2021 サイクルモードライド大阪

トップ > 自転車の話 > サイクルモードと試乗の記録 > 2021 サイクルモードライド大阪
2021.07.24



今年はサイクルモード大阪が開催された。2020年は中止、2021年も本来の3月は延期となり7月24、25日の開催(批判かわすためにオリンピックの日程にぶつけただろ、、、)。コロナの第5波が見えてきてるシビアなタイミングだけどギリギリセーフって感じか。

大阪の感染者数が増えてるので遠征するか迷ったが、地方の人間が最新Eバイクを見て乗れる機会はこれしかない。広大な公園内の屋外開催なのでマスクや手消毒の感染防止対策して人と距離をとればリスク回避はできる。対策をしっかり頭に入れた上で車移動の直行直帰で参加する。


あえてサイクルモード会場とは逆方向の駐車場へ。とにかく混雑の逆をついて徹底して人のいない場所を渡り歩く。かなりの距離を歩くのは覚悟の上。万博公園散策と思えばどーということはない。


まだ時間早いけど車の中で昼ごはん食べてから動く(淡路SAで仕入れた豪華ステーキ弁当)。サイクルキッチンもあるようだが今回は近づかない。飲み物もとりあえず凍ったやつを2本持参(足りずに自販機で3本追加した、、、)。


万博記念公園の中に入る。広大なので超ソーシャルディスタンスを保てる。公園内の移動ではコロナリスクはゼロ。緑が多くて点々と木陰もあるのでわりと快適に歩ける。


公園内の密度はこの程度。暑い7月ってのが効いてる。3月の時の方が人多かった気がする。


使徒あらわる、って感じ。今は何色にライトアップされてるんだろ。このまま増えると赤色になりそうだな。


太陽の塔にはいつも圧倒される。中が見れるようになってるけど残念だが次回にする。徹底してリスク回避。目的はサイクルモードのみ。


受付、誓約書を書いて腕輪してもらう。だいぶ早かったので周辺ウロついて時間を潰す。午後枠は13:30〜なのでたっぷり時間がある。


遠目に試乗コースを眺める。そこそこ走ってるが例年よりかなり少ない。前情報では土曜日の午前枠が最も混雑する予想だったけど、それでこの程度なら午後枠はだいぶマシか。まー暑いからなぁ。よほどの自転車狂いじゃないとこの炎天下で自転車試乗しようとは思わん。


午後枠の入場。もうちょっと距離多めにとろうや、、、入り口の手消毒を強制されるが各自が手で押すポンプ。いろいろザルな感じ。屋外なのでそもそものリスクは小さいけど手消毒のタイミングは自分の理屈でキッチリ管理した方がいい。


目的はほぼこのエリアのみ。今回はボッシュ勢がほとんどいなかった。在庫薄で展示しても売るモノ無いからイベントに出てこないらしい。ボッシュユニットのE-MTBとはとことん相性悪いな。いまだに見る機会すらない。地方人からすると本当に存在してるのか?って感じ。


午後枠スタートの会場内はこの程度。すぐに混み始めるのだが午前枠よりもだいぶマシ。そして1時間半ぐらい経過すると暑さでやられるのか人は減ってくる。帽子でウロついてるともたない。自転車ヘルメットをかぶっておくのが正解。発泡スチロールが断熱材になって通気もとれるので炎天下でも頭を涼しく保てる。


まずはBESVブース。


試乗待ちを気にして急いできたが、、、なんだこの狂ったような台数は。


あらゆる車種が複数台ずつ用意されてる。いったい何台持ってきたんだ?間違いなく会場トップの試乗車台数。こういうとこがBESVの凄さ。試乗で待たせる時間増えるなら台数増やしたらいい。単純な話だけどサラッと実行するのはBESVぐらい。向いてる方向が違う。


 BESV JG1 試乗


そんなわけで午後枠のJG1一番乗り。フルサスMTB派なので購入対象ではないけどBESVユーザーとしては体感しないわけにはいかない。いろいろ言われるハブモーター仕様だけど静かでスタイリッシュなメリットは大きい。個人的にはデメリットが納得できるならイチオシ。

