TRS2AMでCOHO XCを牽いてる人

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2022.01.31


もう2年以上はTRS2AMでCOHO XCを牽いてるので私にとっては当たり前の装備。見た目も純正オプションで用意されてそうな馴染み具合。でもマネしようとすると敷居が高い。TRS2AMはアクスル受けを改造しないとシャフトが通せない。本来はバーレーがこの規格で使えるシャフトパーツを用意する方向のはずだけど未だに無い。

BESVにスルーになったアクスル受けを作って欲しいとこだけど、そもそもCOHO XCを使う人がほぼいない。買う人がいないパーツをメーカー側が用意するなんて不可能だわな。なのでユーザー側でアクスル受けパーツを加工するしか道はない。アクスル受け自体はパーツとして買えるけど、改造はそれなりの金属加工なので普通の人には難易度が高い。

そんな事情で他のE-MTBでCOHO XCを牽いてる例はあってもTRS2AMで牽いてる人はほとんどない。知る限りでは私以外で2人だけ。




2番目にTRS2AM+COHO XCをやったのは大阪の知り合い。ほぼ四国に来たときに剣山スーパー林道を走るために用意したようモノ。スペアバッテリーを複数本装備しないと走破できないダート林道を走ろうとすると選択肢がない。DIY技術は十分なのでアクスル加工は特に問題なく突破。普段の走り的にCOHO XCの利用頻度の少なさと価格の方が導入のネックだったはず。

TRS2AM自体は発売と同時入手。ACT WITH購入の初期ロットユーザー。




3番目のTRS2AM+COHO XCは宮崎県のIさん。この人はうちのサイトを見てハマりにハマってくれて、うちと同じくPSA1とTRS2AMを購入。ついにはCOHO XCにもチャレンジ。自分での加工は難しいので金属加工できる場所を探してたようだけど、購入したショップ(サイクルランドおくぐち)が加工をやってくれたようで難関突破。

こういうワンオフ加工を受けてくれるショップはいいねぇ。


PSA1は表示液晶が大きい時代のモノで色までうちと同じ。COHO XCは早くもCROWN GEMのタイヤとカインドショックに交換してレプリカが進んでる(笑。

気軽に荷物持って動けるCOHO XCの便利さに感動してる様子。楽しそうでなにより。



COHO XC自体が目的なら、すんなりバーレーシャフトが付けられるE-MTBを選べばいいんだけど、その価値観でフルサスE-MTBを選ぶと結果的にTRS2AMに辿り着きやすい。手の出しやすい価格、ボトルケージがつく構造、カギ付きの脱着式バッテリーインチューブ構造、高性能な純正オプションライト、割安な価格のバッテリー。この方向性を大事にしてるE-MTBって少ない。

おまけに入手しやすい。全国に取り扱いショップがあるしメーカー在庫も潤沢な方(マイナーで売れてないからってオチはあるが)。納期未定ってのが普通になった現状では買えるフルサスE-MTBはとても少ない。アクスル受け加工の敷居は高いけど、この遊び方の方向なら個人的にTRS2AMがイチオシです。

ちなみにTRS2XC(ハードテールの方)は写真を見る限りではアクスル部分は貫通のようです。たぶんそのままバーレーシャフト通ります。リアサスのあるなしだけでなくフレームの後ろ部分は構成自体が色々と違ってる感じ。

結局のところ現時点のE-MTBでは貫通じゃないのTRS2AMぐらいかな?とってもジレンマ。それ故にTRS2AMで牽いてる人は超珍しい。まー趣味という意味ではその特別感も楽しいので悪くはないです。簡単にマネできない方が楽しいし。
 

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