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紅葉求めて剣山スーパー林道へ

2019年 11月 10日

例年ならこのタイミングは800m付近が紅葉ピークの時期。
去年はPSA1で神山-上勝の往復をやった。
来週末には一気に寒くなるらしい。
気温的に剣山スーパー林道付近ウロつけるのは今日が最後か。
晴天ではなさそうだが同じルートをTRS2+COHO XCで走ってみる。
今年は暖かい日を引きずってたので紅葉はビミョーな気がするが、、、

自転車積み込んで車で倉羅峠を越える。
うーん、紅葉は期待できそうにないな。
天気もビミョーで雲多い。
晴れ間が出てくれればいいのだが。

神山の下の方からスタート。
標高250m付近。
今回はTRS2AMとCOHO XC。
スペアバッテリー持ってないので途中充電する前提。
ついでにECOモードの能力を実戦で検証する。
往路はECOモードのみ、復路はHIGHモードのみで走る。

雲の隙間から日差しが山を照らしてる。
そのまま一気に太陽出てくれと思うが、空には雲だらけなので厳しいな。

台風の雨でやられたっぽい。

神山の秘密カフェは休業中だった。
しばらくお休みしますの張り紙。
残念、復帰を願いたい。

登り始めてすぐの位置にある満月イチョウ。
みごとに緑のまま。
去年は半分紅葉してたんだが、、、
だいぶ遅れてるようだ。

ピンポイントで少し紅葉あるものの、、、
ほとんど緑の世界。

緑でも美しいのだが、せめて日差しが欲しい。
すでにこの辺で一桁気温。
軽い冬装備で寒くはないものの曇ってると気分が沈む。

看板に初めて気づいた。
クギが全部浮いちまってるぞ。
出会い滝って名前か。

動物と自然は出会えるが人と出会うのは無理がある。
道が狭くて車停めれん。
歩いて来れる場所でもない。
そもそも通り過ぎる車すら稀。
なので人はいない。

小ぶりだが美しい滝。
しばし休憩。

だいぶ上がってきた。
標高750m付近。
山の高いとこが雲の中に入ってる、、、

さらに上がると紅葉してるっぽい色合い。
日差しがないので色はどんより。

検証するためにECOモードで登ってる。
登坂速度は12km/h付近。
単独で走ると人間側の負担はHIGHモードと変わらない。
釣り合うとこでの走行なので速度が遅いだけ。

たぶんバッテリー節約にはならん気がする。
ゆっくり消費してるだけで同じ行程を走るのに使うエネルギー総量は同じはず。

ポツンと鉄塔。
あそこに行くトレイルがどこかにあるのか?

トンネルまで来た。
ここまでが山影ぎみで寒い。
トンネルの反対側は少しマシなはず。

色付きは甘いが紅葉っぽい雰囲気。
ここが標高900m付近。
待望のダートに入る。

今日はオフバイクが多いな。
皆んな二度見していく。

曇っててイマイチ。

路面はわりと走りやすい。
10km/hちょいペースで登る。

ひたすら登る。

向こうの山は日差し当たってる。
雲に隙間があるようだ。
こっちの雲もズレて欲しい。

ピークは1300m付近。
気温4℃、去年より寒い。
しばらく小刻みなアップダウンがあって下りに入るはず。

カーブミラーのポールだけ。
コンクリの縁石から向こうはヤバいとこ。

この辺は岩場を削って道作りました的な感じ。
岩の上にも木がいっぱい。
根はどうなってんだろ?

下りに入った。
そこそこ速く走れるがCOHO XCがガチャガチャとうるさい。
エアボリュームの少ないタイヤでは厳しいな。
オプションのファットタイヤがいるか?
あれを超低圧で使うといいのかもしれん。

ダート抜けてコンクリ路に入った。
青空見えて日差しも出てきた。
やっと良い感じに。

バッテリー残は2メモリ以下。
感触的には1.5メモリぐらい。
ECOモードで走りきったが消費が抑えられた感じはない。
今までの感触からだとHIGHモードでも同じ消費なはず。
低速で時間かけて山越えてきただけな感じ。

ここからは下りなのでバッテリー使わん。
が、戻ってくるバッテリー残はない。
上勝での充電に勝負をかけて下る。
秘密カフェが営業してることを願いたい。

下っていくと終わりかけ紅葉がポツポツ。
上勝側の方が紅葉してるっぽい。

日差しが暖かい。
ものすごい景観の道をひたすら下る。
交通量はほぼゼロ。
こういう路面だとトレ牽引の影響はゼロ。
リアブレーキも強化したから超快適なダウンヒル。

標高800m付近。
去年よりはショボいけど紅葉してる。

いい感じだ。

太陽浴びてススキがキラキラ。

ビュンビュン下る。
この辺もちょっと紅葉してる。

相変わらず水が綺麗。
見事なエメラルドブルー。

腹減ったので残りを一気に下る。
舗装路ではあるが爆弾落ちたような穴があったりする。
気を抜くと吹っ飛ぶので要注意。
たまに車来るのでブラインドコーナーは慎重に。
車も穴ぼこ避けながら走るので対向側に寄ってたりする。

秘密カフェ喫茶いくみに到着。
もはや看板も出してない。
かなりレベル高い秘密カフェ。
営業してるかどうか外から判別不能。
ただの廃屋に見える。

崩壊しそうな引き戸開けて覗いたら店主いた。
ちゃんと営業してた。
客は私1人だがw

1年ぶりだけど覚えていてくれた。
バッテリーを充電させてもらう。
助かった帰れそうだ。

チキンカレーとバンチャイのセットを頂く。
でかい鶏肉がゴロゴロ入っててボリューミー。

上勝の番茶を使ったチャイ。
これがかなりツボ。

店主とカメラ談義しつつ1時間以上も居座る。
おかげでバッテリーは8割回復。
しかし、他のお客さん来ないけど大丈夫なのか?
昼前から13時ぐらいまで貸切だった(笑)

バッテリーに余裕ができたのでスーパー林道起点まで下る。
この辺もちょっと紅葉な感じ。

下ってもまだまだ水は綺麗。

剣山スーパー林道の起点。
標高270mぐらい。

さー帰るぜ!
ここから来た道を戻る。
復路はHIGHモードのみ。
さてバッテリー足りるのか?

