2009.6.5
スコッティを入手して2回目の車検。入手から3年3ヶ月も過ぎました。早いものです。 今回もユーザー車検です。 中のリフォームは8割ぐらいの完成度ですが、キャンピング装備として車検に絡む部分は全て使えるレベルに仕上がってます。チェックされても問題は無いハズです。 香川県陸運支局へ行き、書類を購入。
これまた前回と同じく、近所の車屋さんで自賠責保険に入ります。 24ヶ月で、5120円でした(100円値上がりしたらしい)。 ユーザー車検ですが、整備はチェックされない部分も徹底的にやります。 入手当時はランニングコストを抑えることがユーザー車検の目的でしたが、整備してみると車軸やブレーキ周りは単純な構造で根本的には頑丈にできてるものの、定期的にキッチリ整備しないとトラブルが発生し易いです。少なくとも2年サイクルの分解整備と、出動毎の目視チェックは必須でしょう。 灯火類は点灯させればすぐにわかります。 リフォームで配線を整理した上に、車幅灯も交換してチェックしてるので問題なし。 フレーム周りは、クラック騒ぎ&対策後に、下回りを塗り直しながら全てチェック。 幸いなことにAアーム部分の問題以外は、クラックや変形、その可能性がありそうな部分もナシ。 2年毎に塗ってるからか、錆の発生も無かったです。 車軸周りは分解整備。 本来はシールも交換して両側のハブベアリングを洗浄&グリスアップするのが理想ですが、シールの入手方法が不明なことと、シール自体に問題は出てないので(十分な柔軟性を保ってた)、車体側のハブベアリングは取り出さない状態のまま外からザッと洗浄して、指突っ込んで再グリスアップしました。外側のベアリングは外して洗浄&グリスアップ。 ドラムシューの軸になってる部分(ヒンジがついてサイドブレーキワイーヤが繋がってる部分)は、錆で動きが渋くなるとブレーキをひきずってしまうので、これも軸を抜いて点検&再グリスアップ。 その他、可動部分に少しずつグリスを塗ります。 この2年間は改造ばかりしてて、あまり走行してないのでグリス類は奇麗な状態でした。 最後にブラック塗装。 タイヤ外さないと見えない部分もしっかり塗装します。 シューの開き具合の調整もしたものの、あまり走行してないからか同じ位置になりました。 車検の予約はWebから。 自動車検査インターネット予約システム 受付は8:45〜なので、10分ぐらい前に香川県陸運支局へ。 書類チェックは問題無し。 検査手数料1800円、重量税12600円の印紙を購入。 (検査手数料が少し値上がりした?) 検査は9:00〜なので、ラインへの進入路に並んで待ちます。 ラインに入る前の部分で灯火類のチェックと、今回はフレーム刻印の確認をされました(前回は無かった)。 補助ブレーキについて聞かれると思って構えていたんですが、何も聞かれずスルー。 (ヘッド側の重量がトレーラーの2倍以上でない場合は、補助ブレーキ必須なので検査もあります。パジェロでの牽引は検査対象外) 最近他県ではトレーラーの検査が厳しくなっているらしく、窓の構造やらキャンピング設備の検査などを細かくチェックされているそうです。多少は心構えしてたのですが中を見ることすらなく、かなり拍子抜けです。 (そもそも、スコッティはよく出来ていて、問題になっている窓を開けた時の飛び出し量や、グレータンク装備に関してまったく問題ないので、チェックされても大丈夫ですけど) ローラーの上で駐車ブレーキの検査と、下回りの検査、ってことでラインに入ります。 駐車ブレーキの検査では、いきなりブレーキ効かせた状態にしてしまい失敗(最初はフリーで、指示があってから駐車ブレーキをかける手順でした)。 駐車ブレーキかけてるのに検査員に『ブレーキかけてる?』って聞かれ、制動力弱すぎてダメなのかとビビりましたが、問題無く通過(心臓に悪い(^^;)。 下回りもチェックも問題なし。 窓口に戻って書類を渡すと、ものの数分で新しい車検証が発行されました。 今回かかった費用は、
自動車税が10200円なので、2年間の総維持費は約4万円ってことになります。 エンジン無いだけあって、軽自動車よりもずいぶん安いです。 (壊れて修理するコストは別ですが…(^^;) |