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軽くキャンプサイクリング

2023年 09月 09-10日

日曜日の天気がビミョーだが雨雲避けて動けばどーにかなるだろ、ってことで土日で軽くキャンプサイクリングに出かける。先週もキャンプしたがあれは高規格キャンプ場でのオートキャンプ。自転車自走のキャンプサイクリングはまた別物。

前回は6月だったから3ヶ月ぶりぐらいか。今回で3回目だけどまだまだ慣れない。デイキャンとは荷物量が違いすぎてどーにもしっくりこない。いつも使ってるクーラーボックスを諦めて空間作ってるのに荷物入れるとパンパン。飲み物や食べ物まったく積んでないのにどーなってんだ、って感じ。重くて操縦性に影響出るしまだまだ試行錯誤段階。もっと軽量化したい。

秘密マイナールートを使って南下。当然ながら交通量はゼロ。登ってはいるがまだまだ前座。本気の峠はまだ先。

電柱っぽいが、、、線が一方方向にしか繋がってないから廃止された電柱なのだろうか?

マイナーな田舎ルートをちんたら走る。何もないので途中補給はできないけど交通量はほぼゼロ。こういう道がEバイクポタには最適(アップダウンは多い)。

ここは移動スーパーが来るようだ。周辺に買い物するとこなんか無いから高齢者多いとこういうのいるわな。

初めて通る峠越えルートに入った。見えてる山の向こう側に行く。

センターラインのある道は長くは続かない。登っていくとよくある狭い山道になる。車では厄介な道だけどEバイクには最適なんだよなぁ。日陰多くて涼しいし。ただ、今の時期はまだ虫が多いので停車すると小さい虫が絡んでくる。虫を振り切るには13km/h以上の速度を保つ必要あり。

県境。標高637mあるようで涼しい。

借耕牛の行き来に使われた峠のようだ。

今では何もないマイナーな峠。車もまったく通らない。

気がつけばバッテリー残が1メモリ。ここからは下りとはいえ下界に降りてからチマチマとアップダウンあったような、、、足りるのか?

徳島側へ下る。旧道に入り込んでしまったのかエグい道。

途中から綺麗な道に出た。これが今のメインルートのようだ。

なんかあるので寄る。こうやってバッテリーが無駄に削られていく。

子供用の公園っぽいな。

長い滑り台もあるようだ。

バンガロー。

テント用のデッキが2つあった。芝生のとこに張らしてくれた方が快適な気もするが、、、

下界まで下る。高速の高架が見えてきた。

当然ながら下界移動は裏道スペシャル。まずは高速側道。

そしてよくわからん細い道。

吉野川まで出た。釣りしてる人がいる。

あの辺でもキャンプできそうに見えるけど実際に近づくと草ぼうぼうで石ゴロゴロなんだろな。

目的地のキャンプ場到着。まだ昼なのにすでに混み合ってた。広いエリアは先客でことごとく全滅。なんとか狭い場所に空きが残っててセーフ。場所確保は早い者勝ちなので行ってみないと泊まれるかどうかわからない。結構なギャンブル。

バッテリーは到着直前に空になった。走行60km、獲得標高1000mちょっと(Stravaの実測。googleマップでは880mの表示でだいぶ違いがある)。キャンプ道具フル装備ではギリギリ足りんようだ。とはいえ平地に降りてから空になってるから残りは人力走行でも動ける範囲。このぐらいがキャンプサイクリングでバッテリー1本で動ける限界ライン(帰り用にもう1本積んでる)。ただし夏場の条件。寒い冬場は10%以上減りが早くなる。グリップヒーター使うとさらに減る。

サクッと寝床のホーボーズネスト2を設営。だいぶ3分に近づいたか?先週も張ったから慣れが出てきた。ポールの先端が最後のとこに入ったのを確認するクセがつきはじめてる。ポールの扱いをミスらなければ設営は早い。夜に雨がパラつく可能性があるのでミニタープも設営。