フレームサイズはMとSだけど、JR1のXSと比較してSはXSより少し大きくMはJR1のMより少し小さいとのこと。リアセンターはJR1とJF1の中間。アシストセッティングはJF1に近い。



エアボリュームのある太いグラベル用タイヤに加えて、シートポストとフォークがカーボンになってる。この形のリジット自転車としては乗り心地は良い。私はフルサスMTB基準なのでこれでダート攻める気にはならんが、まーそれは基準の違い。グラベルロード派なら標準的だと思う。というかEバイク的には軽くてバランス良い方。

バッテリーはJR1、JF1、CF1 LENA、votaniと共通。252Whと少ないがオプションのフレームバッグでスペアを運べる。普段は252Whで足りるから身軽に動けて、ヘビーな山を越えるライドの時だけスペアを車体側で運べる。そういう考え方もアリだと思う。


BESVはE-MTB以外はすべてハブモーターを使ってる。使ってるモーターやコントローラは車種別で色々。アシストプログラムもコントローラーの違いによるレスポンスもそれぞれ違う。ファームバージョンや年式(採用ユニットが違ってたりする)でも違いがあったりする。とにかく最新モデルを試乗してみるのが一番。フィーリングは乗らないとわからん。

ダイレクト感が薄いと言われるけど個人的には困らない範囲。JシリーズはPSA1よりもレスポンスはかなりいい。JG1のアシストはJF1風の「静か&滑らか&パワフルで気持ちいい」という印象。ガクガクとトルク変動するような高レスポンスではないけど、この車体でそれが必須とも思えん。ハブーモーターの恩恵で静かさやBB付近のスッキリ感は圧倒的。そこに価値を感じるとこれしか選べなくなる。


今回は芝生上にグラベルやMTB用のコースが用意されてる。ちょっとデコボコしてる程度で不整地とは言わない程度の路面だけど、タイトターンが多くあるので加減速の感じとハンドリングを確認できる。

JG1で走ってみた。ドロップハンドルには慣れんが特に問題ない。ふつーに走れる。これのフラットバーなら普段乗りに良いかもしれん。まーその領域はうちではPSA1がカバーしてしまってるのだが。

JG1は初期ロットは一瞬で売れてしまったようだけど、すでに第2ロットが入ってきて在庫あり。継続して入ってくるので普通に買える。自転車の品薄が嘆かれてる今の状況下でも「欲しい時に買えるEバイク」これはホントに大事。買えない自転車は意味がない。

 BESV PS1 試乗


続いてPS1に乗る。車体は2018年モデル。でもモーター、ディスプレイ、ファームは最新に交換してEバイク的には2021年モデル相当になってるやつ。やっぱカーボンはえーな。ちょっと軽いってだけなのだがPSA1の重さが染み付いてると軽いのが欲しくなる。

乗り心地はうちのPSA1に比べると硬い。リアショックとサドルの違いが大きい。試乗車の体感は以前から変わってないはずだが、うちのPSA1を好みで突き詰めたせいでノーマルの体感が気に入らんようになってしまった。ハンドルもちょっと遠い。ステムは35mmの方がいいな。あとハンドルの高さを少し下げたい。つまりうちのPSA1とそっくりさんにしたい。自分に合わせたカスタムがいかに大事がよくわかる。

アシストフィーリングの違いはあまり読み取れない。体感の差としては車体側の影響が大きい感じがする。タイヤも違うし(PS1はビッグアップル)。前から言ってるけど予算あるなら背伸びしてPS1、無理ならPSA1でも問題ない。PSF1は折り畳む人専用。折り畳まない用途ならPS1、PSA1の方が快適。


 BESV CF1 LINO 試乗


CF1 LENAのグローバル版?ってやつ。たしかこれに近い構成はもともとあった。Uフレーム26インチタイヤのリヤハブモーターで外装変速のやつ。日本のママチャリとしては受け入れられないってことでCF1 LENA(24インチタイヤ、フロントハブモーター、内装変速)を新たに作ったはず。外装変速でも売れそうだから追加してきたのかな?

