乗り心地と走行性能

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足回りに関しては、V75W-ZXの時にさんざん試行錯誤してビルシュタインに落ち着いてました。なので、V73W-ZXでいじる必要はないはずだったんですが…。どうも、同一仕様(ビルシュ+純正アルミ+LT235/85R16)にもかかわらず、V73Wの方が乗り心地がゴツゴツ感じるんです。

深く追求しないまま半年ぐらい乗ったものの、やっぱり以前より乗り心地が悪く感じる…。
LT規格のタイヤのせいもあるとは思うものの、V75Wの時と体感的に違うというのが納得いきません。
乗り換え時にノーマルから一気に交換してしまったので、V73Wのノーマルの感触も思い出せないし…。

悩んだ挙げ句、ノーマルショックにいったん戻して確認してみることにしました(私のV73W-ZXは`02年の6月登録なので、もしかしたら、ノーマルショックやコイルがマイナーチェンジされて強化されてるんじゃないかという淡い期待を抱きつつ(^^;)。

※三菱のお客様相談室に問い合わせたところ「`03モデル以後のリアコイルは自由長が数ミリ増えている」そうです。しかし、ショックやフロントコイルの減衰力やバネレートに仕様変更は無く、どの年式も同一という回答でした(パーツ番号も同じ)。うーん、ホントかなー。

というわけでノーマルショックへの交換作業。
相変わらずフロント側は面倒な作業です。何度もやったから慣れたけど(笑)。


ノーマルショックの感触

ノーマルショックはカヤバ製です(刻印があります)。走行9000kmちょっとでヘタリは無し。タイヤはパジェロの普通のグレード純正の265/70R16-HTです。

ひさしぶりにノーマルショックで走りましたが、強化されてるタイプかも?という期待は見事に吹き飛びました。減衰力が弱く腰の無い感じはV75Wの時のノーマルショックと同じでした。

単純な突き上げ感はビルシュタインより少ないですが、ギャップをこえた後に必ず発生するフワついた上下動が辛いです。小さい継ぎ目とかでも、超えた瞬間は「タタン」という音で突き上げないんですが、その後にユラッときます。揺れ幅が妙に大きいという意味で、かなり車酔いしやすい動きじゃないかと思います(私には耐えられない…)。

あと、ビルシュタインに比べると、ステアリングの初期反応がかなりスローになります。しばらく乗れば慣れてはきますが、ショックの減衰力の弱さからくるロール速度の速さもあわさって、山道をハイペースで走るとけっこう怖いです。ハンドル切ると、まず沈んでロールし始め、その後、曲がり始めるという印象です。運転者のみ乗車で、燃料が半分、サードシートは取り外しの状態でこの感じですから、人間乗って荷物を積んだら山道はかなり辛いでしょう。

V75Wの時と違うかも?って感じたのは、リアの沈み込みが少ないこと。V75Wの時は、道路の大きめのうねりを超えるとヘッドライトがハイビーム領域を照らすほど車体が上下してたんですが、それがありません。密かにコイルの設定がビミョーに変わっているのか、はたまた重量配分が変わった影響かわかりませんが、なんか違うなーという感じがしました。


というわけで、またまたビルシュタインへ交換(^^;。
ついでに足回りを掃除したんでピカピカになりました(笑)


ビルシュタインショックの感触

走行距離が2万5千キロぐらいのビルシュタインショックです。タイヤはパジェロの普通のグレード純正の265/70R16-HTです。

ノーマルショックを確認した後なので、ビルシュタインの減衰力特性のよさをしみじみ感じます。特に大きめのうねりやギャップを超えた時の動きは、唐突さもフワフワ感もない非常に自然な感じでスッと揺れが止まります。ステアリングの初期レスポンスも、過敏になることもなく、自然にスーッと曲がり始めれます。

固いスポーツ走行系ショックの感じではなく、じわっと動きはじめ、徐々に腰がある感じの動きは、やはり一般走行を中心に考えたセッティングですね。

V75Wと違う様に感じるゴツゴツ感ですが、やっぱりゴツゴツします。よーく観察すると、ゴツゴツ感じるのは舗装の継ぎ目とか段差に入る瞬間の部分で「速い速度で小さい突起を超える瞬間」です。うねった感じになってる所では違和感ないです。

