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予報が回復したので女木島へ

2022年 09月 03日

雨予報だったのがギリギリで予報が回復してきた。先週末がラストと思っていたが天気もちそうなので滑り込みで夏瀬戸芸に出かける。台風影響なのか予報がコロコロ変わって信用できん。天気急変も考えて近場の女木島へ。

赤白しましまの新型めおん号に初めて乗船。「瀬戸内海の小さなシマジマの間を小さなシマシマの船が進む」ってイメージのデザインのようだ。インパクトは抜群。誰が見ても1回で印象付けされて他の船と混同することはない。デザインの力ってすごいな。

小さな島へ行く時はチケット購入段階で検温チェック。リストバンドつけてから乗船。

出航時にスタッフが笑顔で瀬戸芸ノボリを振って見送ってくれる。こういうのがイベント気分を盛り上げてくれる。平常時に島へ渡るのとはちょっと違う特別感。それが楽しい。

しかし部分的に雲が低いな。屋島は雲かぶってる。海方向は雲少ないから女木島の方がだいぶマシか?

女木島上陸。

太陽出た。大量のカモメ風見鶏は東を向いてる。東風って雨の予兆じゃなかったっけ?

時間が早いので屋外常設作品を見る。帆が東風受けてハタハタ。

まだ8時台なのにすぐ近くのゲストハウスでソフトクリーム売ってたので朝ソフト。なんかソフトクリームやってるとこが妙に増えた感じ。カフェ系も増えてる。15時で終わるとこがほとんどのようだけど。

屋内作品にはまだ時間あるので瀬戸芸と関係ない場所から攻める。マイナーな灯台へ。ダート途中まで入り込んだがここまでが限界なのでPS1を置いて歩きで降りる。

女木島灯台。女木島の南端でピカピカしてるのはこれ。そっけない灯台だけどわりと好き。

周りは草木で視界塞がれてるけどコンクリ土台の上側なら少しは見える。サンポート高松は結構近い。うーん、やっぱり陸地の方が雲が多いな。島に渡って正解だったか。今のところ島は晴れてる。

こんな場所は誰も来ないだろうと思ってたが戻る時に人が来てビビる。俺専用の灯台じゃなかった。

怪しいコンクリ道でさらに上へ。路面汚くて傾斜もエグいのでブロックタイヤのEバイク推奨。

地図上には分岐点があったがこっち方向はシングルトレイルの登山道のようだ。真ん中に細く跡があるが草で埋まりかかってる。草が枯れる季節じゃないと歩いて入るのも厳しいか。

コンクリ道側を進んで銅像方向へ。日蓮の石像で昭和12年に京都から移築したようだ。

銅像の土台になってる石垣の上から島の反対側を見下ろせるのだが高さと崖っぷち感で足がすくむ。

いい時間なので山を突っ切って島を縦断して作品のある洞窟方向へ。さっきまでいた方向を見る。手前の低い方のピークが石像があったとこ。ちっちゃく上に飛び出してるのが見える。

昭和で時が止まってる観光洞窟に入る。中は18℃ぐらいで夏でも涼しい。

洞窟の中にある作品は2013年の瀬戸芸で香川県内の中学生3000人が作った鬼瓦を並べてあるやつ。作品も2013年から時が止まってる。

洞窟の中は天井低いので頭ぶつけないように要注意。

菅原道真の神社。桃太郎伝説は菅原道真が漁師から聞いた話からおとぎ話にまとめたものと言われてる。なので鬼の棲家だったことになってる洞窟にミニ神社を作ってるようだ。

人形達も昭和から時が止まってる。老朽化しまくったこういう人形で今も観光営業が続いてることがある意味レアで価値があるかもしれん。

鬼の親玉の部屋。ここの入り口は恐ろしく狭い。この巨大人形をどーやって運び込んだのか謎。ここで作った?

洞窟から出て上の斜面を見ると柱状節理がある。溶岩が冷却凝固するときにできるやつ。玄武岩の柱状節理が見れるのは市内では女木島と男木島だけ。

洞窟の上にある展望所へ。

湿気多くて空気が白い。

展望台の下に昔設置されていたであろう双眼鏡が捨ててあった。ちょっとラピュタ感がある。

せっかくなので島の反対側へ寄り道。瀬戸芸作品と関係ないエリアなので何も無いし誰もいない。あるのはこの海の景色だけ。最高である。

島の裏側からぐるっと回って表側へ復帰。港から離れた方の作品から攻める。オルゴールの音と共にいろいろ動く作品。のんびり眺めていたくなる。

首をくるくるしながら目をパチパチ。

お昼時なので近くにあったそーめん屋ですだちソーメンを食べる。さっぱりしててうまい。ここは食べる場所のロケーションが良かった。海を見ながら海風に吹かれながらそーめん食べれる。

女木島名店街。

鬼ヶ島ピカピカセンター。いろんなモノを光らせてる。光らせるキットも販売してるようだ。

収集した不用品とその痕跡の作品。

コインランドリー映像ぐるぐる。

釣り針を模したガラス細工。

どーなってるのかよくわからん細かいガラス細工。眺めてたら作家の人が詳細説明してくれた。なんとフルにガラスのみでできてるのに風車とかいろんな部分が稼働する。上の方は分割できる構造で一番上が一輪挿しになってる。

最も驚くのがチェーンとギヤ。ちゃんとフル稼働する。すべてガラスのチェーン。どーやって作ったのか想像つかない(専用のジグを作ったとか言ってたが、、、それでも想像つかん)。すげー。

心をマッサージしてくれる椅子。座ってハンドル回して心をほぐしてもらった。

動く鉄細工。馬が足踏みするとカウンターが上がっていく。人の頭は地球儀がくるくる。

多人数でやれる卓球台。

移動して次の作品へ。ここのぶっ飛んだ色使いや発想は意外と好き。

もはや何だかわからんけど、この無茶苦茶感が色々と刺激される。

名画座。マンハッタンの懐かしい劇場のイメージを再現してる作品。

ロビーにはスターの似顔絵。

2Fでは昔の劇場の取り壊し映像とかいろいろ上映される。椅子は劇場に設置されてた本物。座り心地とエアコンが快適すぎて寝かかる。

眠気を飛ばすべく高台の作品へ。とうとう雨がポツポツと。まだ弱雨なのでなんとかなる。

砂に足跡が出るやつ。雨で湿ったからか砂の動きが悪くてイマイチ見えない。

鏡をぬけて反対側の世界に入れるやつ。右側は抜けれない。左側から反転世界へ。

反転世界に入る。

鏡の中から元の世界を見る。こっちの世界は足元傾いてるので要注意。左側からは帰れない。元の世界に帰るのは右側から。おもしれー。

夕方は雨が強くなったので港で待機。フェリーの時間には雨上がった。

最終フェリーは長蛇の列。でも自転車があると車両なので別待機で先に積んでくれる。ファストパス状態なので地元なら自分の自転車持って渡った方が快適。

夏瀬戸芸アタックはこれで終了。続きは秋会期。
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