乗った感触はLENAとはだいぶ違う。やっぱリアハブモーターがいいね。フロントハブモーターより動きが素直。10速ギヤもギアピッチが細かくてストレスがない。自転車自体は重い実用車。後ろに荷物積む前提の使い方だとUフレームの利便性が生きてくる。アシストパワーで強引に走るけどハンドリングにやや癖がある。サイクリングを楽しむ自転車じゃないな。あとバッテリーは内臓で外せない。賃貸に住む人には敷居高い。


センター付近からしっかりしたスタンドが出る。ハンドルは工具なしでポシジョン変更できるやつ。メーターとか表示系はまったくない。スマホを接続すると色々表示されるようだ。アシストモードの状態はボタンのとこにLEDがあってそれで判別できる。





お次は因縁のヤマハブース(笑


YPJ MT-PROの試乗車はいっぱい用意されてた。ヨシヨシこれなら乗れる。舗装路と芝生の両方で試させてもらう。


 YAMAHA YPJ MT-PRO 試乗


前後27.5インチ、車重はSサイズで23.8kgと若干重い(TRS2AMが23.2kg)。



バッテリーはフレームの間に入ってるような構造で脱着には工具がいる。ショックも不思議な場所にマウントされてる。インチューブっぽいバッテリー取り付けだけどフレーム三角の内側には余分な空間はほとんど無い。ボトルは入らない。

アシストモードは、+ECO、ECO、STD、HIGH、EXPWに加えて2020/7からA(オートマチック)が追加されてる。ECO〜HIGHの出力を状況に応じて最適に自動切り替えるようだ。試乗した程度では効果はわからんのだが、、、

乗ってみるとアシストユニットは素晴らしい。タイヤのブロックノイズが大きかったこともあって(あとで触ったらすごい低圧だった常にゴーって唸ってた)、アシスト音を聞くことができなかった。つまり高音域のノイズがほとんど出てない。かなり静か。

アシスト自体もSTEPS系よりも自然。E8080は低速域ではトルクが出るけど速度が少し出るとパワーを出すには高ケイデンスが必須になる。低めのケイデンスで踏み足すとイメージしてるよりパワーが出ず、ギヤダウンして高ケイデンスでパワーを引き出す方向になりやすい(ゆえに高音ノイズも余計にうるさく感じる)。MT-PROのユニットは中間域でもトルクとパワーが自然な感じで出る。無理に高ケイデンスを要求されない。緩い坂を登っている時に踏み足して速度維持する、って場面で脚力とアシストのバランスがSTEPSよりも自然。

そして評価の高いハンドリング。芝生のコースがタイトターンまみれなのでテストには好都合。確かに飛び抜けてハンドリングがいい。タイトターンで曲がりにくさを意識することなくスッと向きが変わる。他のE-MTBで同じ場所走ると違いは顕著。

私はわりとテキトーに乗る。なので限界性能の吟味とかはどーでもよくて「普通に乗ってよい体感と感じるかどうか?」ってのを重視する。MT-PROの体感はとても良い。自分好みのセッティングとか何もしてない状態なのにしっくりと素直な動き。

個人的には走りのために使い勝手を捨てるわけにはいかんので選択肢から外れるが、ハンドリングや静かさを求めるならMT-PROはアリ。アシストフィーリングも現時点では最もレベル高いと思う。ヤマハとは相性悪いが技術力は認める。

こんな走行フィーリングのTRS2AMを作れんか? -> BESV



メリダブース。


試乗車は1台づつだけどなんか人が少ない。暑さでくたばって脱落してるようだ。試乗しやすくて好都合。水分補給してアタック!


