すくもグラベル・まんぷくライド2023

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2022.10.22


すくもグラベル・まんぷくライド2023」のグラベルコースに参加。去年見つけて参加してハマって2回目。残念ながら今回は天気が悪い。朝からずっと雨予報なのでどーなるか?

さすがにウインドブレーカーでは誤魔化せない感じなのでマトモなレインウェアを着る想定で準備した。とは言っても以前に農作業用に買っておいたワークマンの安物だが、、、


早朝の真っ暗な時間から高速飛ばして四国の果てに向かう。高知道はひたすらトンネルが続く。この時間帯の交通量は限りなくゼロに近い。でも快適なのは南国付近までで、その辺から西は高速の無料区間になって片側1車線。おまけに高速は途切れ途切れ。なかなか宿毛に着かない。


会場到着。早くも雨降ってきた、、、


受付してゼッケンもらう。今回もTRS2AM+COHO XCで走る。雨なのでウェアや装備品をCOHO XCの防水バッグにテキトーに入れれて楽。天候や環境が過酷になればなるほどCOHO XCがあった方が便利。自立できるスタンドがあるからドロドロの地面に自転車倒すこともない。


今回はBicycle Clubが取材に入ってたようだ。雨の中、グラベルグループに混ざって人力自転車で走りつつ取材ってスゲー(記事になってた)。


レンタル用のE-MTBが何台も用意されてる。この運動公園内に作られたMTBコースを走る時にもレンタルできる常備されたE-MTBっぽい。市長さんが自転車推しでやってるからか方向性と思い切りの良さが理想的。E-MTBのチョイスが素晴らしい。もはや人力MTBは一部の人向け。

それにしても運動公園内にMTBコース作ったってのも凄い。よくある子連れ向けのお遊びコースではなくちゃんとしたMTBコース。イベント後に走ってみたがコースは短めなものの初級〜中級で楽しめる構成だった(後半に詳細解説)。既存の運動公園内にこのレベルのコースを作るとは、、、宿毛市の本気度凄い。


今回もパナレーサーのブースが出てる。なんか他のイベントとかぶったらしいが社長はこっち優先できたらしい。まんぷくライドにかなり惚れ込んでるようだ。


雨も降ってることだし、とりあえず朝ごはん。今回はすくモーニングの罠にハマらないように朝から何も食べずにやってきた。


早朝からキッチンカーがいるライドイベントも宿毛ぐらいか。


パンに味噌汁が付くのが宿毛風。


雨は弱くなったり強くなったり。雨雲レーダーの感じでは弱雨が続く感じ。ウインドブレーカーでは耐えれないので上はレインウェアを着る。下はモンベルズボンでいいかな。レインウェアのズボンを履くとモソモソする上に足まで蒸れる。1、2mmぐらいの雨なら上だけでどーにかなるはず。COHO XCに積んでるからいざとなったらすぐ履けばいいだけだし。

準備してたらスタッフの人に話しかけられた。なんとSSERのラリーに1回目から出てた人だった。まさかこんなとこでSSERの話ができるとは。当時、宿毛市でのSSERのラリー開催を模索したが許可が出ずにポシャったらしい。ナイトラリーを実現した檮原町が異様にスゴかったってことか。檮原は町ぐるみでやってたからなー、夜中のリエゾン区間で町民のギャラリーが声援送ってくれてたし。いやー懐かしい。


だるま夕日が見れるチャンスは年に10回ぐらいらしい。奇跡のたまたまが無いと見れんなー。


開会式。雨降ってるから参加人数は前回より少なめか?雨でも走る強者だけが選抜された感。


宿毛市の市長さんの雨降ってるの関係なしの熱いあいさつ。自転車推しのノリがいいねー。市長に続いて観光大使の人とかパナレーサーの社長とかSNSで有名な神楽坂つむりさんなど何人かあいさつ。


階段のとこに並んで集合写真の撮影。それを撮られる側から撮る。背景の山に雲海が見えるぞ。天候回復は望めそうにないな。


グラベルコースのスタート準備。止まってるとサングラスが曇る〜


べっちょべっちょの路面をスタート。前走車に近づくと後輪が巻き上げた水シャワーをかぶるので離れ気味に走るのがベター。


いきなり怪しい道へ入っていく。前回とルート変えたようで2つめだったダート峠を最初に反対側から通過するって説明だった。


ダートになった。逆方向だと登りが緩くて下りがキツくて荒れてる感じかな?


