど、根本的な大改造が必要になるので間繋ぎの対策を行うことにしました。
パジェロからトレーラーへ向かっての接続は今までと同じDC12Vラインのまま変更なし。

この12Vをトレーラー側でインバーター使ってAC100V化し、そのAC100で充電器を駆動し、バッテリーへ充電させる仕組みにします。

持ってた25Aタイプのフルオート充電器を使ってみたところ、パジェロ側からの流し出しが35Aぐらいになることが判明(バッテリーがあまり消費されてない状態で15Aオーバー)。

充電器が効率よく充電してくれるので、AC100から電力をしっかり使うことになり、変換ロス分も足されることで大電流がずっと流れてしまう感じ(当たり前か…)。

パジェロ側のオルタネーターに余裕があれば問題ないものの、うちのパジェロは普通のオルタなので発電量が小さくて耐えれません(寒冷地仕様なら20Aぐらい多い)。節電してる状態で30A持ち出しがギリギリセーフだけど、エアコンやライト付けるともうダメ。

バッテリー消費されてる状態からだと35Aが安定的に続くので無理(発電量が足りずにパジェロ側のバッテリーから持ち出しになってしまう)。

仕方ないので25Aのフルオート充電器は断念し、重くて機能ないけど8Aの定電流タイプの充電器を載せました。

パジェロからの流し出しは8〜10A程度。

もうちょっと流れる様にしたいものの、そのためだけに充電器買うのもキビシイ…。

本命は100V送電なのでとりあえずこれで我慢。

充電時間は難アリなものの、パジェロ側からの送電で満充電できるし、逆流もしないので、ソーラーとの組み合わせだと実用上は問題ないはず。

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