 MERIDA ePASSPORT CC 400 EQ 試乗


Uフレームの変わり種を試す。CF1 LINOの同類に見えるが体感はまったく違う。ハンドル幅は狭いしポジション違うけど走行感はTRS2XCに近いフィーリング。ハードテールE-MTBをもう少しアップライトにしてハンドル幅狭くした感じ。



当然ながらガッチリしたスタンドがある。荷台も本気なやつ。バッテリーは外せるのかな?カバーらしきとこの上にボトルホルダーのベースがついてた。ここにボトルケージ付けれるようだ。ステムも角度変更できそうなやつがついてる。方向性は面白い。

跨ると目の前の太いフレームの印象が強烈。走行感はMTBのハードテール系のような感じ。ハンドル幅が心許ないがダートにも入れそう。実用シティサイクルっぽい見た目だけど能力的にはMTB寄り。フィーリング的にもサイクリングに使える。

こいつはE6180が採用されてる。E6180は初めて試すがやっぱSTEPSはアシストの線が細いな。パワーを引き出すには高ケイデンスが要求されるのはE8080と同様。E6180はアシスト音がちょっと違う。音量は小さく音は高音質。E8080がギュンギュン音だとすれば、E6180はチュイチュイ音。音量は小さめだけど高音なので耳につく。気にいらん。もっと静穏化してくれ。

気にしない人も多いが、STEPS系のノイズはもう時代遅れ。これからはMT-PROのアシストノイズが基準。

 MERIDA eONE-SIXTY 9000 試乗


税込で90万を超える高級E-MTB。前29インチ、後ろ27.5インチのマレット構成。高額だけど付いてるパーツとカーボンフレームを思えば適正価格、というか安い。うちのTRS2AMも総額は似たような感じになってる。

あとから高いパーツに変えてると結局は似たような総額になる。最初から付いてるパーツで満足なら車体額が高くでも結果的にコスパはいい。高いか安いかは自分が欲しいパーツが付いてるかどうか。まーその見極めが難しいんだけど。


こいつはボトルエリアがしっかりある。そこはクリアなのだがバッテリーがねじ止め。外すのに工具がいる。工具使えばいいじゃん、と言われそうだがカギ脱着のTRS2AMを先に体感するともう戻れん。スペアバッテリーを使いまくる身としては2秒で済むことを1分の手間かけるとか無理。

乗ってみると視界に入る29インチが細くてデカイ。27.5x2.6に慣れてると違和感。乗り慣れたE8080なのでアシストフィーリングはいつもの感じ。車体性能の差はわからんなー、というかTRS2AMの方がフィーリングいい。自分に合わせてチューンしてるから当然のこと。足回りとか9000の方がグレード高いFOX付いてるけどセッティング違うのでしっくりこない。

タイトターンはやや曲がりにくいか?TRS2も曲がりやすいわけでもないけど。MT-PROとは確実に差がある。あれは曲がりやすい。意識して曲がれば問題でもないが、MT-PROは意識してなくても曲がれる。その違い。フロント29インチは理屈的に乗り越え性能が高い。何を重視するかで価値が変わる。



FANTICのブースがあった。


変わったEバイクってことでISSIMOを乗ってみたかった。ISSIMOは日本版もあるがフルパワーを体験して欲しいからと試乗車はEU版。これは珍しいモノに乗れる。


 FANTIC ISSIMO EU版 試乗


ファットタイヤの原付モドキ風な見た目。乗車体制は超アップライトで前の方にペダルがある。体重のせてペダル踏むのは難しくてほどほどの踏み加減で回す感じ。



タイヤはファットどころでない。タイヤ径が小さめだから余計に太さが強調される。バッテリーは630Wh、アシストユニットはBAFANGのM500。ギヤは内装5速。

乗ってみると、、、これはヤバイ!!!ヤバすぎる。今日一番の衝撃を受けた。なんだこの乗り物は。重量はたぶん30kgはある。持ち上がったがすごく重い。そして走行抵抗が大きそうな超太いタイヤ。ペダルに力入らない乗車体制。にもかかわらず軽快に加速する。