道を間違えないようにカンバンを設置してくれてる。枝道探検したいなぁ。


ピークポイントで軽く集合して後続の状態を確認しつつ適度なタイミングで下りへ。路面はだいぶ水吸ってるけどグリップは悪くない。谷の部分で水に削られて大きく凹んでギャップになってる部分があるので突っ込みすぎないように注意。


ダートポタリングのペースで走る限りはなんともない。整備された綺麗な林道。フルサスMTBには快適路面。グラベルロードな人らはそれなりに過酷な路面状況と思われるが、、、


舗装路に出た。1つめのダート終了。


綺麗な舗装路に出たらグラベルロード速い、、、この巡航速度はついていけん。登り出てこんかな。


しっかり雨降って空も暗い。天気回復の兆しなし。小雨なのでどーにか写真撮れるのが救いか。でも上だけマトモなレインウェア着てれば雨でも意外と快適に走れるな。本気で降られるとカメラを扱えなくなるのが痛いけど走行自体は問題ない。ダート区間は雨で荒れてるぐらいが楽しい。


登り区間になってきた。Eバイクはしっかり登ってる方が楽しい。登れば下るのでどっちも楽しいから一石二鳥。平坦路は修行区間。


登りで前走車に追いつきつつエイド着。


直七のかき氷。この天気では冷たすぎる、、、


雨降ってるので写真撮りにくいなぁ。カメラ濡らしたくないから早撃ちガンマンみたいな撮り方になる。R6 Mark IIのデビュー戦なのにあまり活用できず。でもまぁ雨で暗い状況でテキトーにシャッター切っても手ブレなくピシッと撮れてる。ボディ内手ぶれ補正がしっかり効いてる感じ。テンション低くテキトーに撮るときは効果絶大。

しかし懸念してた位置情報はやはりマトモに入らず。ルート上の写真の位置情報は会場の運動公園のまま。iPhone画面スリープ&カメラ電源OFFで移動中してると知らないうちにアプリとの接続が切れてたり、アプリ側の位置情報が古いまま更新されなかったり。

GPSユニットを省いたキヤノンに殺意を覚えるな、、、この不確実性はサイテーのレベル。位置情報入らない方がまだマシで「違う位置が埋め込まれてる」ってのはフザケンナって感じ。

あー腹立つ。GPSユニット内蔵しろよ!今どき豆粒みたいな機材にもGPS入ってんだぞ、40万近くするバカでかい機材からGPS省くなんてセンスのカケラもない。6D Mark IIは位置情報完璧だったのになんであれを継承しないんだ。仕様決めたやつをつかまえて一晩説教したい。

カメラは進歩したが位置情報関係は10年前に戻った。時刻合わせておいてスマホのGPSトラッキングアプリの履歴から一致する時刻の位置情報抜いて写真のExifに埋め込む時代に逆戻りか。あの頃のアプリはもう捨てちまったな、、、


そろそろグラベルグループが再スタートするようだ。指示があってからのスタートなので勝手に先に出ないように(前回はロードグループのスタートに釣られて先に出てしまってスタッフに追いかけられた(^^;)

こういうエイド滞在の時間を強制的に大きくとってる進行はとてもいい。自由に出る状態だと速い人はどんどん先へ行ってしまって後方は自転車少なくて寂しくなりがち。エイドで強制的にゆっくりさせることで遅めに到着しても同じ雰囲気を楽しめる。こういうエイドでのんびりできるノリは好き。


エイド出てちょっと登ると2本目の林道入り口。前回はここでちょっと待機して数台ずつ時間差つけて投入してたけど、今回は台数少ないからかそのまま突入。


E-MTBとたいして変わらないペースで登ってく強者な人ら。このぐらいの傾斜だと脚力ある人は速いんだよなぁ。さすがに傾斜がキツくなると速度が落ちるので10km/h以下は2倍アシストになるE-MTBの勝ち。COHO XC引っ張ってても余裕で追い抜いていける。

