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超早咲きの寒桜を見に行く

2022年 02月 05日

キッチリと週末に寒気がやってきた。気温が低い上に吹き飛ばされるような強風。でも太陽が出て青空。まるで試されているような天気だがEバイクなら大きな問題はない。寒さ対策さえ万全にしとけば許容範囲。気温は一桁の前半だけど太陽出てるから手は毛糸手袋とグリップヒーターのW数高め設定でいける。いつものウェアのアウター内側には貼るカイロを4つ。足先も貼るカイロ。これで顔がちょっと冷たいだけで快適ポタ可能。

それにしても風がすごい。向かい風をモロにくらうと18km/hぐらいしか出ない。ちょっとした坂を登ってるような状態。でも困りはしない。速度低下すればするほどE8080が頑張ってくれるのでペダリング負荷はいつもと同じ。快適に強風を押し退けてポタリングできる。バッテリー消費は早いだろうから念の為にスペアを積んできた。なので逆に使い放題。グリップヒーターもW数高めでガンガン使うしデイライトとしてライトも常時点灯の贅沢。

電気代のムダもない。うちのEバイクは去年からずっとオフグリッドのグリーンエネルギーのみで走ってる。冬場はソーラー発電量が少ないけどそれでも枯渇することなくバッテリー系は全てオフグリッド充電で足りてる。この範囲なら贅沢に使っても何の問題もない。余す方がもったいない。

さすがGoogleマップの歩きルート、曲がるポイントを見逃すようなマニアッックな道を選んでくれる。初ルートをつないで寒桜ポイントへ向かう。

この強風で大丈夫かと心配したけど寒桜は強かった。まだ開花が甘い段階なので花びらがしっかりしてるからかほとんど散ってない。

青空バックの桜、いいねぇ。渦巻くような強風なのでおだやかな状態じゃないんだけど。

今咲いてるのは讃岐寒桜。

桜ポイントを離脱して謎ルートへ。知らない道はやっぱり楽しい。

Googleマップを見ながら走ってるのに分岐を間違って変なとこにハマり込む。細い道は拡大しないと表示されないワナ。まー無駄に登っても惜しくないので問題なし。今日はバッテリーの余裕はじゃぶじゃぶだし。

ランチは元祖秘密カフェへ。まんぼう明けまで休むようなので最終日に滑り込む。暖をとるのに電気ストーブ台数を追加しすぎてるようでブレーカーが落ちまくるアクシデント。ブレーカー入れ直してるようだけど10分ぐらいでまた落ちる。一定時間は耐えてるから少し超えてる程度だと思うので勝手に近くの電気ストーブの出力を変える。400W減らしたら落ちなくなった。ヨシ!

今日は特別営業でランチタイムにカフェメニューも注文できるって言われた。ランチ食ったばっかりで無謀なのだがここ数年ずっと食うタイミングを逃してるぜんざいを追加。ここのはもち米の段階からこだわってるフルサイズの餅が入ってる。あんこは言うに及ばず。最高なのだがこれだけで1食になるぐらいのボリューム。腹パンパンで死んだ。

腹ごなしに山方向へ。マニアックな近道を使う。車では入らん方がいい。入り口を見た時点で入ろうとは思わんだろうけど。

思い返せば歩き展望所っていっぱいスルーしてきてる。最近ちょっと歩き登りするのがマイブームなのでアクセスの悪いマイナーな展望所を狙ってミニ登山。

470mなのでちょっと歩くだけだと思ったのだが階段地獄だった、、、上の方はひたすらつづら階段。まーそれでも短いので寄り道範囲。

木で風が遮られてわりと快適にてっぺんまで登れた。上は木が多くて展望はその隙間からって感じ。なんか変な雲行きになってきた。あの白いとこって雪降ってるのでは、、、

晴れてたのに突然黒い雲に覆われてブリザードみたいなのをくらう。

一瞬にして下山が雪山チックになった。勘弁してくれ。

気温は氷点下。まだ雪降っててクソ寒いがもう1つ寄り道する。

マニアックな冬の風穴。風が山の中の岩の隙間を抜けることで冷やされて風穴の中は真夏でも9℃ぐらいだった。冬だとどーなるんだ?って疑問を調べにきた。

中は2℃。外気温より少し高い?山の中の岩の温度は0℃以上だろうから、それに引っ張られて少し温度が上がるって感じか。暖かい温度ではないけど外が寒いから暖かく感じる。でも実際には寒いので早々に撤退。

自転車に戻るとヘルメットの中に雪が積もってた。考えなしにハンドルにぶら下げてたのがうかつだったが、寒すぎて溶けてないのでパンパンしたら落ちたのでヨシ。こんな場所に自転車で来てること自体が間違いだな。日が傾いてるのでさっさと下界に下る。

キンキンに冷えた手をグリップヒーターで温めながら淡々と帰る。自転車乗れば手をホカホカに復活させれる不思議感がサイコー。なんとか暗くなる前に帰還。フル装備ではあったもののやっぱり寒い。はよ春が来てくれ。

今日のアクセサリー系のバッテリー消費(ライト、iPhone、グリップヒーター)は、DC-DCの変換ロスを入れて85Whぐらい。504Whバッテリーの17%ぐらいを走行以外で使ったことになる。そして寒いのでバッテリーの実用量が減って504Whは引き出せない。結果的に獲得890mの58kmしか走ってないけど1本では足りなかった。1.1本ぐらい消費。冬場の1日ポタはスペア必須のスタイルになってきた感じ。

ちょっと足りないぐらい人力で走って帰ればいいじゃん、って思われがちだけど、そもそも普通の平地巡行はアシスト外。距離があるからバッテリーが足りないわけじゃない。「ちょっと足りない」は全て登り区間やそれに相当する強風向かい風の場面。軽いギヤが足りない超重いTRS2AM+荷物入りCOHO XCで人力登坂したいか?俺は嫌だ。
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