アシストとギヤの関係はシティサイクル系の特性に近い。軽いギヤでケイデンス上げてもパワー感はあまり上がらず、重いギヤでじんわり踏んだ方がパワーが出る。軽く踏んでるだけなのに「ギュイイイイーン」というEV的な音を出して加速する。アシストだけど25km/hまで出力が減衰しないからか体感的にはEVオートバイ(出力は脚力連動だけどアシスト比率が変動しない。なので軽く踏んで回していれば加速が続く)。足を回すのがアクセルって感じ。

25km/hまでフルパワーなので緩い登りを軽いペダリングでぐんぐん加速する。25km/hを超えても出力は衰えない。27km/hぐらいで弱ってくるがまだアシスト感はしっかりある。28km/hぐらいで完全にアシスト切れる。もはや自転車とは違うモノ。

ブースに戻って「すごいけど公道で乗れないんじゃないぁ」と言うと、スタッフが「乗れますよ。EU仕様は違反になりません。」って言い出した。え!?なにそれ、、、

FANTICのスタッフが言うにはEU仕様は道路交通法違反にならない。警察にも確認とってる。なのでEU仕様を普通に売ってる、と。警察の見解では30km/h以上でアシストかかるのは違反となる(速度違反を助長する、という理由)。なのでUS仕様や自分でいじって30km/hでアシストかかるやつは違反。EU仕様は25km/hまでフルパワー、そこから減衰して28km/hで完全に切れるので違反にならない、ということらしい。

保険に関しては自転車協会が絡んでるものは使えない(車両の対象が異なる)。それ以外の自転車保険は使える。じゃあなんで他メーカーはEU仕様を売らないの?って聞いたら販売店の問題で自転車協会が絡んでると売ることができないって話だった。本当なのか?

ブースでスタッフが堂々と言うんだから根拠あるんだろうけど、ネットで調べてみても裏付けできる情報は見つけれなかった。FANTICのサイトにもそんな情報出してないしなぁ、、、本当なら公式情報として公開してくれよ。


 FANTIC XF1 integra 160 EU版 試乗


FANTICのE-MTB。むろんEU版。これも試させてもらった。


ユニットはbrose。たしか海外系の重たい系統のE-MTBに使われてるやつだっけか?ハイパワーなので重いギヤでガツンと無理に踏まないように言われる。チェーンがもたないらしい。軽く踏んでも加速するから加減してくれってことだった。一番上のアシストモードはハイパワーすぎるので気をつけろとも、、、もはや自転車規格と違う世界に足突っ込んでる。

乗ってみるとパワフルなのだが、車体性能が高くてアシスト制御もラグなく滑らかなので体感的な驚きは少ない。気がつくと25km/h以上でアシスト効かせながら坂登ってるが自然すぎて速さのインパクトは薄い。ISSIMOの方が体感的に強烈すぎた。

これはこれでアリだとは思うが自転車感は薄まる。車体性能も含めてEVオートバイに足突っ込んでる感じ。アシスト切れるのは28km/hでもいいが、25km/hまでアシスト比率が固定で強く踏まなくても加速が続くのが違和感。25km/h付近で踏んだら強いアシスト出力で加速するような体感って自転車として適正なのか?って思ってしまう。モード下げると全域で弱まるしどーにも違う感がある。

個人的には日本版の減衰式アシストで10km/hでアシスト比率の減衰が始まり28km/hで完全にカットぐらいがいい。そうすると速度上昇に連動してなだらかに人力負担が増える。速度を求めるとジワジワと脚力負担が増えて出せる速度は脚力と体力に依存する。でもプッツリアシストが切れる感もない。そういうのが欲しい。アシストに激坂を登れるトルクとパワーや巡行しやすさは求めるけど速度出すのは人力でいい。それら全体が全て自分の脚力でやってるかのような自然な制御を追求して欲しい。

