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車の通れない県道抜けて徳島方面へ

2019年 04月 21日

思いつきで久しぶりに県境のダートへ行くことにする。
県道らしいがジムニーすら通過不能な未舗装の極悪路。
今回はCOHO XC付きでチャレンジ。
さすがに積むのはコーヒーセットと食料と水、ミニ椅子ぐらいの軽めにしとく。

まずは自転車道で南下。
だいぶ緑が増えてきた。今日は暑いぐらい。

10kmぐらい走るとこんな景色。
緑が出てきたから絵になる。
秘境に見えるが地方は少し場所ズレるとこんな感じ。
車は入れない場所なので自転車じゃないと見れない景色だけど。

今日のカメラは6DMk2+EF24-70mmF2.8L II
と、念のため走行中の撮影用にEOS M100+EF-M22mmF2 STM

ぽつんと一軒家に出てたトンネル。
昔は線路だったところ。
この区間は車通ってるの見たことないな。
前後に表通りにつながる脇道あるので通過する意味がない。
なのでポタリング天国。
飛ばせる道路環境でもないのでロードバイクもほぼいない。
乗り心地のいいフルサスMTBでのんびりってのが最適。

裏道で崩壊寸前の家があった。
これも結構なぽつんと一軒家。
住んでる人が居なくなるとこうなるわな。

登り坂を減らしてアプローチするために秘密の裏道。
こういう道は夏場は日陰多くて快適だったりする。
車も通らないのでポタリングには最適。
メインの道は日陰が少なすぎる。

今日はダートに入ることを想定して空気圧2.0k。
COHO XCは1.5k。
このぐらいだと舗装路の荒れもウルトラスムーズ。
ポタペースだと走行負荷のデメリットより快適性のメリットが勝つ。

ダートの入り口に到着。
注意看板は変わってないようだ。
主要地方道だけど自動車通行不能。

入れそうに見えるがジムニーでも通過不可能。
バイクもやめた方がいい。
オフロードバイクでもSSERに出るぐらいの腕がいる。
なにより左側は崖なのでシビアなリスク管理ができないと危険。
崖側が崩れて狭くなってる箇所もある。
重たい乗り物は推奨しない。

傾斜は緩めだが路面は激しい。
綺麗そうな場所でもまきびしの様に尖った石がゴロゴロ。
とっても走りにくい。

雨で流されたとこはこんな状態。
左の草から向こうは崖。
右に寄って登りたいが葉っぱが邪魔で無理。
溝の中に入るとペダル接触するので登れない。
シビアにライン見極めて登るが、、、
表面はグズグズで滑りやすい。
滑って走行ラインズレて石踏んで終わり。
押して乗れる位置に動かして再発進の繰り返し。
でも大体は登れる。

ヤバそうな木もある。
折れ方が激しい。
通過時に崩れるとシャレならん。
状況見つつササッと通り抜ける。

快適そうに見えるが、それなりの斜度と落ち葉に隠れた石。
通過ラインを随時判断しないと走り続けられない。
COHO XC引いてる負荷は思ってたより影響ない。
ゴロゴロ落ちてる石の走行負荷の方がずっと大きい。
登りでの一時的な失速でフラフラしてさらに大きな石踏んで止まるってのが多い。

もはやメチャメチャ。
COHO XCの最低地上高が高い意味がわかる。
まったく引っかかることもなくトレ側は軽いから乗り越えも軽い。
引っかかるのは体重かかってるMTBの後輪。
石や突起の乗り越え時に盛大に失速する。

左側は崖。
グラッときたらタダでは済まない。
MTBで登り方向は押して通過を推奨。
石で失速しがち。

このぐらいのサイズもゴロゴロ転がってる。
ペダル引っ掛けないように注意。
墓石サイズのが道の真ん中にゴロンって箇所もあった。
常に落石の危険があるので音には敏感に。
空から降って来るワケじゃないので崩れ落ちる音に気づけば回避の余地がある。

なんとか登り切ってピークに出た。
標高600mちょっと。
途中でMTBの2人組とすれ違った。
好き者はいるようだ。

109峠。
自衛隊の109部隊が開墾したらしい。

徳島方向へ下るが、、、
こっちもかなり激しい。
大きめの落石多数。
引っ掛けると吹っ飛ぶ。
草に隠れて見えにくいのが難点。

落ち葉の中にも尖った石多数。
このぐらいのサイズなら下り方向は問題ない。
失速せずにガガガガッと上面を通過可能。
快適に走るにはフルサス推奨。

腹減ったのでトレーラー引いてるのを考慮せず爆走する。
COHO XCの性能は素晴らしかった。
何の不安感もなくエグイ道をダウンヒルできる。
※ショックはFOXに交換。

山側には斜めの巨大な地層あり。
ゆっくり見たいが腹へった。

爆走ダウンヒルでもビクともしない。
MTB側に変な挙動も出ない。
引いてるの忘れるレベル。

舗装路でた。
徳島側から来るとここより先はヤバい世界。
車はここでUターンするように。

舗装路下りをぶっ飛ばしてると、、、
こんなの出てくるので気を抜いてると吹っ飛ぶ。
この手の道は信用したらいかん。

お約束の圏外。
何かあると行方不明になるので要注意。
リスク管理は自己責任で。

高速ダウンヒル。
標高貯金をガンガン取り崩す。

綺麗な道に出た。
ビュンビュン下るが吉野川まではだいぶ距離あるな。
標高貯金を全部放出して一気に下界へ。
だんだん暑くなってくる。

だいぶ吉野川に近い場所。
なんだこれは。
木にツタが絡んでお化けっぽく見える。
風が妙に強いな。自転車フラフラする。
徳島側は風強いこと多い。
予報では微風なのに、、、

ランチタイムに滑り込みセーフのはずが、まさかの改装中で休業。
大工が作業してた、、、
エネルギー切れで死ぬかと思った。
近くにランチ場所見つけて生き返った。

元気あれば帰りもダート越えようかと思ってたけど無理!
おとなしくR193でのんびり帰る。

R193は傾斜緩くてピークも300mちょっと。
傾斜条件は楽なのだが交通量が多い。
登り始めると歩道もなく路肩極小。
ダンプを含めて大型車がスレスレを通ることになる。
おまけに路肩はフルサス推奨なぐらい荒れてるとこ多数。
自転車的にはオススメではない。

足湯で疲れを癒す。
貸切で居座ってしまいそう。

塩江からは下り基調の裏道。
無理せずスイスイとポタペース。
トンネルはタイムワープっぽい気分。

COHO XC付きの状態だと若干でも下ってると重量での押され効果が大きい。
下り基調はスルスルと快適でポタペース以上で楽に走れる。
その分、若干でも登ってると大幅減速なのだが、、、
ま、速度気にしなければ走行感は悪くない。
のんびり行こうぜ。

帰り際に見つけた藤の花。
そろそろピークかな。

河川敷グラウンドで休憩してたらネコ寄ってきた、、、
この辺で野良猫は珍しいな。

COHO XCのダート性能はかなりナイス。
速い速度で不整地下ってもソコソコいける。
タイヤを2.3インチ幅ぐらいにしたいんだがモノがない。
純正オプションの3.0インチはやりすぎだし、、、
タイヤの選択肢がないのが悩みどころ。
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