UFOラインへアタック2024年 09月 07日久しぶりに瓶ヶ森のUFOラインを狙う。前回行ったのがコロナ騒ぎが始まった2020年、気がつけば4年ぶり。このルートはとんでもなくEバイクと相性がいいのに勿体無いことをしてた。実際のところ狙える期間は短い。8月はアブ地獄。10月になるともう寒い。9月の天気いいとこを狙うが台風来るとアウト。なかなかタイミング合わすのが難しい。 今日は少し雲はあるが晴れ予報。アブが心配なので9月半ばを狙いたいとこだけど、そこが天気イマイチだとまた逃してしまうので今回は思い切って9月前半に強行してみた。下界は35℃オーバーの猛暑らしいけどここは快適。まだ600mぐらいだけど風はひんやりと涼しい。 横を流れる川の色はキッチリとエメラルドブルー。こんな色と透明度はなかなか見れない。 まずは寒風山を登る。土曜日だからか交通量は少ない。前回来た時はUFOライン目当ての車やバイクがじゃんじゃん走ってたが今回はポツリポツリ程度。台風の影響でしばらく通行止めだったのが影響してるのかも。 涼しいけど日差しは痛い。休憩は日陰を狙う。日陰はがっちりクーラー効いてる状態で超快適。今日は山荘しらさが復活してるのでランチはそこで食べる前提にしてるけど、万が一ダメだった場合を考えてデイキャンレベルで昼を食べれる装備も積んできた。水も600ml×4の2.4L装備。なのでCOHO XCはやや重量級だけどこの程度は普段からすれば軽い方なので負担感なし。負荷が大きいほどEバイクのメリット絶大。 瓶ヶ森線の入り口に到着。標高1000mちょっとぐらい。 ここがUFOラインまでの最後のトイレなので寄ってく。 東屋から見える景色が絵画のよう。 ここの売店が開いてるのなかなか見れんなぁ。日曜日限定のようだ。前回来たのは月曜日だったかな?そもそも2020年はコロナで閉まってた可能性もあるけど。 トンネルは西条側に下れる旧道ルート。このトンネルからものすごく冷たい風が噴き出てくる。もはや涼しいを通り越して肌寒い。クーラー効かせすぎ。 10/6はUFOラインでマラソンするようだ。全面通行止めになるので来てもUFOラインに入れないので要注意。 瓶ヶ森線にゴー! 遠くに通ってきたR194が見える。サクッと上がってきてるけどEバイクじゃないとこの段階で死んでる。そしてここからもアップダウンを繰り返しながらモリモリと登る。絶景ルートだけど人力自転車では景色どころでなくなる。楽しくサイクリングするならEバイクを強くお勧めする。 ちなみに車で来るのも難易度高い。全線通して道が狭い。普通車クラスは常に対向場所を意識する必要がある。入り込む車が多いとタイミングによっては交わせずハマる場合もある。当然ながら好きな所で止まって景色見るのは不可能。オートバイですら道沿い停車は気を遣うので自由はきかない。 気温23℃でちょー快適。下界の猛暑地獄とは別世界。アブが心配だったけどあちこちでトンボを見るので大丈夫そう。 まだ1100mぐらいなので低い位置だけど見える景色が違う。1000mオーバーは根本的に別世界。 落石防止の金網補強がされてるトンネル。 点々と細いトンネルがある。中で車の離合は不可能。自転車と車も幅が狭いからちょっと怖い。強力なライトと点滅テールは必須。今日は車少ないけど、なぜかトンネル通るタイミングで車が現れるんだよなぁ、、、 森林限界が見えた! そして目的のUFOライン。薄い雲が出て日差しはビミョーだけどよく見える。雲かかって真っ白な時も多いから運がいい方。 素晴らしい眺め。こうやって道沿いに止まってゆっくり眺めれるのは自転車のメリット。 そして今回は追加でミニ登山。 クマザサで道が見えん、、、がさがさとかき分けて足元を確認しつつ登る。それなりに難易度高い。横にズレると斜面から落ちる。 頑張って登った上からUFOラインを見下ろす。ちょっと太陽出た。道路上からでは見れない絵。 降りるのが一苦労。クマザサ具合はこの状態。足元見えんし滑る。 上から見たUFOラインを実走で楽しむ。周りに見える山々は全部下に見える。視界を遮るモノがない天空の道。下り区間はまさにヒャッハーって感じ。 標高高いので気温もちょっと肌寒いぐらい。運動しててちょうどいい。 そうこうしてるとバッテリー終わった。COHO XCにたらふく積んでるので負担大きめ。まースペアがあればどーということはない。サクッと交換。 休憩ポイントで一休み。TREKのロードで来てる人らがいた。軽いロードでもかなりの修行走行だろな。そういう自分も昔は人力MTBで来てたけど体力や時間的にギリギリすぎて止まって楽しむ時間が確保できないんだよなぁ。寄り道登山なんか時間なくて無理だし。 気がつけば昼を過ぎてる。ダッシュでランチ場所へ向かう。 到着。初めて見る耐震工事完了後の山荘しらさ。前回来た時は工事中だった。 以前は入ったとこがカフェだったけど改装後は1階下がカフェになってた。 イチ押しのスープカレーを頂く。ごはん多過ぎて腹パンパン、、、こんなオシャレランチがこんな場所で食べれる幸せ。ここが周りに何もない標高1500mクラスの山の尾根沿いということを忘れてしまう。 なんとイチゴのスムージーがある。これは食わねばなるまい。お腹いっぱいだけどこれは別腹。下界のカフェより優雅だな。昼時を過ぎてガラガラなのをいいことにドップリと滞在。こういうのも時間余裕のあるEバイクのメリット。 さて帰る。山荘しらさからひと山越えて分岐点。ダムへ向かって下っていく側の道へ。寒いのでウインドブレーカーを着てからゴー。 豪快なダウンヒル。ひたすらひたすら下り。道路は狭く路面はボコボコ。快適に下りたければフルサスMTB推奨。 朝見た川の上流にあたる部分。完璧なエメラルドブルー。あれに足つけたいよなぁ。 標高737mまで降りた。世界が変わって暑くなってきた。ウインドブレーカーを脱ぐ。 滝を発見。大瀧の滝(おおたびのたき)。台風で雨降ったからか水量豊富。ここは冬場に凍ったのが有名なようだ。しかし冬にここへ来るのって敷居高いよなぁ、、、道路凍るだろうしそもそも道狭いぞ。 ヤバいサビまみれの橋。 この橋の上から見える川が凄い。この水の色も凄いがゴロゴロと斜面から崩れたっぽい岩がなんとも豪快。この絵は他では見れん。 この辺になると軽いアップダウンの繰り返しになる。そこそこ踏んでしまうのでジワジワと足が消耗していく。 ダムに到着。 ダムカードって配布してるのかな?と聞こうと思ったが管理施設は閉鎖してるっぽい。インターフォン押してみたが電源入ってないようだった。 さらに走る。集落が見えてきた。 やっとR194に出た。 あとはR194を車置いたとこまで淡々と走るだけ。距離70km、獲得標高1610m。そこそこ頑張って走って、あちこちで止まって時間浪費して、そこそこ疲れて帰還って感じ。Eバイクでのサイクリングはこのぐらいがちょうどいい。 |
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