つーか、結局これも公道で乗って違反にならないのか?Web系記事でも公道走行不可って前提になっているのだが、、、うーん、謎が残った。

2021.07.28 追記

FANTICスタッフが言ってる「違反にならない」ってのは少なくとも現状の法を素直に適用するなら間違っている。電動アシスト自転車は「駆動補助機付自転車」の規定に従うのが筋で、これを逸脱していいという話なら電動アシスト自転車の定義自体が存在しないことになる。

判断の区分けとして、

1. 原動機付自転車(電動機のみで動く)
2. 駆動補助機付自転車(電動機が人の力に対する補助力として作用する)

の2つがある。電動アシスト自転車は2の枠で型式認定を取る。なので型式認定を取っている車種はこの枠に収まっている。しかし型式認定は義務化されていない。規定に適合していれば認定を取らなくても公道を走れる。お墨付きが無いだけで日本規定適合の電動アシスト自転車に変わりはない。

では駆動補助機付自転車の規定に収まっていない電動アシスト自転車は何になるのか?ここがハッキリ書かれてない。原付と判断されるなら公道を走るには保安部品やナンバー登録が必要になり、未登録で公道を走ると明確に違法で取り締まりの対象になる。しかし規定に収まっていない電動アシスト自転車が原付扱いになるという文章はない。

原動機付自転車は「電動機のみで動く」と書かれてる。電動アシスト自転車である限りこの条件には合わない。となると「駆動補助機付自転車を逸脱した電動アシスト自転車」でしかない。それを公道で乗った時の判断や罰則に関する文章もない。

おそらくそこを拡大解釈して「公道で乗ってもいい」と言ってるのだと思われる。実際に取り締まりの対象にならない(できない)のかもしれないが「駆動補助機付自転車」の規定を無視する考え方はあまりにアンフェア。その判断はダメだろ。

法の隙間を突く行為はモラルを問われる。個人がこっそりというのはあっても、販売する側がこのスタンスなのは間違ってる。

と、個人的には解釈した。
その解釈は間違ってるという情報あったら教えてください。


この記事見た人から情報もらいました。
警視庁 交通局交通企画課の公式な文章に判断が書かれています。

元文章へのリンク

少なくとも警視庁としては「駆動補助機付自転車を逸脱した電動アシスト自転車」は「原動機付自転車」と判断しています。つまりアウトです。公道は走れません。



次はGic。ここは折り畳み系の小さいのとか色々出してる。


これを体感してみたかった。プロンプトンによく似たHARRY QUINN。


 Gic HARRY QUINN 試乗


シングルギヤのフロントハブモーター。バッテリーはフレームの中にある。さすがにFANTICの次に乗ったのは順番マズかったか?さっぱりとパワーを感じない。アシスト体感はBESV系のよりだいぶ弱い。

基本的に従来からある折り畳みミニベロの体感。負荷高いとこでアシストが助けてくれるが、アシスト頼って楽々と走れるって感じではない。制御的なスムーズ感もあまり感じなかった。助けてくれるので坂を登れる。単純にそんな体感。小さく畳めるのはメリットだが個人的にはPSF1を勧める。Eバイクとしての体感が違いすぎる。



暑いからだいぶ人減った。カチカチに凍ったペットボトルをリュック横に入れてたのだが気がつくとホットドリンクになってた。なんちゅう日差しだ。7月開催はいかんな。人間がもたん。


おっ、シュワルベのブースがある。ちゃんとMTBタイヤもぶら下げてる。これはちょっと話したい。スタッフは汗だくでテント下でくたばりかかってたが、声かけて引っ張り出す(すまん)。

聞きたかったのはレーシングラルフって2.6インチとかの幅広って作らないの?ってこと。スタッフによると単純な話でヨーロッパとか需要多いとこでニーズが高まれば作るはず、と。技術的に作れないから細いのしかないわけじゃなくニーズが少ないだけのようだ。

新しいE-MTBってブーストでリムもタイヤも太いからニーズ増えそうだけど、向こうではゴツいブロックを使う方向でラルフなんかの要望少ないようだ。FANTICのEU版乗ったことでなんとなくわかる。あんなパワーでかき回すなら繊細なタイヤは選ばんわな。

