6VのBoost装置を作り直し

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2020.05.23



手元にあった適当な昇圧回路で6Vユニット作ったが、 もうちょっとスペックのいいDC-DC使って作り直し。

5個セットの買ったら板チョコ状態でつながってた。こうやって作ってるんだな。少々荒っぽい製造品質だがちょっと手を入れれば問題ない。意味わからんぐらい安いのでDIYには最適。

ちょっとサイズ大きい基盤だけど最大3A出力。3A使うわけじゃなく発熱を抑えるために容量大きいのが欲しかった。0.8Aぐらいで使うなら発熱は小さいはず。


前回作ったやつで気になってた部分、、、

「流用したUSBケーブルの線が細過ぎ」

短いけどあの細さじゃ電流量多いと電圧降下するはず。今回は太い線を使ってUSB端子から作る。


カバーが長かったのでカットしてホットボンドで断線保護。USBの差し込み部分ってなんであんなに長いんだろ。このぐらいの長さが適切だと思うのだが。


そして、5Vと6Vブーストを切り替えれるスイッチを付けた。まずは5V点灯。


うーむ、5Vでも4.8W点灯ぐらいになってしまった。太い線にして電圧降下が減った影響のようだ。

ライト側の回路どーなってるのかわからんが、電圧が改善すると電流量も大きく増える傾向。結果的に点灯ワット数がグンと改善する。6Vブーストとの差が縮んでしまったなぁ。


6Vブースト。わかるぐらいは明るさに差がある。6Vにする意味はあるな。DC-DCの発熱は少しだけ。発熱少ないってことは効率も悪くないはず。


6Vブースト時のUSB側は6.8W。どのぐらいの効率で出力側に出てるのか不明だが、80%ぐらいだとすれば5.4W点灯ぐらいか。これがほぼ完全なフルパワー点灯だろな。


PSA1に装着。配線長さとか細かいとこにしくじりあり。まーいいか。


フルブースト用の秘密スイッチ。よい感じ(^^)

暗くなってから試した。5V点灯が底上げされたので明るくなった。差は縮んだが、それでも6Vブーストは明るい。TRS2よりこっちの方が微妙に明るい感じ。ライト配線での電圧降下の差っぽいな。0.3V違うからなぁ、、、

気に入らんのでTRS2のライト配線を太いのに入れ替えるか、、、
※明るさの違いは気のせいだった。中に降圧DC-DCが入ってるようで5.5V以上の電圧なら光量変化なし。

配線細くて電圧降下してるのは事実なので対策したけど。


20220930 追記、、、

6Vに昇圧して使うネタを見てくれてる人が多いので情報追記。もうこんな苦労をする必要はない。このライトの入力電圧仕様は6〜12V。その範囲で入力すればフル光量になる。従来は5V出力のモバイルバッテリーが前提だったのでフル光量の為には最低でも6Vに昇圧する必要があった。

でも今はPD(パワーデリバリ)のモバイルバッテリーがいっぱい売ってる。PDは9Vや12Vが取り出せる。アマゾンで適当なトリガーケーブルを入手して出力側をちょん切って配線加工すればいいだけ。

結局はモバイルバッテリーの中で昇圧をしてるんだけど、そもそもリチウムイオンセルの電圧を5Vにする時点でもDC-DCが入ってる。1段階のDC-DCでセルから直接9Vや12Vに変換する方が断然効率がいい。今からやるならPD対応のモバイルバッテリーを使うのが利口。

うちのPSA1はUSB端子付きの新型ディスプレイに交換してからはそこからの5Vで使ってた(残念ながらPD対応ではない)。モバイルバッテリーいらずで5Vで妥協したから配線もスッキリ。その後、PS1に乗り換えたのをキッカケに元バッテリーから直接12Vを作り出してフル光量運用してる

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