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桃太郎神社に行ってみる

2022年 09月 04日

昨日行った女木島(鬼ヶ島)の洞窟、あそこに書かれてた桃太郎伝説の話を探ってたら鬼無に桃太郎神社というのあるというのを見つけた。近いのでちょっと行ってみる。表通りからは直接見えない狭い坂道の上にあった。駐車場無いし車で入り込むとこじゃないな。こういうの散策したかったらEバイク推奨。

ふつーの神社な感じだが、

桃の絵がどーん。桃太郎神社だ。

狛犬は普通のやつ。桃太郎の犬とは関係なさそうだ。

端の方の草むらになんかいる。いぬ、なのか?ライオンっぽいが、、、なんでここに置いてあるのか不明。

そもそも鬼無地区の桃太郎伝説は菅原道真が漁師から聞いた話を脚色して犬や猿や雉が出てくるおとぎ話にまとめたことになってる。本物の犬に縁があるわけでもない。

もとは稚武彦命(桃太郎)が安徳(鬼無町)に住んでた宇佐津彦命の後裔(お爺さん、お婆さん)と知り合い、女木島を本拠としてた海賊を勇士(犬、猿、雉)と共に退治したという話。勇士の「犬」は岡山県犬島の住人、「猿」は香川県綾川町陶の陶芸師猿王、「雉」は鬼無町雉ヶ谷の住人のようだ。

女木島の海賊退治の後に残った海賊がこの場所に攻め入ってきて、それを返り討ちにしたので「鬼は無し」→「鬼無(きなし)」という地名になったと言われてる。

そして、お爺さんが芝刈りしてたのは高松市香西北町の芝山(結構離れてるぞ...)、お婆さんが洗濯してたのが本津川。

桃太郎のお墓あった。

犬、猿、雉のお墓もある。この奥にお爺さんとお婆さんのお墓もある。

なんか土俵があるな。年1回小学生の相撲が行われてるようだ。わりと近い場所にこんな神社があるとは知らんかった。

神社の横から狭いコンクリ道が上に向かってる。どっかに繋がってないかな?と超激坂を登ってみたが、しばらくして果樹園の端で行き止まり。振り返るとなかなか良い眺め。また下って別の道からまともに山に登る。

いつものポイント。昨日行ってた女木島が見える。午後にどさっと雨が降ったからちょっと空気透明になったか?でも蒸し暑い。

調べたい場所があるので一気に山を越えて反対側へ下る。

怪しいコンクリ道を登る。軽自動車幅の狭さでガードレールもなく傾斜も尋常じゃない。軽く20%を超えるのがずっと続く。曲がってる場所も狭くて脱輪すると終わる。普通の車は絶対に入ってはいけない。軽トラ専用の環境。

そして荒れてめちゃめちゃなコンクリ路(だったとこ)に変わった。緩急は出てきたが尋常でない傾斜は健在。道の狭さも健在。この後にダートになる。たぶん4WD軽トラじゃないと上がれない。対向車いたら終了なのでそもそも車で散策に入ったらいかん。歩きか自転車、でも自転車はE-MTBじゃないと無理。PS系では登る気がしないレベル。

ひたすら登った先にあった。パラグライダーの離陸場所。風の条件はいいらしいがどーやってここまで運ぶんだ?やっぱ4WD軽トラなんだろうか。

眺めは最高。夕日が沈む瀬戸大橋込みの瀬戸内海を丸ごと見れる。でも誰にも勧められない。ここに来れるのはE-MTB乗りの精鋭だけ。言っとくが下りはめっちゃ怖い。落ちるような傾斜のボロボロコンクリ路に石が転がっててハンドルとられる。バランス崩すと崖のようなみかん畑に散る。

夕日は雲の中でもやもやと消滅。良い夕日が見れるが、ここで夕日を見てから下るのってめっちゃリスキー。ダッシュで下山と思ったものの早くも木で囲まれてるとこは暗い。ライトONで徐行だな。まー両側に木がある場所は安心感があるのだが、、、開けて明るい場所のとこの方が怖い。急斜面の激下りで横は何も無し。超慎重に下った。

日没なのでささっと帰還。良い場所を発見できて満足。
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