タイヤを235/80R16-HT(ZXグレード純正)に交換してみると、グッとゴツゴツ感が減りました。どうもタイヤが吸収してくれる様な小さい周期の衝撃がビルシュタインの苦手領域の様です(どのショックでもこのへんの領域は苦手でしょうけど)。

でも、まだV75Wの時と感触が違う…(V75Wの時も235/80R16-HTだったし)。重量配分の違いかなぁ、ということで、ガソリン満タンにしてサードシート装着、助手席に重い荷物を大量に積んでみました。すると、ゴツゴツが減ってとってもいい感じに!V75W+ビルシュと同じ感触の乗り心地が復活しました。

どうもV73Wはフロントが軽い為か(エンジン軽いし、マニュアルだからオートマよりもトランスミッションも軽いはずだし)、ビルシュショックの想定より荷重不足じゃないかと思います。そして、荷重が足りなくなると小さい周期&揺れ幅の衝撃を車体に伝えやすくなるのではないか?というのが私の推測です。

快適に感じられる乗り心地なんて、人それぞれ基準が違うんですけど、私の場合、V73Wマニュアル+ビルシュショック+空荷だと、265/70R16-HTタイヤだと不快領域に入ってしまう様です。235/80R16-HTでギリギリという感じです。V75Wの時はフロント荷重が少し多かったからか、空荷でも不快に感じるほどのゴツゴツはありませんでした。微妙なとこが私のラインの様です。

※私の場合、少々固めの動きでも角の丸い感じなら不快には感じません。段差をこえた時に『グッ、グッ』という踏ん張った感じの揺れで『ドン、ドン』というこもった様な音ならOKです。これが『ガン、ガン』という感じのハネ気味の揺れで『ダン、ダン』という乾いた音になると、どーにも落ち着きません。

対策、というほどでもないですが…、とりあえずタイヤを235/80R16-HTで我慢し、ボンネット内にサブバッテリーを追加することで、少しですがフロント荷重を増加させてやる(というか必然的に増加するんですけどね(^^;)。そして、空荷走行ばかりするときは燃料を半タンクぐらいで給油する(^^;;;、という感じで様子を見ることにします。

ついでにタイヤによる走行感覚の違いなど…

V75Wの時にLT235/85R16-AT +ノーマルアルミにしてたんですが、これをV73Wに装着するとトルクが薄くマニュアルということも手伝って、どーもギア比がしっくりきません。おまけにゴツゴツ感も増えたし…。

最終的にはノーマル外径のATタイヤを購入するとしても、とりあえず資金が無いのでどーしたもんかと思ってたら、パジェロの普通のグレードに純正となってる265/70R16-HT+ノーマルアルミを安く譲ってもらえることになりました。交換してみると走行性能がビックリするぐらい向上しました。扁平率の違いからくるコーナー時のしっかり感と265幅のグリップ力は235/80と大きな違いでした。しかし、ゴツゴツ感がかなり大きいこと(これは純正採用されているタイヤ銘柄の影響の様ですが)、全体的に重ったるい感じになること、グリップ力が高すぎてタイヤのグリップで曲がってますという動きになってしまうことなど、どーもしっくりきません。限界性能は明らかに高いですが、体感的に気持ちよく無いんです。結局、ゴツゴツ感の問題もあり、235/80R16-HTに戻すことにしました(うーむ、スペアホイールが増えてしまった(^^;)。

あらためてV73Wマニュル+ビルシュタイン+235/80R16-HT(鉄ホイール)で走り回ってみて、私が気持ちよく運転できるバランスは、これが基準だなぁ。としみじみ納得しました(ギア比、パワーの食われ具合も含めて)。さすがにHTタイヤだとオフ走行では辛いので、次のタイヤ選択時によーく考えて後悔しないATタイヤを選択したいなぁ、という感じです。

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