追い越すと速度上がるのでリニアにアシスト比率下がって頑張って人力で登ってる感になる。その辺のバランスが絶妙で足回してたら勝手に登るって感じではなく、ちゃんと人力で汗かいて登ってる体感で登坂できるとこが楽しい。乗ってる体感はちゃんと自転車なのである。

でも説明してもニュアンス伝わらんのよなぁ。運動したいからEバイクはちょっと、って思ってる人まだまだ多い。そーじゃないんだよ。Eバイクで運動やスポーツ走行できる。人力自転車の世界を丸ごと飲み込んだ上にアシストの付加価値が追加される。人力じゃできない走行も可能になる。乗ってみれば楽しさがわかる。


広いスペースで後続待ちで待機。


ちょっと王滝風な登り地獄の絵。人力自転車では地獄の登りだけどTRS2AMだと楽しくて仕方がない。後から出てしっかり踏みながらアシストとのハイブリッドで15km/hぐらいで登っていく。


しかしまぁ今回は雨で選抜されたからか登れる人ばかり。人力でこのペースで登るの俺には無理だな。E-MTB必須。


軽く下り。ヒャッハーな感じですっ飛ばす。こういう路面なら空荷に近いCOHO XCを引っ張る影響はほとんどない。振り回しても自転車と共に傾く1輪トレーラーの安定性は抜群。


広いとこで待機して後続待ち。本格的な下りはもうちょっと先。


あまりタイムラグなくゾロゾロと登ってくるとこがすごい。レインウェア着てるから人力登坂は中が蒸れて大変だろな。E-MTBでも十分に蒸れてびしょびしょだけど。


アシストギュンギュンで先行する。ひたすら雨降ってるけど1、2mmの雨だと晴れとは違う楽しさがあるな。しっとりした緑を見つつドロドロ林道を走るのは意外と楽しい。レインウェアは上だけで十分。下はしっとり濡れる前提でいれば問題ない。その方が適温で走りやすい。

下りはタイヤが泥水を巻き上げるので最小限のフェンダーはあった方が良い。とくにフロントで巻き上げると顔にかかるので視界不良になって走りにくい。リアも巻き上げた水がお尻に直撃する状態だと中まで濡れて不快になる。フェンダーかレインウェアの下のどちらかが必須。

うちのTRS2AMはフロントはしっかりしたフェンダー、リアはサドル後ろにお尻直撃だけを避けるフェンダー付けてる。今回はフェンダーが良い仕事してくれた。


ここから下りのようだ。最後の後続待ち待機。


先行者からだいぶ間あけて下りに突入。綺麗な路面の直線なのですっ飛ばせる。


時々、雨で流れたミゾや段差がある。見落として突っ込むとコーナー外に放り出されるので注意。


ちゃんと整備されてるのでMTB基準では綺麗なダートで走りやすい。


舗装路が出てきたら終了。下るのはあっという間。


すぐ先のエイドで休憩。


暖かいお茶とみかんもちを頂く。うすら寒いので暖かいお茶がありがたい。


休憩後はやや下りの狭い田舎道を淡々と走る。


こういう雰囲気いいねぇ。


まともな道に出た。あとは会場の運動公園に帰るだけ。


会場の運動公園にゴール。


そしてゴール後にフードバトルが始まる。今回のランチは会場ゴール後に提供された。


品数多すぎてわけわからん。直七のソーダ、豚肉しゃぶサラダ、すくも豚フランク、鯛めし、鯛汁。鯛めしがやたらうまい。


まだある。トレイに載せ切れないので分けて運ぶ。どっさり入ったカツオのタタキ。デザートに直七のチーズスフレ。完全にカロリーオーバー。いやー素晴らしい。グルメライドはこーでなくちゃ。


幻の柑橘の直七も1個もってけ、ってことだったので頂く。


雨降り続いてるし会場はまったりと終了の雰囲気。皆んな片付けモードになってる。が!こっちは第2部のMTBコース試走をやる気満々。雨でもまだまだ走るぞ。MTBコースはどこ?スタッフからコース入り口の位置関係を聞き出す。

