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近場の知らない道をポタ

2021年 05月09日

やっと黄砂が外れてきたので午後から出かける。香川県のコロナ感染者がドカンと増えた。人口比では東京と変わらんようだ。感染力の強い変異種に入れ替わったのだと思うが飛沫感染なのは同じ。人に近づかなければどーということはない。人がいないと思われるマイナーなルートを探りつつポタ。

狭い道は好きだが突然この幅になるか?

裏道が無い一部は大きなバイパス道でワープするが、それ以外は初めての裏道ばかりを繋ぐ。さっぱりと人をみかけない。

でも田んぼはある。近くに人は住んでるはずだが誰も見かけん。地方は中心部からズレるとこんな感じ。コロナリスクはゼロ。マイナールートのポタ遊びは最強。

さらに奥地へ。峠越えの旧道らしいが使われてる気配がほとんどない。廃道にはなってないが道路に落下物多数でボコボコ。

放置状態の恩恵か緑が綺麗。今日は暑いぐらいだったがここはヒンヤリと気持ちいい。超強風も木々が遮ってくれて穏やかな感じ。

上りきった先にシャレにならんぐらい怖いトンネルが出てきた。出口は見えてるがビミョーに長いので中は真っ暗で状況はまったく見えん。突入しても見えるのはライトの範囲だけ。横の壁はボコボコのようだ。あんまし見てる余裕ない。こえー。

トンネル抜けた反対側も似たような道が続いてる。路面状態はこっち側の方が汚いな。MTB以外はやめといた方が無難な感じ。

峠を一気に降りて海沿いまで北上。だいぶ黄砂減った。近くはクリアに見える。

漁港で休憩して海を眺める。この辺に来たの何年ぶりだろ。景色はいいのだが海沿いのメイン路なので車がわりといる。もうこの基準では良いルートと思えなくなってしまった。Eバイクで坂が関係なくなったので狭く険しい山側の裏道を走る方が車いないし眺めも良い。

さて次なる獲物を探す。四輪は通れませんの道。入り口が細すぎて見落として行きすぎた。強引な鳥居がなんとも、、、

細い分岐が多くてワケわからんがメインは1本、違う方に行くと人の家に行き着く。メインを辿れば山の上に行く裏道につながるようだ。裏道の裏道って感じ。

緑がいいねぇ。あえて軽いギヤでゆっくり登る。10km/hの最強状態。この速度ならE8080でもEUやUS版と同じフル出力。激坂を景色を見つつ1:2の超軽いペダリング。高トルクでタイヤのブロックがよじれる音を聞きながらゆるゆると進む。Eバイクならではの贅沢。

空にはトンビがくるくる。

山の上で景色鑑賞。ここの逆光具合が好きだったりする。

コーヒー入れるべくお湯を沸かすのだが超強風で困難を極める。気を抜くと片っ端しから飛ぶ。

水平線を見ながらコーヒーを飲む。まだ遠くは黄砂残ってるのかぼんやりしてる。

寛いでたらだいぶ黄色くなってきた。そろそろ離脱。またバズーカー望遠持ってきて夕日狙いたいな。

帰る途中で港から夕日撮ろうと思ったがタイミング合わんな。ちょっと間に合わん。行きは超強風の追い風でバイパス路では軽く30km/h巡行だったが帰りの逆向きはすごい向かい風。アシストが支えてくれても頑張って18〜20km/hって感じ。まー人力だったら死んでるような風だけど。

マジックアワーのサンポート。こういうパステルカラーな空は好き。条件揃った日没後のほんの少しの時間だけ見れる。刻々と変化して暗くなっていく。

西の空はまだ夕焼けの名残りが残ってた。ぐんぐん暗くなる中をすっ飛ばして帰還。

今日は3本目として追加したバッテリーを初テスト。何度か使わないと信用できないので四万十川の時はあえて実績ある以前のバッテリーを使った。なので今回が初使用。走行距離61.78km、獲得標高742mで半分ちょい消費って感じ。まずまず。

常識的なルートだとバッテリーはこのぐらいのイメージで持つ。そこそこ過酷だけど人力でも対応できる範囲のルートだと1本で足りなくなることはない。イメージ伝わりにくいけど、Eバイクの軽いペダリングで走っていながら「過酷でクタクタに疲れた」ってルートだとバッテリーは複数本必要で、もはや人力MTBの同行は不可能。そしてそんなルートがEバイクポタとして最も楽しい。
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