相変わらず川に転がってる岩のデカさが桁違い。

巨大岩が巨大すぎて遠近感がおかしい。
普通サイズの木が生えてる。
絵に描いたような水の色もスゴすぎる。

実際にこれ見るのは恐ろしく難易度高い。
常識的には上勝中心部側から行くことになるが、、、
結構な距離ある上に狭い道が続くし道路の穴ぼこ多い。
反対側からは林道経由なのでジムニー限定。
駐車場があるわけでもなく車止めるのも難あり。
基本的に冒険レベル。

オフロード系に改造したカブを何台か見かけた。
ああいうのがこの辺散策するにはいいのかもしれん。
移動速度域が遅くていいならE-MTBの方がよりベターだと思うが。

迷いようがない道だが親切に案内表示がある。

ピンポイントだけど真っ赤なモミジ。

こんな景色の中を激坂に逆らって山方向へ進めるのはE-MTBだからこそ。
人力でMTBでは無理。

時々ジャリダート。
登りは問題ないが下り方向はスリッピーなので注意。

やや信用できない橋。
だいぶくたびれてる。

激坂コンクリ路で標高を上げる。
HIGHモードだと15km/h付近の速度で進める。
坂に限ればECOとの速度差は3〜4km/hぐらい。

アシスト切ると5km/hで登るのも辛い。
そもそもギヤが重すぎる。
軽いギヤを用意すれば4〜5km/hなら登れそう。
やりたくはないが。

こんな場所を登ってる。
うーん、曇っちまったな。

爆撃の跡(ウソ)
深く掘れてるのもいっぱいある。
下り方向はわりと危険。

本格的なダート区間に戻ってきた。

ピークが近いアップダウン繰り返し区間。
遠慮なくHIGHモードでガンガン行く。
小石多いとCOHO XCのガタガタ音がうるさい。

広場で休憩。
だいたいの山はここより低い。
ほぼ天空な場所。
気温は5℃。
天空なので仕方ない。

お湯沸かしてコーヒー入れる。
バーナーの火が暖かい。

雄大な景色見ながらのんびり。
熱々のコーヒーがうまい。
オヤツはドラ焼き。

さてもうひと頑張り。
だんだんと下り基調になり本格的な下りに入る。
上勝側からの方がダート下りが長い。

荒れてるとこは王滝レベル。
グズグズした感じの路面でゴロゴロと石があるので滑りやすい。
どーもフロントの接地感が薄くて取られやすい印象。
空気圧とサスセッティングを詰める必要がありそう。

COHO XCは気にせず引きずり倒す。
壊れなければ問題ない。
が、こっちもタイヤは要検討だな。

飽きるぐらいダートを下る。
ハンドル位置を高く調整したからか腰の痛みは少なめ。
その辺はちょっと良い感じか。
ゆっくり走ってるからってのもあるけど。

トンネルまで戻った。
ここから神山の下までは快適爆走。
道路状況的に無理することなく車より確実に速い。
下りだから下手なバイクよりも速い。
ブラインドコーナー多いのでライトONで下る。
荒れた舗装路程度だと爆走してもCOHO XCの影響はゼロ。
牽いてるの完全に忘れる。

標高差700mぐらいを一気に下って車に到着。
水流れてる場所を何度か通過したのでバッグドロドロ。
見栄え重視で泥除けつけてないので仕方ない。

バッテリー残は1メモリ(実質0.5メモリ残ぐらい)。
上勝から戻る時点で4メモリちょい残。
3.5メモリぐらい使ったことになる。
行きは5メモリフルのスタートで上勝で1.5メモリ残。
これも3.5メモリぐらいの消費。

つまり、、、
ECOとHIGHでバッテリー消費に差はほとんどない。
まー理屈的に当然ではある。
高負荷の登坂に限れば登坂速度は出力電流に依存する。
単純にECOの方がゆっくりと時間かけて登ってるだけ。
速く短い時間で使うか、遅く長い時間で使うかの違い。
登るのに必要なエネルギー量は変わらない。
バッテリーが持ってるエネルギー量も変化しない。

理屈ではわかってたが1回は試さないとね。
もうやらんけど。

高負荷登坂時のE-Bikeの走行距離 or 獲得標高は、
「バッテリー容量に依存」
走行モードはほぼ関係ない。
登坂速度が変化する分、走れる時間が変わるだけ。
人間スペックが同じなら到達できる場所は同じ。

片付け。
COHO XCは工具なしでサッと変形できる。
車で運ぶ時にとっても便利。

やや大柄なTRS2だがパジェロにすっぽり載る。
これができるクロカン4駆はビルトインモノコックのパジェロだけ。
こんな便利な車をなんで廃盤にするかなぁ。

よく遊んだ。
撤収!
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