スタッフがMTB乗りで、ラルフにサイズ無いからロケットロン使ってる、って言って通じるので話しやすかった。ノビーニックも転がる方だけどロケットロンの方が転がり軽いとのこと。やっぱそうだよな。そのロケットロンよりもラルフが圧倒的なんだよなー。

アシストが弱く走れるトレイルも少ない日本事情では総合的にラルフがベストバランスだと思ってる。舗装路の自走で遠く行って見つけた林道入る遊び方してるので本国に要望入れてくれーってお願いはしておいた。日本事情だけでサイズ追加されるはずもないが、、、


最後はBESVブースに戻ってきた。さすがに暑さで人は少ない。スタッフと色々と話し込む。PSA1やPSF1はかなり売れてるようだがTRS2は少ないらしい。西日本ではまーまー出てるようだ。すごい台数売ってるショップあるので偏りが大きそうだが(笑

好きにパーツ変えるベース車としてはコスパ最高なので迷ってる人にはTRS2を強くお勧めする。納期未定で延々と待ってる人にも即買いできるTRS2をお勧めする。さっさと乗って遊ぶ方が楽しい。進歩するジャンルなので長く待って買う意味は薄い。今すぐ買えるEバイクから選ぶべき。

Eバイクは買って終了じゃなくそこがスタート。乗って遊ばないと何も始まらない。

EP8を待ってる人もいそうだけどあれは日本導入されない(シマノがそう言ってる)。日本仕様の新しいユニットが出てくるとしても次のモデル以後。年の単位でE8080を引っ張ることは確定。待ってる意味はない。次の時代になるまでE8080で遊びながら動向を見守った方が楽しい。

まー、シマノはヤマハに負けてるユニットを数年続けていいと思ってるのか?という気はするが、需要の少ない日本向けはどーでもいいのかもしれんな、、、ビジネスの都合とはいえ日本メーカーなのに日本側に向いてないのも気に入らんところ。

 BESV JF1 試乗


試乗のシメはJF1。2019年のサイクルモードで試乗してその体感の良さに感動した。あの体感を再度確かめる。


JF1は当時から何も変わっていない。電気系パーツも変更無いとのこと。2019年に乗った時とまったく同じ。

乗ってみると感動のアシスト体感は変わってなかった。このアシスト感はホント心地いい。自転車としてはタイヤが細くて乗り心地の硬いクロスバイク。個人的には興味ないカテゴリだが乗ってて楽しい。静かさと滑らかさと強さ。この体感ならハブモーターのデメリットぐらいどーってことはない。そんな感じ。

これのタイヤ太い版は作らんのかな。JG1のようにフォークとシートポストをカーボンにして太いタイヤ入るようにしたらジオメトリーはこのままでも街乗り快適マシンになるような。高くなっちまって微妙か、、、

試乗の感想は私の主観です。人それぞれ体感は違うので、自分で試乗した時の体感を重視してください。趣味のモノは自分が満足すればそれでいいんです。人の話は話半分の参考程度、そのぐらいがバランス良いです。


気がつけば制限時間オーバー。だいぶ時間過ぎて会場を離脱。公園内のテイクアウトのとこで何か買おうと思ってたが当然もう閉まってるわな。諦めて飲み物だけ飲んで出口へ向かう。


広大なエリアにもう誰もいない。マスク外してのんびりと散歩。


おまけ、夕焼けの明石大橋。外で売ってる食べ物を買うつもりがブース全部営業してなかった。うーん、フードコートに近寄るのもなぁ、、、お土産エリアでおにぎり買ってしのぐ。直行直帰なのに食料を持参しなかったのは失敗だったな。

次回のサイクルモードはコロナ終息してサイクルキッチンでたらふく食えることを期待したい。

トップ > 自転車の話 > サイクルモードと試乗の記録 > 2021 サイクルモードライド大阪
2021 サイクルモードライド大阪 COPYRIGHT 1996-2021 E-NAYA
Powered by WPMS