来る途中で買ってきたコンビニサンドイッチとスープで遅いランチ。

買い出し行ってまだ明るいうちからグビグビ。フジロックを思い出しつつハイネケン。暑いとこで一気に飲むのに向いてる感じ。

風呂入って落ち着いてからご飯を炊く。一応成功かな。もうチョイ水分を飛ばしたかったけど欲張ると失敗するのでこのぐらいでヨシ。めっちゃうまい。

肉を焼く。ごはんがすすみすぎてヤバイ。ついでにビールもすすむ。食って飲んで寝る。

翌日。青空見えてるのでピンとこないがレーダー見ると雨雲が迫ってきてる。雨の中で撤収とかシャレにならんので早めに片付ける。もたもたとパッキングすると来た時よりパンパンになったぞ。なぜだ?

雨雲からの離脱に失敗。逃げ切るよりも早い速度で濃い雨雲がやってきた。豪雨に捕まったので道の駅に退避。レーダーと睨めっこして雨が薄くなるタイミングを狙ってウインドブレーカーで強行突破。

だいぶ濡れたけど脱出成功。上半身はウインドブレーカーが雨を防いだけど中は蒸れてぐっしょり。暑いだけであまり意味はなかった。ウインドブレーカー脱いで走行風で乾かす。

雨雲のいない峠へ向かって登る。このルートも借耕牛の話を聞いたことあるな。

レーダーには雨雲無いが見た目の雲はビミョーな感じ。さっさと通り抜けたい。

峠のピーク。行きの時の峠より標高低いのでバッテリーは余裕だった。ここからは豪快な下り。

下ってダムに出た。やっぱ空の感じが雨降りそうに見える。でも雨雲レーダーには何もなし。

まだ雨は降らないと信じて道の駅でちらし寿司買って軽いランチ。

あとは走り慣れたいつものルート。

雨は大丈夫そうなので空港に寄り道するルートにしたがタイミング悪く飛行機まったくいなかった。

そのままスルーして通過。ほどよく飛ばしつつ帰ったが帰り着く直前に突然の雨。レーダ見たら雨雲がワープしてきてた、、、最後しっかり濡れた。予報アテにならーん。

帰りは65km、獲得900mぐらい(googleマップだと780m)。バッテリー残は1メモリ。距離よりも獲得標高の影響が大きいことがよくわかる。走ってる実感でもそんな感じ。

E8080は22km/hでアシストが完全に切れるのだが、速度を落とす方向は21.5km/h以下になるまでアシストが復帰しない。平地巡航時は21.5km/h以上を保てることが多いのでほぼ人力走行状態。信号停止がない道だとSTEPSのシステム分とiPhoneへの電源供給しか消費しない。これが走行距離とバッテリー消費が連動しない理由。

坂を登るとキッチリと消費するのでルートの距離よりも獲得標高で判断するとだいたい合う。自転車+人間+荷物の総重量が100kg程度だと100Whで200mは登れる(COHO XC+荷物満載だとその分キッチリと追加消費)。ただし同じ高さ上がっても5%の傾斜と18%傾斜では消費が違う。緩い坂の方が速度出てアシスト比率が下がった状態で走ることが多い。平地の話と同じで人間が脚力を追加しやすい状況ではバッテリー消費を抑えやすい。その分は人間側が疲れるはずだけど無理してる感はないので体感的にはあまり変わらない。

バッテリー容量は夏場がピークで冬は15%減。低温では電圧ドロップが早いので見かけの容量が1割以上減るので要注意。夏にギリギリルートは冬に走るとかなり足りない。

いっぱい走るとこの辺が体感でわかるようになる。そーなるとバッテリーギリギリを計算して動けるようになる。でもまぁ根本的に足らんなぁ。早く固体電池が実用化されて容量3倍とかの世界になって欲しい。
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