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紅葉と林道アドベンチャー

2024年 11月 23日

ここ数日で一気に寒くなった。例年なら紅葉が終わってしまってるぐらいの時期だけど今年はやっと今からがピーク。知り合いと合流して大窪寺付近の紅葉を散策する。コーヒー飲みつつ優雅に合流待ち。もう少し暖かかったらイス出して日向ぼっこなのだが、今日はまた一段と寒い。風が冷たいので自転車を外に追い出して車の中でくつろぐ。

車の中の湯沸かし用に電気ポットを入手したので試す。800cc(湯沸かし最大600cc)の小型で消費電力500W。電力小さめなので沸くまでの速度はソコソコだけどソロ用途ならまったく問題なし。出力600WのRIVER PROで楽々動く。シンプル&小型なので車の中で使うのにちょうどいい。このままだと走行時に転がるので専用の置き場を作りたい。

荷室くつろぎ用に買ってみた座椅子も試す。小型で畳むと座布団サイズになる優れもの。使ってみると背もたれの重要性がよくわかる。難点は背もたれ角度の調整が軽いこと。座った衝撃で背もたれが勝手に動いてラッチ位置が変わったりする。ヒンジをもっと固めにして欲しいところ。自分で対策してみるか、、、

合流したので出発。太陽光は暖かいけど空気と風はとても冷たい。ウェアはキッチリと冬装備にしとく。

コスモスがきれい。今年はなにもかも季節が後ろにズレてる。

いつものことながらgoogleマップの歩きルートは素晴らしいな。きめ細かく交通量ゼロの細道へ案内してくれる。地域によっては階段を案内されるから使い物にならんようだが、香川では階段に引き込まれたことはまだ無い。のんびりポタルート探索としては超優秀。

今年は暖かい状態を異様に長引いたのでどこの田んぼも緑。例年なら稲刈りして残った稲刈り後の株が並んでる茶色の景色なのだが、今年はその株から新しい稲が生えて緑になってる(ひこばえ、というようだ。成長させても実は入らず枯れる)。こんな状態は今までに見たことがないな。

徹底的に交通量がないルートをつなぐ。

初めて通るルートへ。イチョウがあるがまだ黄緑色がだいぶ残ってる。2週間はズレてるよなぁ。

遍路道のようだがエゲつない傾斜が延々と続く。このルートはEバイクじゃないと死ぬ、、、

いつもは大窪寺前の八十八庵で打ち込みうどん食べるのだけど、今日は遅れた紅葉のピークなので地獄の激混みが予想される。手前にある竹屋敷の方がちょっとマシかな?と思って今回は竹屋敷で打ち込みうどんセットランチ。行列はしてたけど進むのわりと早くて許容範囲内だった。ここの打ち込みうどんも結構うまい。炊き込みごはんもセットだし、これはアリだ。

食ってから大窪寺へ。あまり通らない正面側から攻める。

巨大弘法大師像。

ここのイチョウは葉っぱ落ちるのが早いんだけど今年はまだまだ残ってる。

それでも半分ぐらいは落ちたか?木の下は黄色いじゅうたん。

奥のイチョウは紅葉したばかりのような元気な黄色。

お参りしておく。怪しい色の雲がまざってるな。雨降らんでくれよ。

石段登ったとこはいつも色づきが綺麗だけど、まだちょっと薄めな感じ。

タイミング悪くタッチの差で日差しが無くなってしまった。でもまぁ紅葉具合はまずまず。

オレンジ系のも良い感じ。

落ち葉はまだ少なめ。これからピークに向かう感じか。

高いとこの色付きを下から見上げるのもなかなか。

1枚の葉っぱの中で緑と黄と赤のまだら状態。確か紅葉の色付きは寒暖差が大きくなると緑の成分が抜けることで黄色になっていく。その状態で太陽光が当たると赤の成分が増えて赤く変化する。葉っぱの1枚の中でも変化量が違うからタイミングによってまだら状態になるっぽい。自然の美は面白い。

定番の場所ではあるけど今年も良い紅葉が見れた。

草餅を食べる。大窪寺は標高高いので今日はかなり寒い。熱々の草餅がうまい!

紅葉の後は近くの林道へ。5年前に1回入り込んだことがあるダートがその後どうなってるのか再確認。以前は切り出した木を運ぶトラックが通ってて道の状態もモロに稼働中の綺麗なダート林道って感じだったけど、今は車が通った形跡は少ない感じ。

メインルートは薮で行き止まり。以前来た時にはもっと奥まで行けたと思うけど、もはや草ではなく木のレベルが生えてメンテしないと歩きでも入っていけない状態。ここまでは草刈りの手が入っているようだ。山としては林業が生きてるとこなので山のメンテに人が入ってるんだろな。

途中の分岐ルートを探検。こっちも行き止まり。

これは行けそうか?でももうバッテリー残が1メモリを切ってる。下って行き止まりだと戻るのががギリギリ。ここからの帰りが人力になっちまうな、、、

抜けれると信じて下る。ぐんぐんエグい傾斜になっていく。

もはや落ちるような傾斜。路面もグズグズのザクザクで表面の土ごと滑り落ちるような感じ。

ちょっとマシなとこへ出た。ここは草刈りされてるから人が入ってるようだ。ということは抜けれるはず。

舗装路に抜けれた。こっちから逆回りは無理だな。あのグズグズ坂は自転車では登れない。反対側からのみ落ちるように抜けれる。アドベンチャールートとしてはアリだな。

メイン舗装路へつなぐと帰り道のだいぶ巻き戻ったとこに出た。残りの獲得標高を考えるとECOモードでギリギリぐらいか、、、薄暗くなってきたのでライトONだからバッテリー余力なし。グリップヒーターは我慢してECOモードで頑張るか。普通の人はバッテリー1本で足りるっていうけど、実際のところ半日遊ぶだけでも504Whバッテリー1本では足らんよなぁ。

確かに人力自転車で走る(走れる)ルートに縛られていればバッテリーは足りる。でもEバイクなのに人力自転車向きのルートに縛られること自体がおかしい。坂が多くて自転車では無理、ってルートをEバイクはフツーに走れる。なので制約なく走行ルートを選ぶようになる。そーなると山岳部ではフツーに1本で半日。過激に走ってるわけでもない。むしろ楽に走ってるから消費が早い。

日没が迫ってるが慌ててもしょうがない。寒いので途中でカフェオレ休憩。

めっちゃ元気で人なつっこい犬がまとわりついてきた。この辺の近所の犬のようだが豪快に放し飼い状態。さすが田舎だ。

ここから車までもまだ少し距離がある。日が沈んで暗くなる中をSUPERNOVAのライトで切り裂いて淡々と走る。Googleマップが暗くてマニアックな細道ルートを指示するので強力なライトが役に立つ。とっぷりと暗くなった頃に車へ帰還。
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