MTBコースの試走はE-MTBを貸し出す想定のようだったが自前のE-MTBがあるのでそのまま行く。COHO XC付いたままだがクロモリトレイルでも走れるので問題なかろう。

コースは4箇所で、入り口は運動公園内に3箇所の分散。うち1箇所はコース内で分岐して2本になってるとのこと。この運動公園が妙に広大で中の位置関係も頭に入ってないのでやや彷徨いながらコース入り口を探す。


見つけた。入り口ポイントにはコースの見取り図が設置されてる。ここは東コースと中で分岐する南コースの2本。東コースが難易度低いということだったのでここから。でも距離は一番長い。


林道チックな幅のあるルートで走りやすい。今日は雨が続いてるから部分的にぬかるんでて若干テクがいる場所もあり。傾斜は緩いので初心者でも楽しめる感じ。


所々に現在位置を確認できる標識がある。


池の横を通るので落っこちないように注意。転落防止にネットしてるけどヨタつくとハンドルがネットに引っかかりそうな気も。


コース幅は終始広くてコーナーにはしっかりとしたバンクが作られてる。よくあるファミリー向けのお遊びコースではなくてちゃんとMTBコースになってる。これはMTB初心者には楽しいかも。


そしてこの東コースの終了地点にはパンプトラックがある。めっちゃ本気だ。


続いて南コースへ。やや幅のあるトレイルっぽいコース。短いけど一気に下りつつタイトターンもあって良い感じ。下り切ると運動公園の入り口付近に出るので正面の道路から上へ登って戻る。下ると登って戻ることになるのでE-MTB推奨。


次は西コース。だいぶ違うとこ(というか運動公園内の対角位置なので反対側)に入り口がある。


え!これが入り口?超激坂でE-MTBでも登坂ギリギリぐらいのとこを登らされる。これ人力だと押しだろ。


登り切ると若干のアップダウンがありつつ下っていく幅広トレイルっぽいコース。中ぐらいの長さでタイトターンや路面起伏とかいくつか要素があるので面白い。


そして4つめの北コース。場所わからなくてスタッフに再度聞いた。平面図ではピンとこないがだいぶ高いとこに入り口がある。アクセスする舗装路にクサリかかってて悩んだ。横の土手上からパスすればいいのだが初見では場所が合ってるのか悩む。


ここもトレイルっぽい雰囲気のコース。


短めなコースの後半にかなりの傾斜で大きく下ってるとこがある。COHO XC付きだと減速しながら下るのはギリギリ。でも面白い。各コースを再度走る。運動公園自体は広いので全部走るとアクセス含めて結構な走行距離になる。何度も走るのは体力勝負なのでやっぱりE-MTB推奨。

いやーすごい。どっかの山の中ならわかるが、こんなマトモなコースが既存の運動公園内にあるの宿毛市だけだろ。パンプトラック含めてここで1日遊べるぞ。


何度も走りまくってドロドロに拍車がかかる。気が済んだので撤収!


クーポンフル活用でお土産入手。


温泉行く前に新しくできたキャンプ場をチェック。道の駅がリニューアルされてキャンプ場付きになってる。


ふむ、この芝生エリアがフリーサイトな感じか。ビミョーに斜めってるのが気になる。車横付けできんので駐車場からの荷物運びにキャリーカートがいるな。


今日は残念な天気だがタイミングよければここからだるま夕日が見れるようだ。11月中旬〜2月中旬の寒い時期に宿毛に来る必要があるので敷居高い。

ミッション終了。温泉入って帰還!


2023.11.22 追記



アンケートで宿毛の特産品セットが当たった!去年のスタンプラリーに続いて2回目の当選。単なるアンケートだから競争率高いので厳しいと思ってたけどラッキー!

それにしても安いエントリー代なのに、2千円クーポンとかアンケートの抽選で豪華特産品セットのバラまきとか、宿毛市ふとっぱらすぎる。そもそもグラベルルートを走れるイベントや運動公園内のMTBコースだけでも十分に魅力的なのに、加えてこの大盤振る舞い。こりゃーリピーターになっちまうよなー。見事に作戦にハマってる(笑)


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